箭内道彦の名言集

2014/04/13


箭内道彦

箭内 道彦(やない みちひこ、1964年4月10日)

日本のコピーライター、CMプランナー、クリエイティブディレクター

福島県郡山市生まれ。
家業は菓子店。
福島県立安積高等学校、東京芸術大学美術学部デザイン科卒業後、1990年博報堂入社。
その後独立し、2003年に事務所、ショップ、ギャラリーを兼ねる風とロックを設立。

2007年5月22日、女優の南野陽子と真剣に交際していることが報じられた。

2008年4月より、トップランナーの5代目MCとしてレギュラー出演。

旅行ライターの前原利行は、はとこ。

タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.キャンペーン」
フジテレビジョン「きっかけは、フジテレビ」
全国理容連合会キャラクター「バーバーくん」
:キャラクターソングも同時に手掛ける。

  • プライドや個性を進んで捨てる。自分を守っているようで、結果的には封じ込めてしまっていたその鎧を外すことで、これまで見過ごしていた出会いや思いがけない自分を発見できるようになる。
  • 仕事つまんないときは、仕事楽しい、仕事大好き、って口で言ってみる。
  • 「おまかせ」は、なんでもいいってことじゃなくて、死ぬ気でつくってね、ってことなんだ。(プレゼンの帰り道に)
  • トラブルを一人で解決しようとするから大変なんです。苦しい時は、他人の力を上手に使えばいい。なのに最近の若い人はクールなのか、困っていると表明しようとしませんよね。状況が差し迫っているのに何も言えない人は、何も考えていないのと同じだと思われても仕方ないんですよ。
  • 代案を考えよう。批判は素晴らしい。だけど代案なき批判は淋しい。代案を考えるのは面倒臭い。だけどきっと面白い。批判と代案をセットで提示しよう。自分ができてるわけじゃないんだけど。
  • 「いつクビになってもいい」と思いながら会社で働けるか否か。そういうスタンスの人が一番面白い仕事をやるし、会社のためにもなる。「クビになってもいいや」というスタンスで会社にいるほうが思い切ったことができる。会社と社員の最も幸せな関係。
  • 失敗の99%は自滅である。だれも強要してないのに、自分で壁を作ってしまう。結果、勝手に失敗してしまう。
  • 自分の大切な場所を助けたい。それを、それぞれが手分けしてやる時が来たんじゃないか。僕らが福島に向けてやっている、このしゃかりきが、ひとつのモデルになればいい。
  • 被災者の方々、支援する人。その全てにジャストフィットすることは、存在しなくなってきてる。複雑。とにかく、誰かがした行動や、行動していないことを否定するのは、無しにしよう。
  • 支援する人を応援することも、立派な支援。どうしたらいいか分からない人は、支援してる人を応援すればいい。頑張ってるね!って言ってあげることが、実は支援になるんだ。
  • 回り道は近道。どんなに遠回りになっても、そこで立ち止まらない限り、道は絶対に目的地に続いているんです。だから回り道はどんどんしたほうがいいし、今、回り道している最中という人は、今はリバウンド力を高めているんだ、という風に自分の未来をイメージできたらいいのだと思います。
  • 人をほめるのはクリエイティブなこと。広告の仕事も同じ。だけど、本人やみんなが聞き飽きてないほめ方をする。何でもほめる訓練をするといい。
  • 一番危険なのは、一所懸命っていう概念なんですよ。「一つの所に命を懸ける。」素晴らしいことだと思うんですけど、一所懸命やったってことを言い訳にしちゃうんですよね。一所懸命やったっていう自分の経験を正当化する記憶装置てのが、一番客観性を奪う装置なんですよ。
  • ハイリスク・ノーリターン。みんな今、割に合わないことをやるべきなんだ。ノーリスク・ハイリターンみたいなことばっかり目指すから、逆にリターンが来ない。
  • 大きい仕事を小さい仕事のようにやり、小さい仕事を大きい仕事のようにやる。これ大事。大きくても構えない。小さくても手を抜かない。
  • 半歩先を読め?そんなことはしなくていい。先のことなんて10分の1歩先も分からない。半歩先を予見するなんて、僕には到底無理。ただ、今の時代にぴったり合うものを敏感に探し出して、それを早く世の中に出す気持ちは常にある。
  • ドラマやニュースじゃ見れないものを、CMにする。
  • 「第二章」は魔法の言葉。新しい「ことの始まる」覚悟とときめき。人生がドラマチックになってノベライズされる感覚。ために自分の周りのいろんなものにつけてみる。「箭内道彦 第二章」「風とロック 第二章」…。どうしてだろう無性にワクワクしてくる。だけど地面に両足を辛うじて着きながら。
  • 人は「気まぐれ」に弱い。レストランのメニューに「シェフの気まぐれサラダ」があるとつい注文してしまうように。メールの返信でも、妙に気になるのは、ある時はすぐ返信をくれ、ある時は音沙汰なし、という人。不安定なもの、不定期なものに人ははまりやすい。
  • 全部君のせいなんだ。君の会社が良くないのも、世の中がつまらないのも、戦争がなくならないのも、全部君のせいなんだ。全部僕のせいなんだ。みんな誰かのせいにしすぎなんだ。自分以外の。
  • ダメなものを克服するんじゃなくて、ダメなものと生きてくっていう覚悟をした時に放射が始まる。例えば、モテないからモテるようになるんじゃなくて、モテないことが何かになっていくみたいなね。ゆえに何か表現できるっていうのあるじゃん。で、それがわかった連中はどんどん楽に放射できていく。
  • 本当の本気で言う「がんばれ」には魂が乗るような気がする。人を突き放す「がんばれ」じゃなくて。そういう「がんばれ」を言えるようになりたい。
  • すべての人生は十代で終わってしまうんだと僕は思う。それぞれにあの頃の自分を肯定したり否定したり、その後の長い長いアンコールを生きてゆく。
  • 二十代に理解者はいらない。抑圧されて、挫折して、誰もわかってくれなくて。だけど諦められなくて。悶々と、マグマを貯め続けながら。自分自身に期待して。理解者は自分だけ。いや、もしかしたら自分さえも自分自身を理解できていない。そのエネルギーを満タンにする期として。
  • なりたい職業より、やりたいこと。やりたいことの根っこさえしっかりしていれば、職種は何でもいい。ディズニーランドで働くことも、ラーメン屋になることも、「人を喜ばせたい」という動機はいっしょのはず。
  • チャンスに照れるな。抜擢されたとき尻込みするのもよくないですね。チャンスに照れちゃダメです。「自分はまだ経験が浅いもので」なんていう必要はない。めぐってきたチャンスは、つかむのが礼儀です。それが後に続く人にとって目印にもなるんですから。
  • 苦い思いをしたら、ネタができたと考える。ピンチやパニックで周囲が見えなくなるのはもったいない。お茶をこぼしてできたシミが素晴らしい形をしているのに、焦って「すみません!」と拭いてしまうのは、奇跡を見逃していることになる。
  • みんな何かの天才なんだ。すべての人に「天才」は必ず二つ以上ある。笑顔の天才と料理の天才が組み合わさって、素敵なラーメン屋さんができるように。その掛け合わせで、その人にしかできない人生が展開していく。謝る天才でもほめる天才でもなんでもいい。二つあるから、誰とも違う、みんな違う天才。
  • 人生は仇討ち。「仇」って実はとても重要。若いうちはどれだけでっかい仇に出会えるかが逆に大事なんじゃないかと思う。君を否定する人、君を笑う人、君の手に入らないもの…。でも間違っちゃいけない。「仕返す」ことではなく、「見返す」ことが仇討ちなんだ。
  • “考える”というと、どうしてもカクカクのあの漢字と、ロダンの作品にみんなだまされてしまう。“考える”ってのはそうじゃないような気がする。頭の中に何かを飼う感じ。金魚みたいなものが頭の中をグルグル泳いでいるようなイメージ。
  • 「ちゃんとした人」の突然変異を待つ。変わった人や突飛な人に社会常識を教え込むのは無理。普通の人をクレイジーにしていったほうがいい。(スタッフ採用に関して)
  • 社会は働く者達に、プロフェッショナルであれと言う。プロになれと言う。だけどあえて言ってみる。プロが上?アマが下?プロになった瞬間、逃げてしまう何かが確実にある。見えなくなる何か。アマチュアじゃなきゃ見えない何か。ぬるま湯じゃなきゃ出せない何かが。
  • 自分をきちんと広告することは、相手に対する優しさでもある。意外な一面を見せるとか、もっと深い人間関係を築くのは、その後のことです。まず、「私はこういう人間です」という入り口を作ってあげることが大切なんです。
  • 「アー・ユー・ムードメーカー?」社員一人ひとりへの質問。人は全員ムードメーカーじゃなきゃならない義務を負っている。その場にいて誰かが作ったムードを批判したり、そこに乗っかってるだけじゃなくて。そうだ、ムードメーク検定をつくろう。流行れば日本が絶対明るくなる。
  • 仕事に私情を紛れ込ませる。仕事にプライベートなメッセージを込めることで、自分の仕事だという実感を持つことができる。そして、それは世の中に対してより届く仕事になる。
  • 苦手なことはやめよう。苦手なことから逃げて逃げまくって、ダメな自分を受け入れ共に生きていく覚悟を決めよう。そしてダメな自分で飯を食っていくための環境作りにだけ腐心しよう。
  • 僕の仕事も、「自分はこうだ」という個性やこだわりを捨てて「脱力」することから始まります。そして仕事相手の力やその場の空気を自分の力に変えて、実力以上の成果を出そうとするのです。
  • 自分を大きくしていくために必要なのは、身の丈に合わない入れ物なのだ。人間の適応力の神秘。環境に合わせて自動的に大きくなっていく。
  • コンプレックスって? 君が一緒に生きてく友達。「僕が僕である強さ」(サントリー「ほろよい」CMナレーション)
  • 大いに抜け駆けする。とにかく声を上げないと社会では気づいてもらえないということがいまひとつわかっていない。
  • 白い紙に 白い色鉛筆で 君のこと好きだって書いた。(サントリー「ほろよい」CMナレーション)
  • 弱虫だから見えてくるものがある。過信できないから行ける場所がある。小心者には小心者にしかできない戦い方があるんだ。
  • 人間国宝が焼いた1000万円の皿よりも、スーパーで売ってる100円の茶碗がね、すごくいい茶碗だったら、みんなが幸せになるんじゃないかな?と(芸大四年の時、広告の道に進もうと思ったきっかけについて)
  • 途中変更を恥じる事なかれ。謝るを恥じる事なかれ。戦いから逃げるを恥じる事なかれ。つまり面目にしがみつく事なかれ。
  • 方法論を見つけたら、すぐに他の人にも教える。いまいち曖昧だった考えでも、言語化することで一歩進んだ方法論に昇格する。人に話す過程の中で、自分自身の理解も深まるのです。
  • 毎日ドキドキして暮らすのが一番大事だと思う。初めてやることって、自分は無理なんじゃないか、とドキドキするもの。広告も作る側がドキドキすれば、見る人もドキドキするはず。
  • 奇跡であって奇跡でない。人が人とめぐり会うことはきっと奇跡じゃないと思う。一期一会。この出会いはすべて見たこともない新しいクリエイティブが生まれるチャンスなんだ。
  • 優先順位が低いものに時間をかける。ひとつひとつの仕事がひとつであり全部であるという状態になって、今まさに取り組んでいる仕事にこれまでやってきた仕事の全てが集約されるようになるんです。
  • 地獄に行った回数が、クリエイティブ男のマイレージ。
  • 「わかる」ということだけじゃなくて、「わからない」と堂々と言うのもきちんとしたものの考え方のひとつです。
  • うまく話そうとしない、目を見て話さない。スムーズに話せなくとも気にせず、とにかく自分を誠実に伝えようとするほうが後々の自分のためになるのです。そうすることで、その場所や相手が自分にとって心地よいかどうかもわかってくる。
  • 僕の座右の銘は「人類みな同い年」。“同い年感覚”が率直なやり取りや革新的な提案に繋がる。
  • 「むちゃ振り」と「ほめる」を基本にしています。「むちゃ振り」は、その相手の骨を拾う覚悟で。
  • 1年かけて1個のことだけやりなさいって言われたら、たぶんろくなものができないと思うんです。ほかのことを考えてる時間も結果的にはそのことを考えてる時間になっているんですよね。
  • OFFりながらONる。ONりながらOFFる。僕は基本的にON・OFFスイッチはもう廃止したんですよ。24時間仕事というと大変そうですが、ピリピリしないで楽に仕事ができるという面もあります。ストップしたりスタートしたり、エンジンかけ直す必要がないから。
  • ”好きな人コレクション”だよね。生きるってことは。
  • 筋を通そうとするから前に進めないことだってある。壁にぶちあたったということは、もう以前とは状況が変わったんだと考えて、一度口にしたことをひっこめていいんです。人間が感じることは日々変わる。恐れず、こっちのほうがいいと思えば前言を撤回し、以前と矛盾しちゃってもいいと思います。
  • 誰かが言った。「良い悪いはない。好き嫌いはある」。自分の“好きな”音楽を恥ずかしがらずに大声で好きと言う。そんな簡単なことがとても大切なんだと改めて思う。音楽は人をつくる。
  • 人と違うのは気分がいい。だけど人と同じも心地よい。人と違い過ぎると不安になる。同じだけでも不安になる。どちらだけでも成立しない。そのバランスが、見てくれる人とのコミュニケーションを開通させる。
  • よくプライドを持てといいますけど、放っておくと、プライドというのはとんでもなく大きくなっていっちゃうものなので、むしろどこかで無理やり減らしたり削ったりしなければいけない。
  • 昨日を引きずるな。明日を信じるな。進歩なんていらない。経験なんてくそくらえ。未来はSFじゃない。
  • 「すいません、間違ってました。」と広告の人たちが言っているのを聞いたことがありません。それが言えるようになると広告は絶対進化すると思うんです。
  • 「いいものができたから、みんなに教えたい。」こんなシンプルな発想が広告の原動力です。例えば、自分の愛犬を毎日ブログに書くことも広告でしょ?広告の中で本当のことを教えてくれる、あるいは広告自体が夢を見させてくれる。広告はそんなメディアであるべきなんです。
  • 自分から行くんじゃなくて、望まれて行く「場」を演出しろ。
  • 苦手の克服作業をいますぐ中止すること。一喜一憂しながら、悔し涙を流しながら、ダメな自分の使い途、誰にも似ていない欠点の最大活用を考えてみよう。時間がないんだ。人生は。
  • ショートケーキはイチゴから食べる。一番好きなものは、一番フレッシュな時に食べる方がいい。食べている途中で何が起こるか分からないから。隕石が落ちてくるかも知れないときに大好きなものを後回しにするのは、かなりのハイリスク。
  • もしどうしてもライバルを持たなきゃいけないなら、クリエイターたちは坂本龍馬やイチローや銀杏BOYZをライバルと思ったほうがずっとおもしろい。同業者に持つな。
  • 時間を有効に使うには、10秒で考えられる量をものすごく増やす。
  • 偶然やトラブルを愛する。事前の計画にはない偶然を受け入れることは、世の中と足並みを揃えるチャンスでもある。
  • 大嫌いな奴が同じことを考えたらと想像する。嫌いな人の視点で自分のアイデアをチェックすることは、客観的な判断力を身につける近道となるだけでなく、思いきった発想にも繋がる。
  • 企画力より実現力。
  • 制約やブレーキを外す。制約と言ってしまうと不自由さの象徴のようですが、僕はそれを誰も見たことのないものを見ることができるサインだと考えるようにしています。制約を前に、ブレーキをかけるのではなくアクセルを踏んでみることで、自分では予想できないものに出会える確率が上がってくるんです。
  • 相手の名前を呼ぶことが一番強いキャッチコピー。矢沢永吉さんに「箭内さん!」って名前呼ばれる度に、もうこっちから離れらんなくなってきてる。矢沢さんも、自分のこと「矢沢」って呼ぶことで、どんどん強くなってる。
  • 教訓2:アイデアを思いついたら不安になれ。別の誰かの手で先に世の中に同じような企画が出てしまうかも知れないと。
  • 死ぬときに自伝を書くとして、そのときのネタをいかにつくれるか、だ。給料が半額になったり、職種が変わったり、そう言えるネタが大事。
  • 大人にわからないものって、若者は一番うれしい。
  • 俯瞰ではなく、埋もれて作る。インテリジェントビルの高層フロア、窓の開かない会議室で世の中を見下ろしながら投網のような広告を立案するのでなく、この街でターゲットの中に埋もれて作る。
  • 最後に「いい意味で。」をつけるとすべてポジティブになる。たとえば「あいつのこと大嫌い。いい意味で。」
  • ひとりSM。「もう無理です。もう無理です。もっとやれ。もっとやれ。」をひとりでやっている。
  • 「ナカミ」より、「ツカミ」。何かを始めるとき、将来のビジョンなんてなくてもいい。後回しでいい。先のビジョンがまだなくて、実体だけがどんどんできあがっていく経験は相当楽しい。
  • 人は誰もたたかっている。周りのひとはそう思ってはいないけど、本人はたたかっている。広告はそんなすべての人を応援するものにしたい。
  • 極端からはじめる。迷ったら、振れ幅を極端にしてみる。真ん中をうろうろと迷うのではなくて、反動の連続でどっちかを決めていくのです。
  • 夢を持とうってよく言われるけど、夢を持たなきゃいけないってすごい制約ですよね。夢ファシズム。
  • 「仕事友(シゴトモ)」っていうのを流行らせたい。
  • 苦い思いをしたら、ネタができたと考える。
  • ところでドメスティックバイオレンスだなんて、カッコよく言い過ぎじゃねぇか?
  • 挫折や悲しみを未来に繋げない。忘れられないようなネガティブな感情は何らかの加工をして、引きずらない工夫をするべきなのだと思います。そうすることで常に次に向かって前向きに働き続けることができる、軽やかさと推進力が生まれるのです。
  • アイデアは書き留めない。どうしても強烈にやりたいこととか、強烈に面白いことは絶対に忘れないものです。思い出せないようなアイデアは「もう一回出直して来い!」という程度のものでしかない。
  • 30秒の作品でも、それを見た人の元気が一週間続けば、一週間の作品になる。一生続けば、一生の作品になる。
  • いまみんなが知りたいことって、結局「これは消化試合か、本気の試合か」ということだけなんです。本気のことにしか誰も感動しないのだから。
  • 悩みは常にチャンスを内包する。
  • 小さな伝説の積み重ねが、僕らの仕事には実は生命線なんだ。
  • 初期衝動に突き動かされた時には、失敗するかもしれないけど、100%いいものが生まれてくることを、僕は知っている。
  • 偽善事業。偽善だと言われても、やらないよりやったほうがいい。
  • ライバルや先生はなるべく遠くで探す。同業者を参考にすると絶対にパクリになるが、他ジャンルであれば違うものになる。ライバルや先生はなるべく遠くに見つけることで、模倣になることなく、発想のヒントを受け取り続けることができる。
  • 「オンリーワン」という言葉が大嫌い。ナンバーワンを目指して、がんばって、結果オンリーワン、っていうのはいいんですけど、最初からオンリーワンでいいやっていうのが俺ダメなんですよ。
  • 本当に好きなものには、好きな理由が見つからない。人は理由のないものからは、逃れられない。
  • 自分ひとりで思いつくことなんてあまりにも小さい。目の前の相手と向き合ってそこから生み出せばいい。そのことに気がついて僕は少し楽になりました。流されるからこそ遠くに行けるのだと。
  • 風が吹いてないなら 僕が風になるだけ 道がそこに無いなら 僕が道になるだけ
  • 火事場をつくれ。自らを放火せよ。たとえば明日提出する企画が出来ていないのに、思い切って眠っちゃう。手ぶらで行った打合せの直前や最中に、突然新しいアイデアが出る。かなり綱渡りだけど…というか、いつも綱から落ちてる。
  • セレクションはディレクションではない。
  • 自分より眠ってる人たちには負けたくないんです。人生二連敗になっちゃうんで。
  • 広告は、その対象が最も魅力的に輝く瞬間をつかまえて提示することだと僕はいつも思います。
  • 「仕事欲」は、最も淫らな欲求。食欲よりも性欲よりも睡眠欲よりも。だから家族は不安になる。だから異性は嫉妬する。仕事に没頭する状態が人間の一番の淫乱なんだ。
  • 「私は変わってます」と面接で言うのはNG。あなたが変わってるかどうかは周りが決めます。
  • 今死んでもいい、と思えるような仕事をする。
  • 「わからない」「何でこんなことやってるの?」と言われるのが最高にうれしい。
  • 人と違うことをする楽しさと。人と同じことをする心地よさ。
  • ダラダラ会議でパワーポイント使って話さなきゃ説明できない案なんて、人の心に到達しないんだ。
  • 会社名ではなく、個人名で売れ。
  • 分不相応でいい。自分の身の丈を自分で決めてしまったら、いつまで経ってもそのサイズ通りの人間でしかいられない。
  • 現状にアンチを唱え続ければ、僕はいつの日も「未来」との同伴者でいられる。
  • 口に出さないと成仏しない。思ったことにもならない。
  • 独立っていうのはね、「君にお金をちょっと多めにあげるから、これまで誰もやっていなかったことをやってみろ」という切符をもらった、みたいなことだと思うんです。
  • カーナビは見るな。運で行け。
  • すごい人は威張らない。すごい人は楽しい。すごい人はやさしい。
  • 毎日、“明日遠足”状態。
  • 楽しい現場から楽しいものを、あったかい現場からあったかい作品を出したい。
  • 毎回が初回で最終回。「慣れ」で仕事したくない。好きな人への告白でも、すごく慣れた口調でされたら、ちょっとどうかなと思うでしょ?だから、ドキドキし続ける努力をとにかくし続ける。そのためには、初めてのことをやり続けなきゃいけない。
  • 見る側にドキドキしてもらうためには、作る側がドキドキしてるかどうか。
  • 「すでに存在する有名な誰か」は、もうひとりいても意味がないのです。怠惰な旧人たちに、あなたが引導を渡さなくてはいけないのです。彼らを脅かし世の中を新しくする「初めてのtype」として。若いあなたが。
  • デザイナーになりたいのか、それとも世界を変えたいのか。
  • 彼女の写真を撮るのは、間違いなく彼氏が世界で一番上手い。それを頑張って超えるのがプロの仕事。
  • 個性なんて探す必要はない そんな邪魔なもの そんな後付けの そんな気持ちの悪いもの 借りて来なくていい どうせ君は君になってしまうんだから どうせ君は誰にもなれないんだ
  • その表現に触れた人の人生を、明日からどう変えることができるか。それが僕の中で気になっているテーマ。すべてのクリエイティブに言えること。
  • クリエイティブは鑑賞物じゃない。行動の起爆剤なんだ。
  • 日々是遺作。ほんとは死ぬのはめちゃくちゃ怖いですけど、今日作ってるものとか、今日喋ってることが最後だったらどうなんだろうっていう気持ちでプレゼンする。
  • 金髪なのにイマイチなことやってたらカッコ悪い。
  • 40才になっても50才になっても「そっか、そうだよね~」って言い続けられる人っていうのはずっとすくすくと伸びていく。
  • デザインは美しくなければならない、かっこよくなければならない、バランスよくなければならない、という教科書を全て逆走する。「おまえこんなことやっちゃダメだ」って言われたことを、全部成立させてみせたい。マニュアル勉強しろって言われたのにマニュアル全部捨てて。
  • 取れない」とコンプレックスに感じたりせずに、「私は平均点を取るスペシャリストなんだ」と思えばいい。
  • 事前の設計図通りに物をつくることが成功することだとすれば、僕の仕事はほとんどが失敗。途中でいろんなことが起こって自分の計画していたものじゃないものが出来上がっていくことが、だけど僕にとってはすごくドキドキする成功なんです。
  • 二十代に理解者はいらない。
  • 世界でたった一人にだけ強く伝わるコピーを書けばいい。
  • 365日365玉砕。
  • タバコくさいまったくくだらない代理店の会議からはなんにも生まれない。
  • チャンスに照れるな。
  • 自分のウィークポイントが活かせる仕事が見つかったら、それが天職。
  • 代案なき否定を禁ず。
  • 轍をゆくな 轍をつくれ
  • ダメなものを克服するんじゃなくて、ダメなものと生きてくっていう覚悟をした時に放射が始まる。
  • 晴れ男より「お天気最適男」であれ。
  • 「貯金して大きな家を建てました」って人より「稼いだお金は不毛なことに費やしています」って人の方が断然カッコいいと思う。
  • なりたい職業より、やりたいこと


-, や~よ
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