山本耀司の名言集
2014/04/14
山本 耀司(やまもと ようじ、1943年10月3日)
東京都生まれのファッションデザイナー。また、ヨウジヤマモト (Yohji Yamamoto) は彼が展開するプレタポルテ(高級既製服)ブランド。
制作のスタイルは「アンチモードによってモードを制する」。
パリ・コレクション パリコレなどモードの最前線で、モードを否定する服を発表する。
基本的には20年来にわたり大きく変化することはなく、世間の流行とは離れたデザインをすることが多い。
例えば、オーバーサイズなシルエットで独特なラインを作ったり、ねじれを取り入れたり、体型との差異や運動によって自然に変化するドレープ(ルーズなヒダやヨレ)をギャバジンのような光沢のある生地で躍動的に見せるのが定番となっている。
単色(特に黒)やモノトーンがよく使われるが、ときおり強烈な色使いを使用したものも存在する。
- どの時代でも醒めた人たちは、苦しんだと思うね、現代人として。生きにくかったはずだよ。その生きにくさの形が今の人たちはちょっと違うんだろうね。
- 俺、ダウン嫌いだから、冬は冬らしくウールを着こなして欲しいというタイプ。
- 男性なら女性と、女性なら男性と、真剣に付き合っているか、逃げないで立ち向かって生きているか、その生きる姿勢を持っている人が、今あるものを壊して、また新しいものを作れる。
- どんな分野であろうと、生きることに疑問を持つ人間でなければ、ものは作れない。
- 男で服に気をつかいすぎているやつは、まずかっこ悪いし、間が抜けてるほうがかっこいいしね。だから、どうやって間を抜くか手を抜くか。ものすごくパラドックスでものを作っている。
- 服とは、キレイに飾っておけば良いというのではなく、生活して、愛して、悲しんでいる生身の人間に来てもらう必要がある
- やっぱりね、時代の空気というか、それだけは服の中に自然に入れておかないとね。そうじゃないと、土俵の外になっちゃう。やっぱり相撲取りは土俵の中で相撲を取らなければいかんのですよ。
- 一人でも喜んでくれる女の人がいる限り作り続ける。
- パタンナー色の強い人で独立する人は少ないですね。生地の仕入れとか企画サイドの小物のデザイナーとやっていた人とかは、独立する人多いですけどね。
- 実際の生地でないと布の動きが読めない。
- ワイズを立ち上げたとき、女性に男の服を着て欲しいというのが最初の欲求だった
- 俺男だから、こよなく、男の体愛しているわけじゃないから、楽しくないわけ。旅ができないわけ。女の体は旅したいけど(笑)。
- 至る所にコンビニや自販機がある今の日本ほど、安い便利を生きている国はない。その中で、若者は夢が見つけられずに苦しんでいる。強いあこがれさえあれば、人間飲まず食わずでもやれるのに。
- うわべがカワイイ女性だけだったら、俺は服が作れない。もしそんな状況で作ったとしても、俺の服からは女性のイメージがどんどん薄れていく。あるいは服から女のイメージがなくなっちゃう。見ていたいのは、女の人の内部が激しく生きている、そんな風景。
- プロポーションとか、サイズとかあんまり関係なく、眼力とか、オーラとかそういうのがある男に着てもらいたいなと思っているから。
- 一着の服装をするということは、社会に対する自分の意識を表現することですから
- 洋服のことならなんでも聞きなさい。私は洋服の怪物だ。
- 未来に興味がない。明日の自分も信用していない。(だから)過去を引きずって生きている。
- モノ作りは全力投球の世界。いかなる障害があっても、その状況下で150%表現するエネルギーがなければダメ。
- パリに喧嘩を売りに行った男が、いつの間にかパリのモードに馴染み、ついにはテーラードマスターなんて評された。違うでしょ。パリが俺の方に歩み寄ってきた。そんな気分の時期もありました。
- 服という物は100%完成させる物ではない。着る人が着てはじめて100%完成するものなのだ。
- 司令官(コマンドゥール)になったわけですから引退などせず、これからも頑張っていきたい。
- 人民服の美しさはいまでも憶えている。
- フラットなファッションに慣れた消費者を上げていくような仕事をしなきゃいけない。極端に聞こえるかもしれませんが、新たに俺の服に共鳴する人はまだいない、というところから出発するようなものだな。
- お洒落もフラットでしょ?みんな似ている。80年代みたいに、すごく際立ってカッコいい女の人は街にはほとんどいない。
- 刃と刃が触れ合う鋏には自分の癖があるから、他人のは絶対借りない
- 品格と教養は必要。でも、精神はガキのままでいた方がいい。
- 僕も服は一種の反抗的クリエーションなのです。
- 女の子の肌の露出具合なんて異常でしょう?女性は隠せば隠すほどセクシーなのに、全部見せるから全然セクシーじゃない。
- 黒には意味がないから。意味って嫌いなんですよ。
- 自分自身に対して、 「生涯、ひとりでも幸せにしたか?」と問うことがあるが、 周りの人をめちゃめちゃにしても、不特定多数の人のために尽くすこと、それが創作者の宿命であると言い聞かせて、日々、酒をあおっている
- 今はファストファッション、つまり安く、より安くと、いわゆる消費するファッションが溢れていて、デザイナーズファッションのマーケットがなくなりつつあります。
- ファッションはコンサバから入るでしょう。それからそのときどきの流行を経験してそれで「何か足りない、何か違う」と思った人に着てもらいたい服。僕の服は最後に着る服だと思っています。
- 綺麗な顔してるだろ 嘘みたいだろ 死んでるんだぜ. たいした傷も無いのに ただ ちょっと打ち所が悪かっただけで もう動かないんだぜ
- キャリアの後半に入ってきたらから、好きな事には躊躇なく手を出したいんだ。
- 技術力はまだ圧倒的に日本にある。繊維産業は繊細な日本人にもっとも向いているんですよ。
- 仕事中にぶっ倒れたいと思っているだけで、長生きとかって念頭にないですね。
- ”異端”であることをやっぱり貫きたかったし、パリに”反対意見”を言いに行ったわけだから、最後まで反抗しつづけようと。
- 19世紀、洋服は“生きるための”服だった。そのような服に強い嫉妬を感じる。
- 小さい頃からオシャレをしてるから、センスは良いんだけどクリエイティブじゃない、あるいはハングリーじゃないんだね
- 私が始めたときは何もなかった。すべてが不可能であると同時に、すべてが可能だったのだ
- 僕の人生は母のもの。母を守らねば。
- 俺は戦争未亡人のひとり息子として育った。女の人が厳しく働いているのをずっと見ながら育ったから、女がどれだけ強いか小さい頃から知っていました。俺の中で自然と芽生えたのは、女性に対するアンビバレンス。
- 100名のうち3名でもいいから、通じてほしいな、と。3名通じればね、伝わる可能性出てくるからね。
- 服を選ぶってのは人生を選ぶってことだ。
- 気がついたら”マエストロ”なんて言われてる。そうじゃないんだよなぁ。
- 「世の中、何かが変だ」と疑っている奴がマイナーながらもいると信じているんですよ。その子たちを勇気づける。僕の役割はそれだけでもいいと思うんです。
- 僕はデザイナーという職業でいながら、デザインって言葉が嫌いです。『画策する』とか『謀る』みたいな『悪だくみ』みたいな語感に近い。
- ここ10年くらいスタイル画を描いていないです。今はイマジネーションが物凄くて、絵に描けないです。
- もう少しスッピンの強さに戻ってくれたらいいのに。こういうこと疑ってみる若い子はいないのかなって、時々思うけどね。
- おしゃれの原理は、人の目を楽しませること。自分のためではない。他者を気遣うこと。だからおしゃればかりに夢中になる奴は大嫌いだし『僕はファッションなんて全然わからないんです』と、知らないことを誇りにしているようなヤツは怠惰でしかない。
- もっと熱くなれよ 熱い血燃やしてけよ! 人間熱くなった時が本当の自分に出会えるんだ!! だからこそ もっと熱くなれよおおおおおおおおおお!!!
- ブッ倒れるまで服を作りつづける。
- 反骨精神と同時に、憧れの念を抱いてパリと向き合ってきた。周囲からはモード・ジャポネとイメージされることも少なくなかった。でも、自分はパリのデザイナーだと自負しています。今でも変わらないですね。
- 若い頃からずっと、絶頂期に死にたいと思ってた。
- 厳しいものを掴みとれる色が、黒。
- もう少しなんとかなってもいいのになれない、どうしようもないオレ。 一般レベルの下の段階。そういう男に仲間意識があるので、はずれても 大丈夫だよと安心させてあげたい。コンプレックスを持つ人に、違うって いいことだと伝えてあげたい。平均以上の、ほっとい
- 一途な美意識っていうか。これだけはね、他の国民にはあまりないね。行間を読め、みたいな、そういう繊細な美意識は、これは日本人だけじゃないかな。
- オヤジからジジィに脱皮するのに、精神的にも肉体的にも、2、3年かかった、と。作るものも調子悪かった。今はジジィに脱皮したので、いいものが作れると思いますよ
- ファッション・デザイナーは、人気、売り上げ、影響力がすべて一番じゃなければならないんです。その宿命から逃れられない。
- 今僕がやりたいことは、若い奴に伝えていくことです。服作りの深い、デリケートな技術的な部分を若い世代に伝えていきたいなと。だから、小さな学校や塾をやろうかと考えています。
- ものを壊す必要がないんだったら、その仕事をする必要がない。
- 自分が懸命に働いて稼いだお金で服を買って着てもらう、それがシンプルに嬉しい ただの創作には終わらない 経済活動が関わってくる
- (ファッションとは)非常に簡単なことなんです。 死刑囚が絞首台に昇る前に櫛を取り出して、髪を梳かす。 そういうことです
- 正しいという字は「一つ」「止まる」と書きます。どうか一つ止まって判断できる人になって下さい。
- 消費者の選択基準はカワイイかどうか、好きか嫌いかだけになってしまう。ファッションは本来、いかに個性的であるか、自分自身であるかという、いわば精神活動に利用してもらうものなのに、みんなが同じものを持つことになってしまう。日本のファッションが抱えている
- ボクにとってファッションは「人と違っていたい」という欲求が出発点 いまの日本は、流行の焼き直し・有名人が持っているから買う、という考え方が蔓延している 本来のファッションとは違う
- 服作っているときは、動物本能的に、自分が反応しているんですね。だから、服作っているときがいちばんパワフルかな。ある意味で若い。全然気持ちも老けてないし、貪欲って言ったらいいか、いちばんゴージャスですね。
- 「オジサンも頑張ってんだぞ。お前ら、こんなことに負けるな」というメッセージを若いデザイナーには発したい。それが4.1 THE MENに繋がったのです。
- 若いデザイナーに対して、「地獄へようこそ」とボクは言う 地獄とは、人間の懐かしさのある場所
- 人間なんていうものは 自分はここにいるよと主張する 生きている意味をさがさずにはいられない 人のために生きる、尽くす、癒すこと。それが自分を癒すことになる
- ボディに布を置き始めたところから始まります。贅沢な仕事ぶりで、シーチングを使わず、本物か、それに近い風合いの生地を使う場合がありますから、おカネもかかります。
- のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。 あの青年は人の幸せを願い、 人の不幸を悲しむことのできる人だ。 それが人間にとって大事なことなんだからね。 彼なら、まちがいなく君を幸せにしてくれると、僕は信じているよ。
- アートとかクリエイションの定義は『壊す』こと…、俺が勝手にしてるものですけど。
- 僕らに出来る事は、メイド・イン・ジャパンを支えること。その誇るべき技術、その魂はなくしてはいけない。日本のファッションを取り戻さなければ。
- 今までのメンズテーラードの歴史をドラマチックにストーリー展開していき、メイドインジャパンの力を世界へ投げかける。ヨウジヤマモト渾身の2011春夏コレクションがいよいよ1/14(金)に立ち上がります。是非お見逃しのございませんようにご来店くださいませ。
- 24時間好きって言ってて! 仕事してても、友達と遊んでても、心全部で好きって言ってて! ちゃんと捕まえてて、 私だけを見てて、 でなきゃ・・・・よそに行っちゃうよ!