デール・ブレッケンリッジ・カーネギー(Dale Breckenridge Carnegie)の名言集


Dale Breckenridge Carnegie

Dale Breckenridge Carnegie,1888年11月24日-1955年11月1日

アメリカ合衆国の実業家、作家、ビジネスセミナー講師。『人を動かす』『道は開ける』などの自己啓発書は2000万部以上の売上を記録した

アメリカ合衆国のミズーリ州の農家に生まれる。
ミズーリ州立学芸大学卒業後、新聞記者、俳優、セールスパーソン等雑多な職業を経て、YMCA弁論術担当となり、やがてD・カーネギー研究所設立。
人間関係の先駆者として名声を博す。

人間関係の秘訣を記した『人を動かす』を出版する。
最初はわずか5000部の販売だったが、とたんにセンセーショナルとなり、世界的なベストセラー、ロングセラーとなる。
『人を動かす』は自己啓発書の元祖である。

姉妹書であり、悩みへの対処法について書かれた『道は開ける』も世界的なベストセラーとなる。
これらの本は日本でも非常に評価が高く、経営者が勧める本や上司に読んで欲しい本などに名を連ねる事が多い。

各方面に寄付活動もしており、寄付総額は3億2000万ドルを超えている。
一方で自社工場での組合結成を、暴力を含む手段でもって阻止し、労働者への賃金を低く保つ一面も持ちあわせていた。
苗字は本来Carnageyであり、実業家のアンドリュー・カーネギー(Carnegie)とは血縁関係はない。
しかし、アンドリュー・カーネギーの名声にあやかって自らの苗字の綴りを変えた他、彼については模範的経営者として著書でたびたび言及している。

  • 自分の仕事が好きでなければ、本当の成功は望めない。多くの成功者は何度も他の仕事で失敗を重ねて、やっと自分のやりたい仕事を見出している。
  • 人生はまさにブーメランだ。人に与えたものは手元に返ってくる。
  • 勇気は、人の偉大さをはかる物差しである。自分の理想像のレベルに達するまで頑張ることだ。
  • 優柔不断は疑いと恐怖心を生み出し、行動は勇気を生み出す。恐怖心を克服するには、家に閉じこもってくよくよしていては駄目だ。外に出て仕事に精を出すことだ。
  • 幸福は人の地位とか財産には関係がない。まったく自分の考え方一つで、人は幸福にも不幸にもなる。だから毎朝自分にとってありがたいもののことを考えて、一日を始めることだ。人の未来は自分が今日考えていることに非常に大きく左右される。
  • 幸福になりたければ、やれ恩を返せだの、恩知らずだのと言わないで、人につくす喜びだけを生きがいにしようではないか。
  • 相手の心の中に強い欲求を起こさせること。これをやれる人は万人の支持を得ることに成功し、やれない人は一人の支持者を得ることにも失敗する。
  • たいていの者にありがちな問題は、せっかくこちらへ向かってくるチャンスに、目を閉じてしまっていることだ。チャンスを自分で探し求める者はごくまれだし、チャンスを見逃して痛い目にあってもまだ目を閉じている者が多すぎる。
  • 目標をしっかり定める。いったん目標が定まったら、ありとあらゆる時間をその実現のために注ぎ込む。自分の決心が正しいかどうか心配して、貴重な時間を浪費するな。あくまでやり通せ。
  • 何事にも落胆しない―あくまでやり続ける―決して断念しない。この三つが大体において成功者のモットーである。
  • 何事にも落胆しない、あくまでやり続ける、決して断念しない、この三つが成功者のモットーである。もちろん意気消沈するときはあるが、要はそれを乗り越えることだ。これさえできれば、世界は貴方のものだ!
  • 人から押しつけられた意見よりも、自分で思いついた意見のほうを、われわれは、はるかに大切にするものである。とすると、人に自分の意見を押しつけようとするのは、そもそも間違いだといえる。暗示を与えて、結論は相手に出させるほうが、よほど利口だ。
  • 他人に興味を持つことによって自分自身を忘れよう。毎日、誰かの喜ぶ微笑が浮かぶような善行を心がけよう。
  • 自分の欠点ばかり気になり出したら、そんな劣等感を直してくれる人間はこの世に一人しかいない。つまりあなた自身だ。
  • この道は一度しか通らない道だから、役に立つこと人のためになることは今すぐやろう。先へ延ばしたり、忘れたりしないように。この道は、二度と通らない道だから。
  • 最悪の事柄を受け入れてしまえば、もはや失うものはなくなる。裏を返して言えば、どうころんでも儲けものなのだ!
  • 人間は例外なく他人から評価を受けたいと強く望んでいるのだ。この事実を、決して忘れてはならない。深い思いやりから出る感謝の言葉を振りまきながら日々を過ごす---これが友をつくり、人を動かす秘訣である。
  • 些細なことをとやかく言うな。取るにもたらないこと---人生のシロアリ---に自分の幸福を食いつぶされるな。
  • 機会を逃すな。人生はすべて機会である。一番先頭を行く者はやる気があり、思い切って実行する人間である。「安全第一」を守っていては、あまり遠くへボートを漕ぎ出せない。
  • もし自分が間違っていたと素直に認める勇気があるなら、災いを転じて福となすことができる。過ちを認めれば、周囲のものがこちらを見直すだけでなく、自分自身を見直すようになるからだ。
  • 明日のことは配慮すべきである。細心の注意を払って計画し、準備すべきである。だが、心配するには及ばない。
  • 怖くなったら、自分のすべきことのみを考えればいい。万全の準備さえ整えれば、恐れることはないのだ。
  • 不可能だと思わない限り、人間は決して敗北しない。
  • ぜひやり遂げたいと思っている仕事が途中でうまくいかなくなっても、あっさりと投げ出して敗北を認めてはならない。何か他にやり方を試みることだ。音の出る弦は一本だけではない。他の弦を見出せばよいのだ。
  • 熱中を得る方法は、自分の手がけている事柄を正しいと信じ、自分にはそれをやり遂げる力があると信じ、積極的にそれをやり遂げたい気持ちになることである。昼の後に夜が来るように、ひとりでに熱中がやってくる。
  • 人間嫌いを直す簡単な方法は一つしかない。相手の長所を見つけることだ。長所は必ず見つかるものだ。
  • 私たちの疲労は仕事によって生じたのではなく、悩み、挫折、後悔が原因となっていることが多い。
  • 世界の大偉業の大半は、もはやこれで絶望かと思われた時にも、なお仕事をやり続けた人々の手によって成し遂げられた。
  • なぜ自分の愛犬をしつける時に用いるのと同じ方法を人間に応用しないのだろう。なぜ鞭の代わりに肉を、批評の代わりに賞賛を用いないのだろう。
  • 他人のために尽くすことだ。そうすれば、つまらない劣等感など、七月のとうもろこし畑にかかる朝露のように、跡形もなく消えうせてしまう。
  • 気にする必要もなく、忘れてもよい小事で心を乱してはならない。小事にこだわるには人生はあまりにも短い。
  • 俺は底まで落ちたが、とにかくそれに耐えてきた。これからは、上へ行くだけだ。
  • 自然に振舞う態度ほど、身に付けやすいものはない。
  • 気のふさいだ馬を見たことがあるか?しょげかえった小鳥を見たことがあるか?馬や小鳥が不幸にならないのは、仲間に「いい格好」を見せようとしないからだ。


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