ジェイコム男 B・N・Fの名言
2014/10/12
日本の資産家・投資家。
東京都港区在住。2ちゃんねるでのハンドルネームは「B・N・F」、マスコミなどでの通称は「ジェイコム男」であるが、ネット上ではほとんど使われていない。B・N・Fという名前の由来は米国の投資家、ヴィクター・ニーダーホッファー (Victor Niederhoffer) をもじったもの。
千葉県市川市出身。
ネットトレードを始めた時は大学に在学していたが、卒業までの単位を2科目残したまま中退している。
地元の市川市に2億円の中古の二世帯住宅の豪邸を購入し、親にはトヨタ・クラウンマジェスタを贈り、港区の4億円高層マンションを購入したこと以外には、特別に贅沢をしておらず、普段は専用のトレードルームに引きこもって1人で取引している。
2008年(平成20年)の番組出演に際して対談をした久米宏によると、日本の食糧自給率の低さに関心を持ち、将来農業の立て直しに役立ちたいとの思いがあるとのこと。
2008年(平成20年)9月リーマン・ブラザーズ株を取得したが、2日後に倒産。
この取引で7億円の損失を出し、激昂の余りモニター2台を破壊してしまう。
日経平均株価がバブル後最安値を更新した2008年(平成20年)10月でも、資産を210億に増やした。
2008年(平成20年)10月には、秋葉原駅前の地上10階・地下1階の商業ビル「チョムチョム秋葉原」の所有権を90億円程度で取得した。
転売や賃料収入に期待しているわけではなく、資産分散が目的としている。
2009年(平成21年)6月1日、オリックスの「第46回定時株主総会招集通知」に、第9位の大株主(2009年(平成21年)3月末時点)として記載された。
持株数は107万株、議決権比率で1.19%を保有する個人筆頭株主にあたる 。
2010年(平成22年)3月31日の時点で、以下の企業の大株主となっていたことが、四季報などから明らかになった。
JVC・ケンウッド・ホールディングス…第2位株主、持株数=53,000,000株、持株比率=5.48%
兼松…第7位株主、持株数=5,150,000株、持株比率=1.22%
河合楽器製作所…第4位株主、持株数=2,300,000株、持株比率=2.69%
蛇の目ミシン工業…第5位株主、持株数=3,150,000株 持株比率=1.6%
JUKI…第2位株主、持株数=5,500,000株、持株比率=4.2%
2010年(平成22年)6月30日の時点で、以下の企業の大株主となっていたことが、四季報などから明らかになった。
リサ・パートナーズ…第7位株主、持株数=7,440株、持株比率=2.10%
2011年(平成23年)秋葉原の、敷地面積800平方メートル、地上6階、地下2階建ての商業ビル「AKIBAカルチャーズZONE」を推定170億円で購入(2007年まで同ビルを所有していたラオックスは約60億円で売却している)。
これにより、以前購入した「チョムチョム秋葉原」と合わせて不動産の資産だけで260億円に達したが、2011年3集の四季報では全ての大株主欄から名前が消えている。
2012年(平成24年)3月31日の時点で、以下の企業の大株主となっていたことが、IR情報から明らかになった。
川崎汽船…第6位株主、持株数=24,531,000株、持株比率=3.20%
当時の終値(182円)で換算すると、約44.6億円となる。
2013年(平成25年)3月31日の時点で、以下の企業の大株主となっていたことが、四季報などから明らかになった。
イビデン…第10位株主、持株数=2,210,000株、持株比率=1.60%、当時終値換算=約31億円
ファルテック…第3位株主、持株数=137,000株、持株比率=4.40%、当時終値換算=約6億円
(「証券会社に勤めれば?」と聞かれて)人のお金はもっと辛いですよ。
仕事するにしても株関係は絶対やりたくない。
本とかも絶対書きたくないし。
頭の中「株、株、株」でとにかく株から離れたいので経済番組も絶対観ません。
大体、株で何十億円も動かすので他のことが小さなことに思えてピンとこない。
最初から株を知らない方が良かったかもしれない。
(2003 年 5 月から)時代が良くなった。
流れに乗っていけばよかった。
(もうけたお金は)数字が増えていっただけで、あまり実感がありません。
この家を買ったくらいで、ほかには使っていないですね。
(株は)楽しくないですね。
辛いだけなんです。
お金を持ったっていっても、結局こうやって(画面を指して)数字が増えただけじゃないですか。
ケチですし、損することも考えているので無駄に金を使いたくない。
翌日の取引に平気で六、七十億円持ち越すので、朝から一億円損したりする。
何十億円儲けてても凄く辛いんですよ。
でも、相場が動いているのに無視すると“仕事放棄”みたいじゃないですか。
それはそれで辛い。
(株価収益率 (PER) や株価純資産倍率 (PBR) については)まったく見ないです。
長期保有だったら意味があるかも知れないが、短期の売買では下がるときは下がるし、上がるときは上がる。
業績のいい企業の株でも下がったら負け。
気にしてもしょうがない。
株価に織り込まれている。
(株投資のきっかけは)ネット証券ができてきて、個人でも売買がしやすくなったこと。
(休日のストレス解消法は)散歩くらい。
株のことを忘れたいんです。
(成功の秘訣は)自分では分からない。
時代が良かっただけ。
ネットトレーディングが始まったばかりで、始めた時期が良かったんだと思います。
(投資術を)言葉で説明するのは難しい。
株取引を始めた 5 年前の下げ相場と 2005 年のような上げ相場では扱っている銘柄も数もやり方も違うし、市場に参加して独自で学んでいったので、お手本というのもないです。
00 年 ~ 02 年当時は、全体的に株価が下落トレンドにあった時期でしたが、それでもスイングトレードなら利益が出せました。
株価が下降する時でも、一本調子で下げるのではなく、下げてはある程度値段を戻すというのを繰り返して、波を作っていく。
その下がった後のリバウンドを狙って買っていたのです。
具体的には、ランキング情報を見て、25 日移動平均線より株価が大きく下回っている銘柄を選ぶのです。
当時は、兼松、日商岩井(現・双日)、住友重機械工業、井関農機など、25 日移動平均線との乖離率が 60 ~ 70 % もある株が多くありました。
それらのような下がりすぎた株を買って、一時的に反発したところで利益確定していったのです。
02 年末には、最初の 140 万円が 1 億円ほどになっていました。
その時点で、就職せずにこのまま株取引をやっていこうと思ったんです。
とりあえず 25 歳まで、これを続けようと。
ダメだったら、就職しようという考えだったんです。
05 年のような株式市場全体の上げ相場では大型株の循環物色。
今日は造船とか銀行とか、その日に盛り上がっている業界の売買をしている。
2001 年の初めに、元手を 300 万円に増やしました。
で、その年末には 6000 万円くらいになったかな。
それから半年後には瞬間的に億までいきましたが、その後すぐに損をして、02 年の年末にようやく 1 億円を超えました。
で、03 年半ばから相場も上げ調子になってきたので、それに乗って年末には 3 億ぐらい。
さらに 04 年に 10 億までいきましたよ。
今年は 9 月に上げ相場になったんで、そこそこですかね。
実は、ジェイコム株以外でも、東証一部の大型株に乗って結構儲けたんです。
銘柄ですか?まあ、銀行株とかですね。
この頃(2000 年 10 月)はもうけるのが楽しかった。
ジェイコムの一件もあって、昨年は年初の約 10 億円の資産を 12 月末にはだいたい 80 億円に増やすことができました 。
ジェイコムだけじゃないんですよ。
他の銘柄で儲けた額のほうが多いです。
資産が約 80 億円といっても、僕の場合は実業で稼いだワケではありませんから、「資産」といえるかどうか。
この先ゼロになるリスクもあるし、先のことなんてわかりませんね。
ジェイコム株の初値予想は 100 万円くらいでした。
だいたい IPO(新規上場株)は初日にチェックしてるんですけど、100 万以下なら買いかなと思ってたんです。
なので、67 万 2000 円の初値がついた時点で大量に買おうと思ったら、いきなり 57 万 2000 円のストップ安でしょ。
これは買いだと思いましてね。
まあ、100 万くらいまでは上がるだろうと思って。
ジェイコム株は安かったから買っただけです。
これまでにも 1 日で 2 億 5 千万円もうけたこともあったし、逆に 1 億 6 千万円損した日もあった。
ジェイコム株を)誤発注と知って買ったわけじゃありませんでした。
ジェイコムの初値予想は 100 万円くらいだったのが、ストップ安の 57 万 2000 円をつけたので、安いと思ったのです。
でも、05 年は 1 年で 60 億円以上の利益が出ているから、ジェイコム株での儲けは、自分では“すごい”という感想はありませんね。
ただね、一日中ネット取引をやるのはものすごい緊張感があって、精神的にかなりキツイんですよ。
だから、今後もやめないとは思うんですが、投資額は減らそうと思ってます。
でも、株の勉強を特別にしたわけじゃありません。
株の売買はどうやったらいいかが分かる程度の本を 1 冊読んだだけです。
ちょうどネット証券が始まったばかりだったので、あんまり本とか読んでも意味がなかったんですよ。
自分で運用しているうちに、自然と身についた感じですね。
いや、別に数学とか得意だったわけでもないですよ。
ほら、ネット証券が始まって手数料も安くなったでしょ。
時間もあったし、それじゃあやってみようかなと思ったのがキッカケかな。
ネットのおかげで短期売買もやりやすくなったですしね。
でもね、今回の儲けはそれほどでもないですよ。
単一銘柄での儲けとしては確かに大きいですが、20 億なんて、今年 1 年の利益からすれば 3 分の 1 とかそんな程度ですよ。
だって 60 億くらい儲かってましたから。
ほかにも前日から取引を持ち越していた銘柄がいくつもあり、ジェイコム株は新規公開株なので「見てた」ってだけです。
百万円ぐらいかと思ったら六十七万二千円で値がついたので、安いと思って最初は五十株ずつ何回か買った。
まあ、この家は自分が買ったんですが、今はとくに欲しいものはないんです。
というか、金の使い方がよく分からないんですよ。
ある意味、ゲーム感覚で儲けたようなもんですからね。
もう 3 年前から株取引自体は、面白いとは思わなくなっています。
ただ、これが僕の仕事だと思っていますので、やり続けているのです。
もちろん、やめることもできるでしょうが、じゃあ、やめて何をするのかと考えてみても、思いつきません。
僕のような若者のことを「ネオニート」などと呼ぶらしいのは知っていますが、別に、その呼ばれ方については特に感想はありませんね……。
もうかっても、損しても精神的にかなりきつい。
やっててつらいんです。
1 回この世界に入ったら、何をしていても株で頭がいっぱいになる。
やめたいのに、やめられない。
家族からも「やめたら」と言われる。
でも、いつでも値動きがある。
もうけのチャンスがそこにあるのに、失うこともつらい。
出来たはずのことをしなかったことで仕事放棄のような気がしてしまうんです。
楽しかったのはこの頃(2002 年)まで。
それからはプレッシャーでつらくなってきた。
株をやり始めたのは、6 年くらい前からです。
最初の元手は 100 万円。
自分でアルバイトをして貯めたお金です。
株式投資をやめようと思ったことは何度もあります。
資産が 80 億円になった今でさえ、「朝のたった 10 分間で 1 億円を損するかもしれない」リスクとプレッシャーで押しつぶされそうになる。
正直、精神的にきついです。
やめればいいんですが、そうすると儲けるチャンスを自ら放棄して 1 億円損をした気分になるので、それもきつい。
どっちもきついなら、株をやり続けるしかないなぁって感じです。
株式投資を始めたのは 5 ~ 6 年前の大学在学中でした。
当初 140 万円から始めたんです。
バイトして貯めたおカネとか、子供の頃から貯めていたお年玉とかが元手ですね。
最初は株関係の本を何冊か読みましたが、そのころはネット取引自体まだ歴史が浅く、参考になりそうな本はほとんどありませんでした。
今でもアナリストの銘柄レポートも、マネー誌や経済誌も読みません。
他人の意見に影響を受けるのがイヤなんです。
ですから、ボクのスタイルは、あくまで実践を繰り返すなかで覚えていったものです。
株投資で特別なことは何もしていません。
日経新聞はパラパラと目を通す程度で、とらなくてもいいと思っているほどだし、投資関係の雑誌もまったく読みません。
「会社四季報」の情報やニュースをインターネットで見るくらいですね。
九八年に NHK スペシャル「マネー革命」を観て、海外の投資家が個人で凄い金額を稼いでいるのに衝撃を受けました。
その後、“これから株が上がる”という景気のいい見出しの本を立ち読みして株をやってみようと思った。
最初は郵便のバイトやお年玉などで貰った百数十万円が元手でした。
今の上昇相場では、超大型株を中心に取引しています。
売買高ランキングを参考にして銘柄を選んでいますね。
例えば、三菱 UFJ や住友金属工業などです。
この相場では超大型株を選べば、普通は儲けられると思います。
あと、大事なのは損切りを早くすることでしょうか。
僕自身は、想定より下がった場合には、上がるまで待つことはせず、早めに損失を確定させています。
今回の件では、そもそも証券会社の誤発注が通るシステムに問題があると思っています。
警告が出るだけじゃなくて、(売買自体を)執行停止にするべきでしょう。
証券会社があんな(61 万株と多い)注文を出せることがおかしいんです。
もし個人が発注を間違えても「間違えました」では通らないし、無茶な注文も受け付けてもらえない。
証券会社には無制限にカラ売りが許されていることも不公平に感じます。
個人投資家はカラ売り規制があって、61 万株もの莫大な売り注文は出せませんからね。
欠陥のあるシステムのせいで間違いを起こしてしまった証券マンもかわいそうですよ。
車は家族が運転するもので、僕はペーパードライバーなので運転しません。
食事も普通です。
家にあるものを食べることがほとんどですね。
服も地元のダイエーで買います。
常時保有しているのは十~三十銘柄で流動性のある大型株が中心です。
日経平均先物で全体の流れを見ながら色んな銘柄を物色する。
相場が悪いときはリバウンド狙いです。
世間ではネット投資家というと、みなひと括りに「デイトレーダー」と呼ぶ傾向があるけど、僕の投資スタイルは 1 日~ 1 週間程度で売買する「スイングトレード」です。
株をホールドする期間は長くても、せいぜい 10 日間。
たいがいは 2 ~ 3 日のサイクルで売買します。
「下がったら買って、上がったら売る」の単純作業の積み重ねです。
ムダな売買をやっていることも結構多いし、買った銘柄が予想以上に上下して、結果的に一日で手仕舞いする“デイトレード”になることはありますけどね。
他人の資金を動かすようなファンドは絶対にやらない。
株のことは忘れたい。
でももうかっているうちはやめられない。
大損するまでやめられないのでしょうね。
朝は 8 時 15 分に起きて、先物相場の動向や、米国株の状況を確認したりします。
もちろん、マーケットスピードで、扱っている銘柄の株価情報も見ます。
新聞やテレビは見ませんね。
あとは、9 時になったら、注目している銘柄の売り時や買い時を見つけて、取引するだけです。
午前の取引が終了する 11 時過ぎに遅い朝食をとって、午後も同じように取引をします。
15 時を過ぎたら、その日のニュースをネットで確認。
1 時間ほどその日の反省をしますが、16 時以降は株のことは考えないようにしています。
テレビゲームもやりませんし、近所に散歩に行くくらいですね。
普通の子どもでしたよ。
僕が株で稼いでいることは、ほとんど誰にも伝えていませんから(女性がいい寄ってくるなど)ありませんね。
こういう生活をしていると友人とも疎遠になりますから。
合コンなんかも特に行かないし。
(彼女はいる?)そのへんはプライベートなので……。
僕自身は、クレジットカードも持っていないですし、お金はほとんど持ち歩いていない。
現金は普段見ないようにしているんです。
時には数千万円単位で損失を出すこともあるので、いつも現金を見ていると“あんなに損をしたのか”と精神的なダメージが大きくなるからです。
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