新世紀エヴァンゲリオンの名言集
『新世紀エヴァンゲリオン』(しんせいきエヴァンゲリオン、Neon Genesis EVANGELION)は、日本のテレビアニメ作品。略称は「エヴァンゲリオン」「エヴァ」「EVA」。
庵野秀明監督、GAINAXの原作によるSFアニメ作品。大災害「セカンドインパクト」後の世界(2015年)を舞台に、巨大な人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった14歳の少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描く。
碇シンジ
2015年、突如、父によりネルフ本部に呼ばれ、初号機の専属パイロットとして就任。上司である葛城ミサトと同居生活することになり、EVAのパイロットとして使徒殲滅の任務に就くかたわら、同市内の市立第壱中学校に通うことになる。
度重なる使徒との戦い、父との確執、ミサトをはじめ、同パイロットである綾波レイや惣流・アスカ・ラングレー、そして友人となるトウジやケンスケとの出会い・交流の中で、シンジは苦悩・葛藤し、傷つきながらも少しずつ成長していき、自分の存在意義を求めていく。
- 裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!父さんと同じに裏切ったんだ!
- …僕はいたい。僕はここにいたい。僕はここにいてもいいんだ!
- 僕は、エヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです!
- 動け!動け!動いてよ!今動かなきゃ、今やらなきゃ、
みんな死んじゃうんだ!もうそんなのいやなんだよ!
だから!…動いてよー! - 僕は…ダメだ。ダメなんですよ…。ヒトを傷つけてまで、殺してまでエヴァに乗る資格ないんだ。
僕はエヴァにのるしかないと思ってた。でもそんなのごまかしだ。
何もわかってない僕にはエヴァに乗る価値もない。
僕にはヒトの為にできる事なんてなにもないんだ。
アスカにひどいことしたんだ。カヲル君も殺してしまったんだ。
やさしさなんかかけらもない、ずるくて臆病なだけだ。
僕にはヒトを傷つけることしかできないんだ。
だったら何もしない方がいい! - ……でもぼくはもう一度会いたいと思った。その時の気持ちは本当だと、思うから。
- …ちくしょう。ちくしょう…。ちくしょう!ちくしょう!
- 笑えばいいと思うよ
- 逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。
綾波レイ
ほとんど感情を表に出さず、寡黙で常に無表情。しかし庵野秀明曰く感情の表現の仕方を知らないだけであり、当初はゲンドウにのみ心を開いていたが、碇シンジと出会ったことで彼とも絆を深めていき、次第に様々な感情を見せ、自我といえるものが芽生えていく。
ペシミズムとも違う存在の希薄さを持ち、「エヴァに乗ることが全てで、他には何もない」と言い切り、どんな任務であっても自らの命を省みることなく毅然とこなし、サポート役をはじめ危険な任務を遂行する傾向にある。
- …どいてくれる?
- 私には他になにもないもの。
- 私は人形じゃない
- 私はたぶん3人目だと思うから
- これが涙。泣いているのは私?
- ありがとう。感謝の言葉、始めての言葉。あの人にも言った事なかったのに
- 私が死んでも変わりはいるもの
- さよなら
- 絆だから…
- あなたは死なないわ…。私が守るもの。
- 山、重い山。時間をかけて変わるもの
空、青い空。目に見えない物。目に見えない物。
太陽、一つしかない物。
水、気持ちのいい事、碇指令
花、同じ物がいっぱい、いらない物もいっぱい
空、赤い、赤い空。
赤い色。赤い色は嫌い。
流れる水。
血。血の臭い。血を流さない女。
赤い土から作られた人間。
男と女から作られた人間。
街。人の造り出した物。
エヴァ。人の造りし物。
人は何。神様が作り出した物。
人は人が作り出した物。
私にあるものは、命、心の入れ物。
エントリープラグ。それは魂の座。
これは誰。これは私。私は何。
私は自分。この物体が自分。自分を造っている形。
目に見える私。でも私が私ではない感じ。とても変。
体が解けていく感じ。
私がわからなくなる。
私の形が消えていく
私ではない人の感じがする
誰かいるの?
碇君。
この人知っている、葛城三佐
赤木博士
みんな、クラスメイト
二号機パイロット。
碇指令
あなた誰、あなた誰、あなた誰。
惣流・アスカ・ラングレー
プライドが高く、勝気で負けず嫌いな性格。ただし社交性は他のパイロットと比較して高い。
EVAシンクロ用のインターフェイスヘッドセットを髪留めとして常に着用するほど、EVAパイロットの適格者、チルドレンであることに拘りを持つ。シンジにシンクロ率を追い抜かれてしまったことが引き金となり、次第に自信を失っていき、使徒に敗北することで自分の存在理由を見失う。初号機の凍結中に起こった第15使徒アラエルとの戦闘で、使徒の攻撃によって精神的侵食を受け、封印していた自分の辛い過去を曝し出されて精神に強いダメージを負ってしまう。その時の対応から、ネルフが自分の価値をレイより軽視していると感じ、自己を見失う。
- 誰かと話すって心地いいのね。知らなかった。
- 嫌い!嫌い!みんな嫌い!だいっキライ!!
- これこそ、実戦用に造られた、世界初の、本物のエヴァンゲリオンなのよ。
- 殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる
- 何も、何もできなかったなんて…あのバカシンジに負けただなんて…くやしい。
- 独りはイヤァァァァァァッ!!
- 傷つけられたプライドは、10倍にして返してやるのよ!
- 私は自分で考えるの。
- もう二度と負けられないのよこの私は!
葛城ミサト
私生活においては、非常にがさつかつ、ずぼらでだらしない面が多い。シンジ・アスカと同居するも、彼らの身の回りの世話は全くしておらず、むしろシンジに家事を任せきりにしていた。そのため、シンジに私生活のだらしなさを指摘された。シンジが来る前は、家の中がゴミで埋まっていた。寝床も万年床となっていたり、机のまわりがゴミで埋もれていたり、ゴミ捨てをシンジに任せる、時計のアラームを足で止めたり、朝からビールを食卓に持ち出し一気飲みする、酒瓶を片手に大の字で大いびきをかきながら寝る(新劇場版より)など、自宅でのだらしない行動は枚挙に暇がない。
- 今の自分が絶対じゃないわ。あとで間違いに気付き、後悔する。
私はその繰り返しだった。
ぬか喜びと自己嫌悪を重ねるだけ・・・。
でも。その度に前に進めた気がする - 奇跡を待つより捨て身の努力よ!
- …大人のキスよ。帰ってきたら続きをしましょ…
- 今の自分が絶対じゃないわ。あとで間違いに気付き、後悔する。
私はその繰り返しだった。
ぬか喜びと自己嫌悪を重ねるだけ・・・。
でも。その度に前に進めた気がする。 - こんな時だけ女の子にすがって、逃げて、誤魔化して・・・・
中途半端が一番悪いわよ!! - 何、甘ったれた事言ってるのよッ!
- サービス、サービス♪
- ヨッシャー!
- あら。希望的観測は人が生きていくための必需品よ?
- あんたまだ生きてるんでしょう!?
だったらしっかり生きて!それから死になさい!
碇ゲンドウ
NERV最高司令官。碇ユイの夫で、シンジの実父。妻の姓である碇姓を使用しており、旧姓は六分儀。48歳。席に座る際、顔の前で手を組むのが特徴。
1999年時には京都で生活していたが、職業や生活面といった素性は不明で、悪い噂が絶えない人物だった。当時、傷害事件を起こし警察に留置された際に、京都の大学で教授をしていた冬月を身元引受人に指定し初対面を果たす。この時の冬月の第一印象は「嫌な男」であった。この頃に赤木ナオコやユイと知り合い、冬月はゲンドウとユイとの関係を快く思わないことをユイに告げるが、ユイはゲンドウを「とても可愛い人」と評していた。
- 計の針は元には戻らない。
だが、自らの手で進めることは出来る。 - 自分の願望は、あらゆる犠牲を払い、自分の力で実現させるものだ。他人から与えられるものではない。
- 人は思い出を忘れる事で生きて行ける。
- 帰れ!!
- 問題ない
赤木リツコ
ERV技術開発部技術局第一課所属。「E計画」担当・エヴァンゲリオン開発総責任者。スーパーコンピューターシステム「MAGI」の管理・運営担当者。30歳。
加持・ミサトとは大学時代からの友人。TV版では加持を「加持君」、新劇場版においては「リョウちゃん」と呼んでいる。ヘビースモーカーでコーヒーを愛飲している。趣味で猫の小物を集めている。猫を飼っていたが、祖母に預けている(後に死んだ様子)。
MAGI開発者・赤木ナオコの娘である(父親に関しては劇中に一切登場せず不明)。
- 男と女は分からないわ、ロジックじゃないもの
- 約束はまもるわ!
- 鳴らない電話にいらつくのはもうやめたわ。
だって加持クン、あなたの心、受け取ったもの - 奇跡ってのは、起こしてこそ初めて、価値が出るものよ
- 潔癖症はね、つらいわよ。人の間で生きていくのが。
汚れたと感じたとき分かるわ、それが。
渚カヲル
ゼーレによりフィフスチルドレンとしてネルフに送り込まれた少年。データ上の生年月日はセカンドインパクトと同じ日で、その他の個人データは全て不明。常に微笑みを浮かべ、アッシュグレイの髪と赤い瞳、極端に白い肌を持つ美少年。エヴァンゲリオンとのシンクロ率を自在に操り、同化することができる。プラグスーツの色は黒色。綾波レイの正体を知る人物であり、彼女の自爆などの影響で傷心の碇シンジに近づき魅了する。
正体はアダムの魂を宿すモノであり、第17の使徒(漫画版では第12使徒)。使徒としての名称はタブリス(自由意志)であるが、劇中ではそう呼ばれることはない。
- そう、好意に値するよ。…好きってことさ
- 生と死は僕にとって等価値なんだよ
- さぁ、ボクを消しておくれ。
- 人の運命(さだめ)か。
人の希望は悲しみにつづられているね - ありがとう、君に会えて嬉しかったよ
- 人間は寂しさを永久に無くす事はできない。人は一人だからね。
ただ忘れる事ができるから、人は生きて行けるのさ - 歌はいいねぇ、…歌は心を潤してくれる。
リリンが生み出した文化の極みだよ - 僕は君に逢うために生まれてきたのかもしれない。
加持リョウジ
NERV特殊監査部所属のスパイ。以前はドイツ支部にてアスカの保護責任者を務めており、彼女に随伴する形で来日した。30歳。生年月日は1985年6月17日[7]。
葛城ミサトと赤木リツコとは大学時代からの友人であり、またミサトとは恋人関係だった。一度は関係を断つが、同じNERV極東本部における同僚となり、セカンドインパクトの真相を追い求める同志を経て再び恋仲となる。アスカからは何度か好意をアピールされているが、子供だからといって構うことすらない。普段の生活では、NERV施設(ジオフロント)内でスイカを育てている。
- 一人はきらいかい?
- 自分で考え、自分で決めろ。後悔のないようにな。
- 人は他人を完全に理解することは出来ない。
- 真実は、君と共にある。迷わず進んでくれ
- 大人はさ、ズルイぐらいがちょうどいいんだ。
- 君の唇と君の言葉、どっちを信用したらいいのかな
- 情欲に溺れている方が人間としてリアルだ
- 出会いには理由はなくても、別れには理由があるってことだな。
- 彼女とは、はるか彼方の女と書く。
とうてい男には理解できない生き物なのさ… - 生きるって事は、変わるって事さ
真希波・マリ・イラストリアス
イギリス出身でユーロ支部所属。日本語と英語が話せるが、最初の戦闘時には思考言語に日本語を指定していることから、日本語の方が話しやすい模様。
出撃時に『三百六十五歩のマーチ』を歌いながら移動したり、痛みを堪えながらも「面白いから、いい!」と戦闘を楽しむ、もしくは戦闘による高揚感を覚えているなど、戦闘に対する楽しみを見出す様子を見せており、加持からは「問題児」と評されている。一方で、感情が昂ったときには猫を思わせるような「にゃっ!」という掛け声や語尾を時折発している。
- めがね、めがねぇ~
- 君、いい匂い、LCLのかおりがするけど・・・面白いね。
じゃ、このことは他言無用ね、ネルフのワンコ君! - いっててーーー 聞いてたよりエヴァとのシンクロってきついじゃん。
- しゃーない、腕の一本くれてやる!
- こりゃぁ、力押ししかないじゃん!
- 動いてる、動いてる、いいなーーわっくわくするなーー♪
- モード反転!裏コード! ザ・ビースト!!
- そうやってイジけていたって、何にも楽しいことないよ。
- エヴァにのるかなんかなんて
そんな事で悩む奴もいるんだ。
なら早く逃げちゃえばいいのに。
ほら、手伝うからさ…。
【Amazon.co.jp限定】新世紀エヴァンゲリオン NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX (ゼーレ リボルテックダンボー・ミニ付)