盛田 昭夫の名言集
2014/03/18
盛田 昭夫(もりた あきお、1921年1月26日 - 1999年10月3日)
技術者、実業家、ソニー創業者の一人
愛知県常滑市の造り酒屋に生まれる。旧制愛知第一中学校(現・愛知県立旭丘高等学校)、名古屋大学 第八高等学校(現・名古屋大学教養部)、大阪帝国大学理学部物理学科卒。
太平洋戦争中、海軍技術中尉時代に技術研究会で井深大と知り合う。終戦後、1946年に井深大らとソニーの前身、東京通信工業を設立。
1959年にソニー副社長、1971年に社長、1976年に会長就任。トランジスタラジオ、ウォークマンを世界に売り込む。また、家庭用ビデオ規格を巡り、 自社が率いるベータマックス陣営と日本ビクター率いるVHS陣営との激しい争いを繰り広げた。
- 設立趣意書には、自由闊達にして愉快なる理想工場の建設、とあります。
- 競争というのは、時間の早さなんですね。競争に勝つというのは時間をかせぐということなんです。
- ソニーUKは、英国の経済再生のためにも貢献できる会社でなくてはならない。
- 我々は学問をやっているのではなく、インダストリーを業としているのだ。
- 我が社は技術のソニーと言われますが、それは一方的な見解です。
- 組織の秩序に組み込もうという態度はあらゆる個性的な能力を殺してしまう。
- 忙しいし、やることはたくさんあるけども、別にそれで圧迫を感じたことはない。むしろ難しい問題があると勇気が出ます。
- クリエイティビティには3つある。第1に発明発見、技術革新。第2にプロダクトプランニングとプロダクション。第3にマーケティング。
- 技術の進歩は地球上全ての人々の生活を豊かにするものを信じている。
- 自らが現場監督の上着を着て、交替勤務制で働く従業員らと共に夕食を食べられることを誇りにしている。
- 自己の納得なく、ただ命令だからやる仕事に皆さんは生き甲斐を見いだすことができるだろうか。
- 個人は決して会社の所有物ではない。
- 過去にしがみつき通すことは不可能である。
- 日本政府は我が社の収益の多くを税金として取り上げているのだから、リスクを冒さずに我が社のパートナーになっているも同然なのである。
- 私は内心、これはいけるぞという自信がありました。なぜならば、若い人達は音楽無しではいられないということが解っていたからです。
- 企業の経営者は、その事業に十分通じているひとでなければならない。
- 1年後の予定が詰まっていない?オレも暇になったものだ。
- ネクラな組織からは何も生まれん。
- いつも好奇心をもつということが大事だ。私はいつも、目に入ったもので知らないものは、あれはなんだ、これはなんだと若い者に聞いておる。
- スキーにしろなんにしろ、私にとっての遊びの出発点は、好奇心、チャレンジ精神である。
- 私はフィロソフィーという言葉が好きだ。
- うちの若いのが、キミの会社に転職するそうだ。どうかよろしく頼む。
- ビジネスに敢闘賞は無いのです。
- ソニーのトリニトロンテレビは市場価格よりも2,3割高価だ。それなのにダンピング税を課すのはアメリカのフェアプレイ精神にもとるものである。
- いくら性能がすぐれた製品であっても、お客様に買ってもらえなくては会社に何の価値ももたらさない。
- 知識も自信もない経営者は、冒険を嫌い、自分の行動をいちいち正当化する必要を感じすぐコンサルタント会社に相談する。
- ソニーは、革新的な技術を商品にする、インダストリーにするということで世界中にその名を知れわたったのであります。
- 我々は全世界を覆いながら現地に根ざす。
- 当たり前のことをきちんとやること。
- 我々は、ハードウェアとソフトウェア(コンテンツ)は車輪の両輪だと思っております。
- 米国企業は、長続きする財産を築くことよりも、紙の財産をもてあそぶことに興味を覚え、四半期ごとの短期勝負に血道をあげている。
- あなたは、銀行でやるべき事は一応卒業したように見えるが、ウチへ来なさいよ。
- 人生には寿命があります。しかし、会社には寿命があってはなりません。
- 新しい発明発見も大切ですが、既存の技術を使って全く新しい製品を考え出す知恵があれば、一つのインダストリーとして立派に成長するのだということをウォークマンは実証したのです。
- 新入社員の皆さんはソニーはよそと違った会社であることを、今から覚悟してほしい。
- ネアカになれない時はネアカの振りをしろ、そうすれば社員ばかりでなく自分も騙されてネアカになって行くんだ。
- このパバロッティ聴いてみろよ!
- 人間は他者から強いられなくても働きたいとか仕事をなしとげたいという自然の欲求を持っているものだ。
- 成功するかしないかは、ただ我々の意志の強さと努力にかかっているのだ。
- チャンスをつかみ、チャンスを生かせないビジネスマンは、ビジネスマンとして失格だ。
- 技術者の得る満足と、使う立場にある人の満足は違う。
- 井深さんと一緒に仕事を始めましたとき、何とかして自動車を一台もてるようになろう、これがささやかな望みでありました。
- ものをつくった人は、新しいインダストリーをクリエイトする使命ががあると思って頑張っていただきたい。
- MBAや弁護士、それに資金の魔法使い達を、技術者や製品企画担当者よりも高く評価する社会は間違っている。
- 本質を見失ってはいけない。見失うと、いつでも「改革」という美名のもとに大切な本質が失われる。変えるべきは変え、変えないべきは変えない。
- いつでも明るさをもつというのが大事だとおもうわけです。
- これは歴史的事件だ。見ておこう。
- ベータマックスで、あなたは初めてテレビプログラムをその手につかむことができます。
- 新しい科学技術を吸収消化しようという態度は我々日本人の習性なのである。
- 工場設立の一番の目的は、Made in Japanと同じ品質のテレビを現地で作ることだ。
- アナログからデジタルへ。このデジタライズされることによって、あらゆる考え方がまるっきり変わってゆく。そういう時代に、私達はおるのであります。
- ベータマックス訴訟。勝利の最大の原因は米国の一般消費者の強い声に支えられた草の根運動の展開といえる。
- これから我々の将来は、ただ技術を誇るだけでは勝てない時代が来ていると思う。
- ツイストは、両手で手ぬぐいを持ちお尻をこするようにすればいい。ほら、こうやって・・・。
- スピーチの当日になると、朝起きたときになぜ引き受けてしまったのだろうと、いつも後悔するんだよ。
- 主張すべきことは主張し、困難な問題に対して目を背けてはいけない。
- アメリカ人は必ずしもイマジネーションというものを理解していない。もし自分がアメリカでCEOをやっていたら6ヶ月ともたなかっただろう。
- バーンスタインが来たからご飯食べようよ。
- ビデオレコーディングという新しいテクノロジーを使うことによって、新しい分野が開けてくる気がするのであります。
- ソニーに縁を持って本当によかったと考えてもらえるようにすること。これが私は会社の大目的だと考えます。
- ソニーファミリーは世界中にいて、それぞれ違った歴史、伝統、習慣を持っている人達がソニーの旗の下で一緒に働いている。
- ソニーが世界中に広がってゆくのは、我々の宿命であり運命であり、進むべき道であります。
- ジャングルの中で生活する者は、スーパーコンピューターがある清潔な部屋で研究する科学者同様に技術に革新的になれる。
- 「知恵」と「スピード」の2点を最大限に生かすためには頭を柔軟にすることが大切だ。
- 誤解を恐れずに言うと、私は生意気な人が欲しい。ソニーというのは生意気な人の個性を殺さない会社です。
- 製品の競争力とは、価格を下げることではなくお客様に対する魅力を増やすということである。
- 物事を複雑に考えるな。当たり前のことをすればいい。
- 何でもやればできる。
- 非常に寒いニューヨークの冬に、三万台のラジオの在庫を引き取って一日かけて倉庫に運んだ。それがソニーアメリカの一日目であります。
- この望遠鏡の反射板にホコリがついたらどうやって掃除をするのか?
- 勉強というのは死ぬまで辞めちゃいけない。
- トップが決断するのが責任ある行為。そしてトップはその責任をとらなければならない。
- アメリカのように、経営の専門家が企業から企業へ渡り歩くのは危険ではないだろうか。
- 暇になると病気になる。仕事がたくさんあることが、僕の健康法。
- 人生の大転機は、井深さんに出会ったこと。
- 映像ビジネス、そして文化のトリガーとなったベータマックスの功績はソニーの一人一人が誇りに感じていると思う。
- 商売というのは、考えて作って売ってお金を取ってきて、初めて商売なのであります。
- 創造性は標準化が不可能です。
- 会社が倒産すれば、何千万ドルもの借金をつくるために、何十年も営々と働いてきたことになる。われわれは、そんなバカなことはできない。
- 技術、製品企画、マーケティングの三つの分野に独創性が発揮されて初めて、消費者は新技術の恩恵に浴し得るのである。
- 私達はプライドが強いですから、ソニーはユニークであると言い続けてきましたし、事実そうだと信じておる。これは、我が社の、かけがえのない我が社の力だと思います。
- ソニーの技術力、販売力、経営能力のどれか、ソニーの知恵を利用できる分野があれば、それを利用し今後の発展性のある分野に進出してゆきたい。
- ビデオで、テレビが雑誌になるんだ。
- 金銭が唯一のインセンティブだと考えるのは、大きな間違いである。
- マーケットに合うような商品を作っていたのでは遅れをとる。最上のマーケティングはマーケットクリエーションだ。
- アメリカとつきあうには、マイノリティとよくつきあえなければならない。
- 私は楽観主義者である。我々がベストを尽くして努力さえすれば平和で偉大な未来は必ず来る。
- 産業人が汗水垂らして働いた結晶が、彼らの為替投機のせいであっというまに吹っ飛んでしまう。そんなばかな話がありますか。
- ソニーでは個性は一切殺さない。
- ソニーの誇りは技術であります。この技術をお客様にどうアピールするかのソフトウェアがヒット商品を作ったのであります。
- 経団連の会長になったら、僕は断固、日本の構造改革、規制緩和の実行に取り組む。
- ホテルのベッドが古くてぶかぶかで眠れない?ホテルに頼んで板をもらいなさい。オレもそんなことがあったよ。
- 日本のソニーが、世界のソニーになれないはずがない。
- スキューバのライセンスを取ったぞ。
- 私はいつもネアカが好きだと言っているんだが、暗い人生を送っては不幸ですよ。みんなが元気に張り切って、やる。
- 自分の仕事は、世界で誰にも負けないという実力を備えなければならないのであります。
- 社長は自分がやると決めた事、ひとにやらせようと思うことを明確にし全責任を負わなければならない。
- アメリカのスピーチはディナーの後なのでおちおち食べていられない。日本ではディナーの前です。是非この習慣も日本から輸入されたほうがよい。
- あんまりストレスを感じないです。私は非常に楽天的ですからね。
- 開発に執念を持つこと。それが、井深さんの執念に対する皆さん方の最大の恩返しだと思う。
- ソニーで必要な能力の価値は、あなたがどこで何を学んだかで決まるのではない。
- 人から学ぶということも大切です。他から学んだ知恵を実力として消化してください。
- こういうものがあったら便利だろうな。こういった商品があったら愉しいだろうな。
- ソニーは、ソニーカルチャー。世界中の良いところを集めて作り上げようとしております。
- ソニーの「自由闊達」は、責任を持って仕事を成し遂げようと努力する中で初めて成り立つ。
- 君たち、アメリカに来たら、食事はガソリンと思って食わにぁアカン。
- 会社は学校のように気楽なところではない。
- 私は、あなた方が本当に働きがいを感じ、働く喜びを持ってソニーにいて欲しいと思います。
- 人類には輝かしい未来があると私は信じている。
- 皆、「さん」付けで呼ぼうではないか。
- キミも苦労しているようだな。
- やっぱりクリエイティブにも基本はあるわけでね、思いつきでは困る。
- ソニーはトランジスタラジオを売り出したのは世界で二番目です。一番目の米国の会社は売れなくてすぐやめた。我が社は、「ラジオは一人一台必要だ」という考え方を売ったのです。
- ビス一本のゆるみが、ソニーの信用を傷つける。
- ソニーを、海外現地の人々が誇りに思う会社にしていただきたい。それが「グローバル・ローカライゼーション」の意味するところです。
- ソニーなどという名に恋々とせずに会社を辞める勇気は今の人のほうがずっとある。
- 生意気な人達の挑戦的な姿勢が、ソニーの原動力です。
- 真のエキスパートは、井の中の蛙であってはならない。
- 一部の産業界は、マネーゲームに没頭し、ものを生産するという本来の役割を放棄している。
- 原宿に居る若者達をみていたんだ。最近、ヘッドフォンをしている若者が少なくなったような気がする。調べなさい。
- 値段は高くてもよろしい。高いだけ良いものであればそれでよい。
- 私は自分の青春を、力一杯働いたと思っております。
- 我が社はいつでも先駆者であります。
- 残念ながら、日本人は「正体のつかみにくい異邦人」であるというのは事実として認めざるを得ないのではないかと思います。
- 日本が占領時代を通じて多くを学んだように、なぜアメリカは今日本に対する敗北から学ばないのか。
- 要するに、人と同じことをしていては商売に勝てないということである。
- なぜ長髪にしたか?やっぱりカッコよくないといかんからね。
- 私自身はソニーに「神話」があったとは思っていない。
- 人間は充足感を味わうために働くのだと私は考えたい。
- まだまだ我々は技術力を本当にビジネスとして使い切っていない。
- 不良在庫でつぶれる会社はたくさんあるが、在庫不足でつぶれた会社はない。
- 一度決めたことでもひっくり返し、納得いくまで徹底的に議論することが必要だと思う。
- 日本の多くの会社が協調性をうたう時、それはすなわち個性の抹殺を意味している。
- あなた方がソニーに入社するのは、「他社とは違う」というソニーのイメージをもっと強くし、ソニーの戦力になるためだ。
- 我が社は時代の先端をいかなければいけないし、私も時代には遅れたくないんですよ。
- 日本では最近、布団乾燥機という新商品が出てね。これが実に便利で寝心地がいいんだ。一台送ったから使ってみてくれ。
- 個性を殺す秩序はすなわち沈滞であり、衰退であることは疑いの余地がない。
- 日本はいまだに小国意識から完全に脱却できずにおり、国際的にそのことの対価を払い続けて居る。
- 私は、生き生きとした、人間としてのソニーを作り上げたい。
- マーケットのあるところに工場を造る。
- ソニーのカルチャーは日本のカルチャーであってはいけないと思っております。
- このカラヤン凄いよな!
- 今の時代はなんとしても知恵を出して早めに動くことが大事。そうすれば我が社の確信は実現すると思う。
- 今や経済は、お金をあやつる人々のなすがままになっている。
- 高い効率と高生産性を望むなら社員の志気を高めるべきであり、彼らと心を通わせることが大切だ。
- 会社にも社格、社徳がある。