日本のお笑い芸人
兵庫県出身。役者を目指し青年座研究所、テアトル・エコー附属養成所に在籍。養成所同期の寺門ジモンに誘われてお笑いの道に進む。お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」を結成しテレビなどで活躍した。
相手が小学生でも笑いの才能のある人を単純にすごいと思う
俺の場合、先輩、後輩関係なく、笑いの才能のある人を単純にすごいと思うし、憧れるんです。極端な話、小学生でも尊敬できます。そこがいけないのかもしれないけど、「こいつには負けないぞ!」という気持ちにならないんですよね。自分にないものが多すぎるから、それはもう仕方ない。
それなりの才能があることを素直に認めることが大切
やっぱり後輩でも上に立ったら、それなりの才能があることを素直に認めなければ何も始まりません。
下にいるほうが気楽
後輩に抜かれたことに対してカリカリして仕事がうまくいかなかったら、もったいないじゃないですか。仕事があるうちは幸福なんだ、ぐらいの気持ちになって、出世して偉くなるのがカッコいいという考えは、この際、捨てる。実際、上にいった人は大変ですから。忙しくなるし、プレッシャーはあるし、悪い結果が出たら全部責任負わされるし。下にいるほうが気楽なんです。
俺は後輩が自分より売れても、なんとも思わないんです
俺は後輩が自分より売れても、なんとも思わないんです。
上手な媚びへつらい方
媚びへつらい方でアドバイスを送るとするなら、ただペコペコ頭を下げていてはダメ。たまに相手の欠点をうまくイジるんです。たとえば女にモテるような意味を含ませながら、「もう、女泣かせなんだから!」って言われると、「何言ってるんだ君は?」って気分がよくなっちゃう。よく聞くと、ただの悪口なんだけど(笑)。ここをうまく切り抜けてる人は、いい仕事をもらえますね。
- 今日は良いスベり方だったな!
- 小型犬は笑いが分かっていない
- 俺が死んだら熱湯をかけてくれよ
- 誰が一番面白いか相撲で決めよう!
- リアクション芸人がトーク上手くなったら終わりだよ!
- いいか、絶対に押すなよ!!
- 全く努力してないというわけじゃないですよ、こんなオレでも。
- プロなんだから、ある程度はやっていて当たり前だから。
- 今でもディレクターさんやほかの芸人から、本当に打ち合わせなしの、“無茶ぶり”をされます。当然、頭は真っ白ですよ。
- グッチャグッチャになってボロクソに言われて終わったほうがオレの魅力が出るし、視聴者も満足すると思います。
- みんなそれがわかっててオレに無茶ぶりしてくれてるんです。
- それをイヤだって思うのは違う。これがオレの仕事なんだって思わなきゃいけないんです。
- 目の前に熱湯風呂があったら入る、オレはそれでいいんだ!と思えるようになりました。
- お笑い芸人はみんな、そうやって自分の笑いを探していくものなんだと思います。
- オレにはオレの笑いがある。あれもこれもと欲張らず、自分の笑いをとっていけばいい。
リアクションの殿堂 [DVD]
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ダチョウ倶楽部,出川哲朗,有吉弘行
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