鍵山 秀三郎(かぎやま ひでさぶろう、1933年8月18日)
株式会社ローヤル(現 イエローハット)の創業者
日本を美しくする会の相談役でもある。掃除をテーマにした活動・講演を全国各地で行なっている。
- 楽しくて愉快なときの過ごし方に、工夫も努力もいらない。
 人の真価が問われるのは不快なときである。
- 与えられた境遇を受け入れて、少しでもよくしていく努力をする。
 それが大切な人生の意義だと思います。
- 「大きな努力で小さな成果を」「微差」「僅差」を大切にする。
 これが私の基本的な考え方です。
- 十年偉大なり、二十年おそるべし、三十年歴史なる。
 私は才能も能力もないから、誰にもできることを、誰にもできないくらいやってきた。
- 誰もが特別なことをしたがりますが、世の中に特別なことなんてありません。
 ないものを探しているうちに、一生が終わってしまいます。
 でも平凡なことなら、いくらでもある。その一つひとつを大切にしていけば、やがて大きな力になります。
- この国をよくするのは、財務大臣でもなければ、総理大臣でもありません。
 国民一人ひとりの、ほんのちょっとした生き方にかかっています。
- 足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に、何ができましょうか。
- 人間の心は、そう簡単に磨けるものではありません。ましてや、心を取り出して磨くことなどということはできません。
 心を磨くには、とりあえず、目の前に見える物を磨ききれいにすることです。
 とくに、人のいやがるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。人は、いつも見ているものに心も似てきます。
- 根を養えば、木は自ずから育つ。
- 微差、僅差の積み重ねが、大差となる。
- 人間は義務でやらなくてもいいことが、どれだけできるかということが、人格に比例していると思います。
- もともと、世の中に、雑用というものはありません。
 雑な心でするから、雑用になるだけのことです。
- 一つや二つ拾ったってしょうがないじゃないか。という考えではなく、一つでも二つでも拾えば、それだけ世の中がきれいになる。そういう考えです。
- 価格だけが競争ではありません。もちろん、お客様にとっては安ければ安いほどよいことです。
 しかし、ただ安ければよい、というだけのお客様ばかりではありません。
 価格よりも、より質の高いサービスを求めてこられるお客様も必ずいらっしゃいます。
 価格競争をする前に、サービスを見直すことが先決です。
- いままで、誰にでもできる平凡なことを、誰にもできないくらい徹底して続けました。
 そのおかげで、平凡の中から生まれる、大きな非凡を知ることができました。
- 継続するためには、たえず工夫改善して進歩させることです。そのうえで、コツコツ努力することです。
 少しでも進歩すれば、楽しくなります。楽しくなると、続けたくなります。
- 成功のコツは2つ。それは「コツコツ」。
- 人を大切にするということは、人に喜びを与えることである。
- 何にも成果を得られないことをやるぐらい、たいへんなことはありません。
 しかし、そこにこそ喜びが生まれてくるのです。
- いまだかつて、倒産した企業で、きれいに整然と掃除が行き届いていた会社はありません。
- 自分を守ろうとすればするほど、人は動いてくれないものです。
 自分を投げ出したとき、初めて人が動いてくれるようになりました。
- 人が見捨ててしまいそうな小さなことでも、紙一枚の厚さでいいから積み上げることが大事だと思います。
- 目には見えないけれども、確実に積み上がっているんです。
- 平凡なことを徹底してやると、平凡の中から生まれてくる非凡が、いつかは人を感動させると信じています。
- 規則は人をとがめ、規律は人を和ます。
- 感動する人は、疲れを知らない。
 
  
  
  
  


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