梨花(りんか、1973年5月21日)
日本のファッションモデル、タレント、歌手。本名(旧姓)、根中 千恵子(ねなか ちえこ)
東京都墨田区出身。スターダストプロモーション所属。 東京女子学園中学校・高等学校卒業。歯科衛生士専門学校へ進学。
18歳の時に表参道を歩いていた際、男性ファッション雑誌の街頭スナップのスカウトをされ、初めて雑誌に掲載される。その写真が現所属事務所のスタッフの目に留まり、スカウトされ事務所入りした。
2007年10月8日に公式ブログにおいて、6年間交際した男性と破局したことを告白した。
2010年1月10日に、同月9日に以前交際していた建築関係の会社に勤める年下男性と復縁し、結婚したことを発表した。
同年1月11日に東京都港区で挙式と披露宴を行った。
『ロンドンハーツ』で共演していた飯島愛とも交友があった。
田波涼子、小泉里子、真山景子と4人で「セレブ会」という集まりを開いている。
浜崎あゆみとは浜崎がデビューする直前に共通の知り合いを通じて会ったことがあり、モデル業が不調だった頃に浜崎の歌を聴いて励まされたとブログに書いている。
また浜崎からは「梨花姉」と呼ばれている。
料理はあまり得意ではなく、『愛のエプロン』では出演する度に数々の迷料理・珍料理で、ほぼ確実にジャッジマンを苦しめた。
茶碗蒸しを知らなかったり、鶏の唐揚げをお湯で揚げた(要は茹でた)結果、 ワーストエプロン大賞のグランプリを2回連続で受賞したり、本人も自作の料理を食べ苦しんだ経験が何度もある。
テレビ朝日のバラエティ番組『ロンドンハーツ』内の企画「格付けし合う女たち」で、「A・B・C・D・Eカップ」(“良い”と“E”を掛けているダジャレ)や「乳首クンピ」、「ありえない2」等々の数々のギャグを連発し、芸人と言われるようになった。
同番組に共演する青木さやかは梨花に対し芸人としての憧れを抱き、田丸麻紀は「モデルから芸人になった人は珍しい」と発言されるなど、「芸人」寄りのタレントとしての周知の事実を得る。
本人は「カリスマモデルです!」と主張するものの、同番組内のファッションチェックコーナー等では「元カリスマモデル」とのスーパーが使用されている。
このことに関して、本人は「『元カリスマ』モデルであり、これは現在はカリスマではないがモデルである」という意味とポジティブに解釈して納得している。
大阪で開催されたイベントの際、5歳ほどの女の子から「いつも『格付けし合う女達』見てます」と書いた手紙と花を貰うと同時に「将来は梨花さんみたいなカリスマモデルになりたいです」と言われたことを心の支えにしていると発言し、手紙は持ち歩いている。
尊敬するファッションモデルはケイト・モスである。
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の義援金として日本赤十字社を通じて、1000万円を寄付した。
2011年6月8日、数回の流産の末に第一子を妊娠(5か月)したことを報告。
同年11月18日に難産になったが出産。
- 10代の子がコロコロとイメージを変えるのは可愛いと思うけど、ある時期を超えたら、女性像の軸がブレるのはカッコ悪いこと。
自然と確立できる時がくるだろうと思いがちだけど、意外にこないから。
自分が思い立たなければ、そこにはたどり着けない。
『自分スタイル』って、『目的』という言葉に置き換えればいいと思う。
そもそも、目指すものがないと『自分』もいじりようがなくない? - 20代まではプロセスよりも結論を急いでた。
だけど今は、積み重ねていく楽しさを知っている。 - 30代からのファッションは、言葉以上にその人自身を語るコミュニケーションツールだと思う。
- おしゃれって、誰かみたいになりたいって気持ちから始まることが多いし、パクリ精神や要素は全然あっていいと思うの。
私も“これ真似したい”っていうことは多々あるし、自分に似合うものが一番とは思いつつも『私これでイケてる?大丈夫?今は何がブームなの?』って、不安になって調査することもあるくらいだから。
ただ、真似オンリー、流行りものオンリーっていうのはどうかなって。
人生もそうでしょ。
成功した人と同じことをしたからといって、自分の成功が約束されるわけじゃない。
流行=ゴールって考え方だと、いつまで経っても自分に似合うものは見るからない。
やっぱりトライ&エラーで見つけ出していくもの。
若い時は何を着ても勢いでどうにかなっちゃったりするけど、じっくり見極めて見つけ出した“自分らしさ”は、誰の目にも素敵に映るはず。
私はそう思うな。 - クラスブランドのものって、以前は靴やバッグなどの小物が中心で、服はあまり着ていなかった。
でもここ数年は、ハイファッションを着ることにも積極的。
素材感とかカッティングの違いは明らかだし、何よりいい素材の服を着た時に、自分のダメさ加減がわかるの。
ディテールとか強さに負けてる事を知らされたり、カットやラインも大胆だったりするから、怠けてる自分が露呈しちゃうんだよね。
そういう、追いついてないものが何かある事を直視する為にも、時にいいものにも袖を通して、その感触を知っておくべき。 - シンプルなスタイルほど、その人自身がにじみ出てしまうもの。
特に30代からのおしゃれは、それまで培ってきた独自の人間味が、すごく大きなアクセサリーになる気がするの。
一点豪華主義も経験のもとにこそ成立するものだし、それまでの失敗や成功なくして、シンプルスタイルのスキルは磨けない。
“あえてシンプル”なのと“それしかできない”のとでは、まったくの別物だよね。 - すごく大事だなと思うのは、ものごとを決める時に、それが自分の主観か第三者の主観かを冷静に見直すこと、恋愛相談などを受けても、『本当にそれ、嫌?』『まわりの誰もそのことを知らないとしたらどう?』って必ず聞くんだよね。
一番怖いのは、人の主観に飲み込まれてることに気づかず、本当に自分が何を求めているのかすら、見失ってしまうこと。
失って気づいて、取り戻せればいいけど、そううまくいかないこともある。
だとしたら、自分にとって本当に大事なものは何か、そこは、しっかりわかっていたほうがいいと思う。 - どうするかは自分で選べる。
やめることも、進むことも。
「何を終わらせて、何を始めるか」たまに自分のなかで、そういう区切りをつけることはすごく大事なことだと思うな。 - どこのブランドか?よりも、シルエットや丈、着たときのバランスで、自分に似合うトレンチコートを一枚持っておくことは、おしゃれの命題。
- どんな環境でもどんな状態でも「頑張ること」で道は拓けてきたかなって。
- ファッションもメイクも、実はすごい計算されているけど、全然やってない風な、むっつり加減じゃないと、本当のおしゃれじゃないと思う。
- よく“継続は力なり”っていうけど、それは結果論。
その過程がだましだましだったら、その場はやり過ごせても、いずれガタがくる。
私がこの仕事を続けてこられたのは、ただ単に慎重になって石橋をたたくだけじゃなく、信頼関係だったり、自分が責任を負うべきことにはどんなに面倒くさくても手を抜かなかったからだと思ってる。
そして、その積み重ねが、仕事のスキルにおいても、人間関係においても、後々すごい財産になっていたの。 - 何を着て、誰と、どこに行くのか。
おしゃれを楽しむことは自分の人生を楽しむ事なんだよね。 - 何事も一日にして成らずだし、そこからさらに自分を成長させていくためには、自らそのきっかけを作ること。
いわばそれが節目であって、それをつくる時には自分なりに理由をつくることも不可欠。
なぜかというと、悲しいけど、理由も意味もない事も現実としていっぱいあるから。
だけど、そんなときでも、自分なりに理由をつけて、何かをしていくことで、人は一歩ずつでも進んでいける。
苦しい時ほど、しっかり自分と向き合いながら、答えを一つずつ出してあげることで、それがけじめにもなったり、次に進む理由になったり、私もそうだったの。
30代からは夢見がちな頑張りよりも、現実的にはそっちかなって。
大事なのはその先の自分を思い描いた時にどうなっていたいかだと思う。 - 今って、ファンデもアイメイクもすごいじゃない。
ギャルっていうレベルまでいっちゃえばいいけど、普通の女子が”外人風味”を狙って、メイクをやればやるほど、濃くすればするほど、もっと”日本人”になっちゃうってことに、気がついてないよね。
こってりって全然”外人風味”じゃないの。 - 私が目標を立てる時は、運や相手任せになるようなものには絶対にしないの。
仕事がなくなった時もそうで、例えば『こういう仕事をしたい』『できるようになりたい』という目標では、その仕事が巡ってくるまでかなわないし、何もしないまま挫折しちゃうことにもなりかねない。
その代わりに、すごくレベルは低いけど、『毎日、腹筋10回』『必ず元気におはようと挨拶する』とか、自分にしかやりようがない目標を立てたの。
そうすると『できなかったんだけど』とか『いくら待ってもこないんだけど』っていう言い訳も、無駄な時間もなくなって、逆に、日々、達成できたことへの小さい自信がついてくる。
人間って自信がなくなると、どんどんマイナス思考になっていくけど、『できる』という小さな積み重ねが増えていけば、さらに大きいものへ挑む自身にもつながっていく。
そうやって自信という栄養をたくさん与えてあげることが大事。 - 私にとってはおしゃれって、生活のメリハリ要素の部分も大きいの。
今日、何をするか、どんな主人公になりたいかで、服選びを楽しんでるタイプだから。
旦那さんと遊園地に行く、家でご飯、近所の散歩、どれも特別な出来事にしたいし、どれも楽しみたい。
おしゃれって、自分のモチベーションを上げてくれるだけじゃなくて、日常を幸せに彩ってくれる作用をもたらしてくれるものだなって、今あらためて思うから。 - 自分に対して正直であることが大前提。
そのうえで、相手とも本音で付き合いたいと思うタイプ。
それは以前からずっとそう。
ただ、そうなると必然的に交友関係も絞られてくるよね。
だけど、建前も社交辞令もいらない関係の方が私にとっては心地いいし、それが相手に対する誠意でもあるんだよね。 - 若い時って人目が気になるけど、30代からは人からどう思われるかよりも、自分が何をしていたいか、何をしていると楽しいのかっていう部分を、今まで以上に気にかけてあげないと絶対にダメだと思う。
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