柳井正の名言集
2014/03/18
柳井 正(やない ただし、1949年2月7日)
カジュアル衣料の製造販売業「ユニクロ」を中心とした企業グループ持株会社「ファーストリテイリング」代表取締役会長兼社長
山口県宇部市中央町生まれ。父親は紳士服販売店、小郡商事を経営。山口県立宇部高等学校を卒業後、早稲田大学に進み、1971年、政治経済学部を卒業。
ジャスコ(現在のイオン (企業) イオン)に入社したが、9ヶ月で退職、父親の経営する小郡商事に入る。1984年、父親のあとを受けて、同社の社長に就任。安価で、日常的なカジュアル衣料の販売店を着想し、「ユニークな衣料(clothe)」ということで「ユニーク・クロージング・ウエアハウス(略称ユニ・クロ)」と名打って、まず広島市にその第一号店を開店。その後中国地方を中心に店舗を拡大していく。
- うちの年頭の標語は、チェンジ・オア・ダイ。変わらないと死ぬ。グローバル化というのは、グロウ・オア・ダイ
- 僕にとっての経営は、実行、実践。だから、勉強することも、良いことであれば実行しよう、実践しようという前提があってやる。どれだけ良いアイデアがあっても、実行しなければ成功もしないし、失敗もしない。 それは時間のムダでしかない
- 最初からできる人は少数派で、『できる』と言われる人の多くは、できる人に自らを変えていったんだと思います。ただし、その必然性は人それぞれ違うので自分で発見するしかない。
- 結局、サラリーマン意識じゃダメなんですよ。自分は会社という場所に、「自営業」をするために来ている。自分は給料を貰っている立場だとかじゃなしに、自分が会社を食わせてる、というふうに思わないといけないと思います。
- こんなに働いてくれている社員にボーナスもあげられない。自分は経営者としては最低だと思いました。自分に能力がないからこうなったと思いました。その時、心の底から、経営者は絶対に儲けないといけないと強く思いました。
- 本当に仕事ができる人は、自分に対する評価が非常に低いのです。それは到達する目標が見えていて、届かない距離が分かるからです。
- 商売はスポーツと同じ。一枚一枚積み重ねてやっていくということが一番大切なんではないかと思います。
- 規模だけを大きくしても、何もしなければ大企業病になっていく。会社が潰れるのは困窮した時ではなく、社員が「うちの会社は大丈夫」と安心しきった時です。
- 仕事はひとりではできない。周囲の人たちとどうやっていくかを考え実行しなければできない
- 一直線に成功に行き着くことはまずありません。小さな失敗を積み重ねることによって成功が見えてきます。失敗は必要なのです。むしろできるだけ早く失敗するほうがいいでしょう。
- 起業をするのに、特に素質は必要ないと思います。僕はほとんどの人が起業できると思っています。大事なのは、まずは全部自分でやってみること。そこで何回も失敗して、また懲りずに挑戦する。その繰り返しの中で経営者として育っていくんです。
- 危機につながるような致命的な失敗は絶対にしてはならないが、実行して失敗するのは、実行もせず、分析ばかりしてグズグズしているより余程良い。失敗の経験は身につく学習効果として財産となる。
- 商売をするということは、その結果として成果をきちっとあげるということです。プロなんですから、漫然と、慣性で作業をしていても、それは仕事じゃありません
- 仕事とか会社というものは、凡人が自分という枠をとっぱらって夢を実現できる最適な仕組みだと思っています。
- 自分としてこうありたいとか、自分の会社をこうしたいという、最高水準の夢というか、理想というか、そういったものは追求してもらいたいなと思うんですね。だから、希望だけは高く持ってもらいたいな、と思いますね。
- 相手と差をつけるには人と違ったことを考えるということですよね。そしてもっと重要なことはそれを実行すると言うことなんですね。99%の人は、自分で他の人と違うことを考えているつもり。でも考えられてない。で、1%の人も考えていてもそれを実行しない
- 向き不向きではなく、これだと思う仕事を一生継続することが何より大事
- 仕事に妥協は許さないですね。半端なく厳しいです。手を抜く、楽をする、先延ばしにすることは、絶対に許されません
- まず実行すること。そして実行しながら考えることです。実行してみて、計画と現実が違ったら、その時点でいかに早く対応するかが大事です。
- 僕は、人間の可能性をトコトン信じていますから、社員に対しても容赦なく指摘します。社員にただ好かれることが経営者の役割なんですか。それは違うでしょう。経営者が担っているのは、シビアな経営責任なんですよ
- 自分という枠をとりはらって、自分にできるかできないかではなく「世界一になる!」と思った。僕は、ほとんどの人がそういう可能性を持っていると思うんです。
- 好き嫌いっていうのは、信用していないです。やっていたら、好きになるんじゃないですか。
- ユニクロでいちばん発言力のある人、それは社長ではなく、お客様です。
- 僕はずっと失敗してきた。今までのどのビジネスでも一勝九敗くらい。唯一成功したのがユニクロです。致命的にならない限り失敗はしてもいい。やってみないとわからない。行動してみる前に考えても無駄です。行動して修正すればいい。
- 目標が具体的かどうか。ちょっとしたことだが、ここが成功する人としない人との決定的な差だ。