愛に関する名言・格言
- 恋人同士のけんかは、恋の更新である。
by テレンティウス - 恋人として男と女で違う点は、女は一日中恋をしていられるが、男は時々しかしていられないという点だ。
by モーム - 恋愛論を得意気に語る奴には、恋人がいない。
by マーフィーの法則 - 恋愛――患者を結婚させるか、あるいはこの病気を招いた環境から引き移すことによって治すことができる一時的精神異常。
by A.ビアス - 恋愛を前にした時のただひとつの勇気は逃げることである。
by ナポレオン・ボナパルト - 恋愛を一度もしなかった女はたびたび見つかるものだが、恋愛を一度しかしない女はめったに見つからない。
by ラ・ルシュフーコー - 恋愛をして分かることの一つは、時間というものは一定の速度で過ぎていかなければならぬということです。
by 吉行淳之介 - 恋愛は戦争のようなものである。はじめるのは簡単だがやめるのは困難である。
by メンケン - 恋愛は人情の永久的な音楽であり、青年には希望を、老年には後光を与える。
by スマイルズ - 恋愛は常に不意打ちの形をとる。
by 立原正秋 - 恋愛は若いものの幸福な特権であり、老人の恥辱である。
by シルス - 恋愛は永遠である。それが続いているかぎりは。
by アンリ・ド・レニエ - 恋愛はポタージュのようなものだ。初めの数口は熱すぎ、最後の数口は冷めすぎている。
by ジャンヌ・モロー - 恋愛はただ性欲の詩的表現をうけたものである。
by 芥川龍之介 - 恋愛の誕生はあらゆる誕生と同じく「自然」の作品である。愛の技術が介入するのはその後のことである。
by モーロア - 恋愛の真の本質は自由である。
by シェリー - 恋愛の十分の九は愛する側にあって、その十分の一が愛されている対象の側にある。
by サンタヤーナ - 恋愛の市場株価に、安定株は無い。
by A・プレヴォ - 恋愛には四つの種類がある。情熱の恋、趣味の恋、肉体の恋、虚栄の恋。
by スタンダール - 恋愛においては疑うよりもだますほうが先に立つ。
by ラ=ロシュフーコー - 恋愛においては、恋したふりをする人のほうが本当に恋している人よりもずっとうまく成功する。
by ランクロ - 恋愛においては、あまり好きにならないことが、 好きにならせる確実な方法である。
by ラ・ロシュフーコー - 恋愛とは二人で愚かになることだ。
by ポール・ヴァレリー - 恋愛とはなにか。私は言う。それは非常に恥ずかしいものである。
by 太宰治 - 恋愛というものは常に一時の幻影で、必ず亡(ほろ)び、さめるものだ、ということを知っている大人の心は不幸だ。
by 坂口安吾 - 恋愛が与えうる最大の幸福は、愛する人の手をはじめて握ることである。
by スタンダール - 恋愛、それは神聖なる狂気である。
by ルネサンス期の言葉 - 恋をする男は自分の能力以上に愛されたいと願ってる人間である。それが彼を滑稽に見せる理由である。
by シャンフォール - 恋をすると頭に火がついて、それが身体中かけめぐって爪先まで下りて耳鳴りが残る。
by 映画『突然炎のごとく』 - 恋をして恋を失った方が、一度も恋をしなかったよりマシである。
by テニソン - 恋をした後のもっとも大きな幸福は、自分の愛を告白することである。
by ジード - 恋やセックス以外にも重要なものがあるんだ
by ボブ・ディラン - 恋は目で見ず、心で見るのだわ。
by シェークスピア - 恋は富よりもはるかに強い。けれど恋はその力を借りなければならない。
by アベ・プレヴォ - 恋は熱病のようなのもである。それは意思とは関係なく生まれ、そして滅びる。
by スタンダール - 恋は二人のエゴイズムだ。
by アントワール・サール - 恋は単純で原始的な行為である。それは闘争である。それは憎しみである。恋には暴力が必要である。相互の同意による恋愛は退屈な労役にすぎない。
by アナトール・フランス - 恋は多く人生の苦痛を包むオブラートなり。
by 国木田独歩 - 恋は小鳥のように小枝に止まり、歌を聞かせて人をうっとりさせる。そして、恋が、飛び立つ翼を持っていることを忘れさせる。
by ワトソン - 恋は結婚より楽しい。それは小説が歴史より面白いのと同様である。
by カーライス - 恋は決闘です。もし右をみたり左をみたりしたら敗北です。
by ロマン・ラマン - 恋は空腹で生き、満腹になって死ぬ。
by ミュッセ「マルドッシュ」 - 恋は愚か者の知恵であり、賢い者の愚行である。
by S・ジョンソン - 恋は気がつかないうちにおとずれてくる。われわれはただ、それが去っていくのをみるだけである。
by ドブソン - 恋は火と同じように絶えず揺れ動いてこそ保たれる。期待したり、恐れなくなったりしたら、もうおしまいだ。
by ラ・ロシュフ-コー - 恋は炎であると同時に光でなければならない。
by ソロー - 恋ははしかと同じで、誰でも一度はかかる。
by ジェローム - 恋はスペインの宿に似ている。あるものといえば自分が持ってきたものばかり。
by メリット - 恋はうぬぼれと希望の闘争だ。
by スタンダール - 恋は、できの悪い学者よりも数倍勝る人生の教師である。
by アレクサンドリクス - 恋は、それが秘密でなくなるとともに、楽しみでなくなってしまう。
by アラフ・ベーン - 恋の力は、身をもって恋を経験する時でなければわからない。
by アベ・プレヴォ - 恋の病を癒す薬はいくつもある。しかしそれに間違いなく効く薬というものはない。
by ラ・ロシュフコー - 恋の悲しみを知らぬものに恋の味は話せない。
by 伊藤左千夫 - 恋の悩みほど甘いものはなく、恋の嘆きほど楽しいものはなく、恋の苦しみほど嬉しいものはなく、恋に苦しむほど幸福なことはない。
by アルント - 恋の灯は時として友情の灰を残す。
by アンリ・ド・レニエ - 恋の口説は、できるだけくどくて、長いほうがよろしい。女の心というものは、決して石でできあがっているものではないのだから。
by ロ―ぺ・デ・べガ - 恋の苦しみは、あらゆるほかの悦びよりずっと愉しい。
by ドライデン - 恋の運命は目隠しゴッコの鬼のようなものだ。
by グリボエードフ - 恋のチャンスは、熟れている時にもがなければならない果物のようだ。一度地から落ちたら二度とチャンスはないだろう。
by ヴァレーヌ - 恋のことなら、どんなにロマンチックでもいいんです。
by バーナード・ショー - 恋のいいところは、階段を上る足音だけであの人だって分かることだわ。
by コレット - 恋に肩をたたかれた時には、常日頃は詩的な調べに耳をかさないような男でさえ詩人になるのだ。
by プラトン - 恋には二種類ある。その一つは、人を誰でも見苦しいものにしてみせる"満たされない恋"であり、他の一つは、人を誰でも白痴にする"満たされた恋"である。
by コレット - 恋にとどめを刺すあらゆる手段の中で、最も確かなのはその恋を満足させることである。
by マリヴォー - 恋と戦争においてはあらゆる戦術が許される。
by フレッチャー - 恋と噂話はいちばんお茶を美味しくさせる。
by フィールディング - 恋とは巨大な矛盾であります。それなくしては生きられず、しかもそれによって傷つく。
by 亀井勝一郎 - 恋とは甘い花のようなものである。それをつむには恐ろしい断崖の端まで行く勇気が無ければならない。
by スタンダール - 恋というものは心から心に至るもっとも短い道である。直線である。
by モーリス・ブデル - 恋というものはなんと恐ろしい情熱だろうか。それなのに世間の嘘つきどもは、恋をあたかも幸福の源泉のように言っている。
by スタンダール - 恋というものは、オーバーのように、着たり脱いだりできるものじゃないんだ。
by 映画「チャンピオン」より - 恋というのは一つの芝居なんだから、筋を考えなきゃだめだよ。
by 谷崎潤一郎 - 恋する男と女が一緒にいて、少しも退屈しないのは、いつも自分たちの事だけを話題にしているからだ。
by ラ・ロシュフーコー - 恋する男たちは泥棒と同様、はじめは用心するが、次第に用心を忘れ、恋にとりつかれてしまう。
by デュクロ - 恋する男からみれば、プレゼントは自分の力を確実にする一つの手段である。
by モーロア - 恋する女の最高の幸福は、恋する男性によって彼自身の一部と認められることである。
by ボーヴォワール - 恋が入ってくると、知恵が出ていく。
by ローガウ - 恋が生まれるにはほんの少しの希望があれば十分です。
by スタンダール - 恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
by モンテーニュ - 理解し合うためにはお互い似ていなくてはならない。しかし愛し合うためには少しばかり違っていなくてはならない。
by ジェラルディ - 頼むから黙って、ただ愛させてくれ。
by ジョン・ダン - 友情は多くは見せかけであり、恋は多くの愚かさにすぎない。
by シェイクスピア - 友情と恋愛は一つの根から生えた二本の植物である。ただ後者は花をすこしばかり多くもっているにすぎない。
by G・クロップシュトック - 夜中に命がけで書いたラブレターほど、翌朝読むに耐えないものはない。また、投函したとたん猛烈に書き直したくなる。
by マーフィの法則 - 夜の静けさのなかで、わたしは千の人々の喝采より、愛する人からの一言、二言が欲しくなるわ。
by ジョディ・ガーランド - 魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。色のあせるとき、本当の愛情が生まれる。
by 遠藤周作 - 本を読んでも、物語や歴史に聞くところからでも、真実の恋は滑らかに運んだためしがない。
by シェークスピア - 僕はおまえが好きだった。そして今でも好きなんだ。たとえ世界が木っ端微塵になったとしても、その残骸の破片から、恋の想いは炎となって燃え上がる。
by ハイネ『歌の本』 - 報いられぬ恋は霜にうたれてしおれた樹木に似ている。
by ローぺ・デ・べガ - 片思いでもいいの。二人分愛するから。
by 映画『荒野を歩け』 - 分別を忘れないような恋は、そもそも恋ではない。
by トーマス・ハーディ - 分かっているでしょうが、手紙を書くのは相手に書くので自分に書くのじゃありません。だから自分の考えていることを言うよりは、なるべく相手を喜ばせることを書くようになさい。
by ラクロ「危険な関係」 - 彼らにとって絶対に必要なものはお互いだけで、お互いだけが、彼らにはまた充分であった。彼らは山の中にいる心を抱いて、都会に住んでいた。
by 夏目漱石「門」 - 彼が夕食に遅れるときは、浮気しているか死んで道端に転がっているかのどっちかなのよ。道端でくたばっているほうがいい、といつも思ったわ。
by ジェシカ・タンディム - 二人のうちどちらかがいるところには、いつも二人ともいるんだよ。
by へミングウェイ - 二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。人は四十代に達して、初めて真のプラトニックな恋愛を知る。
by ゲーテ - 頭のいい人は恋が出来ない。恋は盲目だから。
by 寺田寅彦 - 当人が偉大になればいい。そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。
by エマーソン「霊の法則」 - 男は恋を恋することからはじめて、女を恋することで終わる。 女は男を恋することからはじめて、恋を恋することで終わる。
by グールモン - 男は目で恋をし、女は耳で恋に落ちる。
by ワイアット - 男は別れの言い方が分からない。女はそれを言うべき時が分からない。
by ヘレン・ローランド - 男は清らかな美にひかれるものだ。あなたの巻毛を乱雑にしておきたもうな。
by オヴィティウス - 男は自分が幸福にしてやれる女しか愛さない。
by アシャール - 男はどんな女といても幸福にいけるものです。彼女を愛さないかぎりは。
by オスカー・ワイルド - 男にとって愛は生活の一部だが、女にとって愛はその全部である。
by バイロン - 男と交際しない女は次第に色褪せる。女と交際しない男は次第に阿呆になる。
by アントン・チェーホフ - 男が他の女に恋をしたら、もうなんとも手のほどこしようがありません。人生とはこんなものです。どちらに罪があるといった性質のものでは無いんですもの。
by イルダ - 男が女を愛する第一の条件は、その女が自分の気に入るかどうか、ということである。ところが女にあっては、もう一つの条件がいる。それは、自分の選択が他人に気に入られるかどうかということである。
by グールモン - 男がもっとも情を込めて愛している女は必ずしも一番愛したいと思っている女ではない。
by アンリ・ド・レニエ - 男「君は会うたびに美しくなる」 女「会ったのはついさっきよ」 男「その間に美しくなった」
by 映画『ジョルスン物語』 - 短く笑って、長く泣く。それが恋の習いだ。
by ガイベル - 短い不在は恋を活気づけるが、長い不在は恋をほろぼす。
by ミラボー - 大恋愛の経験のある者は友情を重んじない。
by ラ・ブリュイエール - 体のほうはわりと早く許すけど、心はなかなか許さない女もいる。
by 阿刀田高 - 尊敬ということがなければ、真の恋愛は成立しない。
by フィヒテ - 相手の話に耳を傾ける。これが愛の第一義務だ。
by ポール・ネイリッヒ - 全ての場合を通じて、恋愛は忍耐である。
by 萩原朔太郎 - 全ての偉大な恋愛のうちには母性愛がある。真の女らしい女たちが男の力を愛するのは、男の弱さを知っているからである。
by モロア - 誠の恋をするものは、みな一目で恋をする。
by シェークスピア - 性本能なしにはいかなる恋愛も存在しない。恋愛はあたかも帆船が風を利用するように、この粗野な力を利用する。
by オルテガ・イ・ガセー - 人生はチャンスだ。結婚もチャンスだ。恋愛もチャンスだと、したり顔して教える苦労人が多いけれども、私はそうではないと思う。私は別段、例の唯物論的弁証法に媚びるわけではないが、少なくとも恋愛は、チャンスではないと思う。私はそれを意思だと思う。
by 大宰治 - 人生で一番楽しい瞬間は、誰にも分からない二人だけの言葉で、誰にも分からない二人だけの秘密や楽しみを、ともに語り合っている時である。
by ゲーテ - 人間は恋と革命のために生まれてきたのだ。
by 太宰治 - 人間は自分の恋していた時のことを思い出すと、そのあいだには何一つ起こらなかったような気がするものだ。
by モーリアック - 人を誘惑することのできないような者は、人を救うこともできない。
by キルケゴール「誘惑者の日記」 - 人は恋愛を語ることによって恋愛するようになる。
by パスカル - 人はつねに初恋にもどる。
by エチレンヌ - 人はある恋を隠すこともできなければ、ない恋をよそおうこともできない。
by サブレ夫人 - 人は、本当に愛していれば、かえって愛の言葉など白々しくて言いたくなくなるものでございます。
by 太宰治 - 人が恋をしはじめた時は、生きはじめたばかりのときである。
by スキュデリ - 人が天から心を授かっているのは、人を愛するためである。
by ボワロー - 人が心から恋をするのはただ一度だけである。それが初恋だ。
by ブリュイエール - 真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑し、拙劣であり、愛嬌もろくに無いものである。
by カント - 真実の恋とは何かわかるか。犠牲だ。
by 映画『クリフハンガー』 - 真実の愛は幽霊のようなものだ。誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。
by ラ・ロシュフコー - 心の底を傾けた深い交わりは禁物です。愛情の紐は解けやすくしておいて、会うも別れるも自由なのがよいのです。
by エウリーピデース - 心がわりせぬことは、恋愛の妄想である。
by ヴォーヴォナグル - 情念は過度でなければ美しくありえない。人は愛しすぎないときには十分に愛していないのだ。
by パスカル - 情熱的に恋したことのない男には、人生の半分――それも最も美しい半分が隠されている。
by スタンダール - 少女の恋は詩なり。年増の恋は哲学なり。
by 長谷川如是閑 - 少しのきまじめさは恋愛においては結構だ。しかしあまり真面目すぎては困る。それは重荷であり、快楽でなくなる。
by ロマン・ロラン - 女性が最も激しく愛するのは往々にして最初の愛人であるが、女性が最も上手に愛するのは常に最後の愛人である。
by アンドレ・プレヴォ - 女は初めてできた恋人をいつまでも離すまいとする。第二の恋人が出来ないかぎり。
by ラ・ロシュフーコー - 女の行動に理由なんかないわ。男は理由を求めて恋を失うのよ。
by 映画『天使』 - 女の口から出る「いいえ」は否定ではない。
by シドニー - 女と車の運転は似ている。いずれは衝突する。
by バート・レイノルズ - 女というものは幸福な人間を愛することが出来るかどうか私には分からない。愛する男に少しの憐れみも感じなかったような女は、多分恋とはどういうものか知らない女であろう。
by ルノルマン - 女が男を愛するというときは、男はたとえ彼女を愛していないくても聞いてやらねばならない。
by ブローニング - 女が君を愛すると誓っても、必ずしも信じるわけにはいかない。しかし君を愛さないと誓った時にも、やはり信じすぎないほうがよい。
by エズワール・ブールデ - 初恋は純の醇(じゅん)なるものだ。それきりで終わる人は誰よりも幸福な人だ。
by 厨川白村(英文学者) - 初恋は、男の一生を左右する。
by モロア - 初恋の魅力は、この恋がいつかは終わるということを知らないことだ。
by ディズレーリー - 初恋に勝って人生に失敗するというのは良くある例で、初恋は破れるほうがいいと言う説もある。
by 三島由紀夫 - 初恋とは少しばかりの愚かさとありあまる好奇心のことだ。
by バーナード・ショー - 十人十色というからには、心の数だけ恋の種類があってもいいんじゃないかしら。
by トルストイ - 手の上なら尊敬のキス。額の上なら友情のキス。頬の上なら厚情のキス。唇の上なら愛情のキス。閉じた目の上なら憧憬のキス。掌の上なら懇願のキス。腕と首なら欲望のキス。さてそのほかは、みな狂気の沙汰。
by グリル・パルツァー - 若者よ恋をしろ、身分やお金はないけれど、恋すりゃ希望が湧いてくる。
by 関川逍市 - 若き日の恋なんてな、老いたる男が老妻に抱く愛に比べたらまるで軽薄じゃよ。
by ウィル・ディラント - 嫉妬は恋の姉妹である。悪魔が天使の兄弟であるように。
by ブーフレール - 嫉妬は常に恋と共に生まれる。だが必ずしも恋と共に死なない。
by ラ・ロシュフーコー - 自分の生活に何かを加えて、あるいは何かを減らして、自分の生活を変えてくれる相手でない限り、その人を愛することはできない。
by モンテルラン - 時間は友情を強めるが、恋愛を弱める。
by ラ・ブリュイエール - 私は彼を深く愛している。彼と一緒ならどんな死にも耐えられる。しかし、一緒でなければ、たとえ生きていても生きていることにはならない。
by ミルトン「失楽園」 - 私の愛人が他の男によって幸せになるのを見るくらいなら、私はその女が不幸になるのを見たほうがマシだ。
by ボワンスロ - 私がお前を愛するごとく、お前も私を愛するならば、我々の恋を切り裂くナイフがあろうか。
by キプリング - 残念なことに、私達は愛するものと戦わなければならない。恋においても、母親としても。
by コレット - 三つのマッチを一つ一つ擦る夜のなか はじめは君の顔を一度きり見るため つぎのは君の目を見るため 最後のは君の唇を見るため 残りの暗闇は今の全てを思い出すため 君を抱きしめながら
by ジャック・プレヴェール - 財産も地位も、愛にくらべたら塵芥のようなものだ。
by グラッドストン - 最初の一目で恋を感じないなら恋というものはないだろう。
by マーロー - 最初のキスを笑いながら交わして、いざ別れるとなっても、しんみりとやさしい話をして別れるのが、一番安全でいい。
by シュニツラー - 惚れるのは状態であり、愛するのは行為である。
by ルージュモン - 口先だけで「愛してる」と言われても簡単に無視できるけど、態度で示されると、ついほだされてしまう。
by スタンレー・ムーニーハム - 古くなって値打ちが出るものを私は二つしか知らない。酒と恋する男である。
by べガ - 月にむかって、『そこにとどまれ!』などという者があろうか。若い女の心にむかって『一人を愛して心変わりせぬことだ』などという者があろうか。
by プーシキン - 月と恋は満ちれば欠ける。
by ポルトガルの諺 - 軽い苦痛と浮気な恋だけが永い生命がある。
by オスカー・ワイルド - 経験が役に立たないのは、特に恋愛の場合にはなはだしい。
by レオトー - 空は女の恋のようなものであり、海は男の恋のようなものである。それぞれ下と上とで区切りに限界があることに気付かない。
by モーリス・トンプソン - 恋愛とは美しい少女に出会い、そしてその少女が、魚のタラのように見えるのに気がつくまでの中間にある甘美な休憩時間です。
by ジョン・バリモア - 期待なしに恋をするものだけが、誠の恋を知る。
by シラー - 甘い恋よ!ああ、お前が翼を持っていなければいいんだが……。
by アイヒェンドルフ - 学問のある人間が大勢集まってあらゆる機械や薬品を考え出したが、いまだに女性が原因で起こる病気の薬を考え出そうとした学者はいない。
by チェーホフ - 快楽の対象とされていないのは、愛されている女性である。
by ボードレール - 会って、知って、愛して、そして別れていくのが幾多の人間の悲しい物語である。
by コールリッジ - 我々の最も大きな誤りは彼女達が我々を愛していると信じていることではなく、むしろ我々が彼女達を愛していると思いこんでいることである。
by サシャ・ギトリ - 宇宙をただ一人の者に縮め、ただ一人の者を神にまで広げること。それが恋愛である
by ユゴー - 一生涯ひとりの異性を愛することは,一本の蝋燭が生涯燃えることと同じである。
by L・N・トルストイ - 一人の男だけ見つめている女と一人の男からいつも目をそらす女は、結局似たようなものである。
by ラ・ブリュイエール - 一緒に泣いた時に、はじめてお互いがどんなに愛し合っているのかが分かるものだ。
by エミール・デシャン - 安定は恋を殺し、不安は恋をかきたてる。
by マルセル・ブルースト - 愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ。
by スタンダール - 愛情と欲情が溶け合ったときには、恋愛はほとんど友情に近い穏やかさをおびる。
by アンリ・ド・レニエ - 愛情とはからだとからだをよせて、さむさをあたためあうことなのだ。
by 金子光晴 - 愛は説明を必要としないものだ。何度も気持ちを説明しあう恋人同士は、すでに離れているか、離れかかっている。
by A.フロサール - 愛は惜しみなく与う。
by トルストイ - 愛は死よりも強く、死の恐怖より強い。
by ツルゲーネフ - 愛は最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思ってはいけない。
by 太宰治 - 愛は、この世に存在する。きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。
by 太宰治 - 愛の表現は惜しみなく与えるだろう。しかし、愛の本体は惜しみなく奪うものだ。
by 有島武郎 - 愛の光なき人生は無意味である。
by シラー - 愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。
by プラトン - 愛と憎しみは双生児である。愛すればこそ憎むし、憎むほどの想いがあって初めて愛するのだ。
by 野上弥生子「夫と妻」 - 愛とは相手に変わることを要求せず、相手をありのままに受け入れることだ。
by ディエゴ・ファブリ - 愛とは決して後悔しないこと
by 映画「ある愛の詩」 - 愛とは、この女が他の女とは違うという幻想である。
by H・L・メンケン - 愛というのは、どんどん自分を磨いていくことなんだよ。
by 尾崎豊 - 愛せよ。人生においてよいものはそれのみである。
by ジョルジュ・サンド - 愛する人に本当のことを言われるよりも、だまされているほうがまだ幸せなときがある。
by ラ・ロシュフーコー - 愛する人と共に過ごした数時間、数日もしくは数年を経験しない人は、幸福とはいかなるものであるかを知らない。
by スタンダール - 愛する女と一緒に日を送るよりは、愛する女のために死ぬ方がたやすい。
by バイロン - 愛することにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠に素人である。
by 三島由紀夫 - 愛することとはほとんど信じることである。
by ユゴー - 愛する――それはお互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである。
by サン・テグジュペリ - 愛し愛されるということは、両側から太陽を浴びるようなものだ。
by デヴィット・ヴィスコット - 愛されるって何の役に立つんだろう。教えてくれないか。それで直腸ガンにならずにすむのかい。
by ルイ・フェンデナンス・セリーヌ - 愛されることは幸福ではない。愛することこそ幸福だ。
by ヘルマン・ヘッセ - 愛されないということは不運であり、愛さないということは不幸である。
by アルベルト・カミュ - 愛されているという驚きほど、神秘的な驚きはない。それは人間の肩に置かれた神の指だ。
by チャールズ・モーガン - われわれを恋愛から救うのは理性よりも多忙である。
by 芥川竜之介 - ロマンを求める人間にとって、恋はその人生の一番大切な位置を占め、全てに優先される。
by イネッサ・アルマンド - ロマンチックな恋だけが恋ではありません。本物の恋とは、オートミールをかき混ぜる行為のように平凡で当たり前なのです
by ロバート・ジョンソン - ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているのか考えずに書きはじめること。そして、何を書いたのかを知ろうとせずに書き終わらなければならない。
by ルソー - ラブレター……青年は急いで読み、壮年はゆっくり読み、老人は読みなおす。
by アンドレ・プレヴォ - やりかたやハウツーなんてない。ただ愛することによってしか、愛し方なんてわからないんだ。
by オルダリ・ハクスリー - もはや愛してくれない人を愛するのは辛いことだ。けれども、自分から愛していない人に愛されるほうがもっと不愉快だ。
by ジョルジュ・クールトリーヌ - もしも人から、なぜ彼を愛したのかと問い詰められたら、「それは彼が彼であったから、私が私であったから」と答える以外には、何とも言いようがないように思う。
by モンテーニュ「エセー」 - もしクレオパトラの鼻がもっと低かったなら、歴史の顔は変わっていただろう。人間のむなしさを知ろうとするなら、恋愛の原因と結果とをよく眺めるがよい。
by パスカル - みずから苦しむか、もしくは他人を苦しませるか。そのいずれかなしに恋愛というものは存在しない。
by レニエ - まともな男は、三十歳すぎたら恋なんかしないね。体のほうにガタがきはじめるから。
by H・L・メンケン - ほどほどに愛しなさい。長続きする恋はそういう恋だよ。
by シェークスピア - ヘルメル「男はだな、たとえ愛するもののためといえども、名誉を犠牲にすることはできんのだ!」ノラ「しかし幾千万の女それをしています」
by イプセン - ふところの寂しい恋愛というものは、出来の悪いマッチをするようなものだ。
by 庄野順三 - バラが刺の中に咲くように,恋は怒りの中に咲いて燃える。
by アルント - ねえやさしい恋人よ 私の惨めな運命をさすっておくれ
by 萩原朔太郎 - なるほど、あの娘は美しい。しかし、美しいと思うのはお前の目なのだよ。
by クセノフォン - どんなに愛しているかを話すことができるのは、すこしも愛してないからである。
by ペトラルカ - どの女性も一生に一人、強くて責任感のある男性を必要とする。この安全を手にすると、彼女は本当にしたいことに取りかかる事ができる。すなわち、弱くて無責任な男と恋をするのだ。
by リチャード・J・ニーダム - どうしてもどうしてもさわりたくて、気が狂うほど、もういてもたってもいられなくて、彼女の手に触れることができたらもうなんでもする、神様。
by 吉本ばなな「とかげ」 - でも、何といったって、誰にも愛されないよりはまだ誰かに捨てられたほうがましだよ。
by ウィリアム・コングリーヴ - 一つのまなざし、一度の握手、いくぶん脈のありそうな返事などによって、たちまち元気付くのが恋をしている男女なのだ。
by モロア - たいていの男は、割と簡単に「愛してるよ」と言う。しかし、本当に難しいのは「僕と結婚してくれるかい」と言わせることだ。
by イルカ・チェイス - その人が好きなのか?それとも、とりあえず人並みに「恋人のいる私」でいたいのか?
by 伊藤守「恋の法則100」 - そのほくろの中にいぼを見出すまでの間、僕は君を愛するだろう。
by ジュール・ルナール - そなたのために、たとえ世界を失うことがあっても、世界のためにそなたを失いたくない。
by バイロン - せつなる恋の心は尊きこと神のごとし
by 樋口一葉 - しかし……しかし君、恋は罪悪ですよ。解っていますか。
by 夏目漱石「こころ」 - この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。
by ボーブナグル - この社会に存在している恋愛は、二つの気まぐれの交換と、二つの表皮の触れあいにすぎない。
by シャンテフォール - キスをするときに、目を閉じない女を信用するな。
by H・J・ブラウン - いかに見栄えしない草でも春とともに花になるように、人は恋することによってそれ自身を花咲かせる。
by 野上弥生子 - ある一人の人間のそばにいると,他の人間の存在など全く問題でなくなることがある。それが恋というものである。
by ツルゲーネフ - あまりしつこくつきまとわれる愛は、ときに面倒になる。それでもありがたいとは思うがね。
by シェークスピア - あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値のあるものになったことだろう。
by ゲーテ「若きウェルテルの悩み」 - あの女が落とした扇子を拾え。どうしたらよいか分からなくても構わないから。
by エリュアール - あなたは女だ。だからこの世の中に愛ほど美しいものはないと思うに違いない。しかし、私は男だ。いくらでもかわりの女を見つける。
by イプセン - あなたは愛するもののために死ねるか。
by 曽根綾子 - あなたと一緒に歩く時は、ぼくはいつもボタンに花をつけているような感じがします。
byサッカレー - お前の唇は苦い味がした。あれは血の味だったろうか?……いや、ことによったらあれは恋の味かもしれない。恋は苦い味がするというから。
by O・ワイルド「サロメ」