野村 克也の名言集
2014/11/03
野村 克也(のむら かつや、1935年6月29日)
京都府出身の元プロ野球選手(捕手)・監督・野球解説者、野球評論家。所属事務所はエフエンタープライズ
愛称は「ノムさん」。
現役生活は1954年から1980年の27年間にわたり、南海ホークス、ロッテオリオンズ、西武ライオンズでプレーした。引退後は1990年から1998年までヤクルトスワローズ、1999年から2001年まで阪神タイガース、2003年から2005年まで社会人野球のシダックス、2006年から2009年まで東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務めた。2010年からはサンケイスポーツの野球評論家を務める傍ら、東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督にも就任した。また、出身地の京丹後市名誉市民となっている。
通算試合出場数は日本プロ野球歴代1位(実働年数は歴代2位)、通算の安打、本塁打、打点、塁打数は歴代2位で、いずれもパ・リーグ記録である。球史に残る名選手であり、本人は「俺は王貞治さえいなければ三冠王だった」とぼやいている。選手・監督時代を通じ、勝つために様々な工夫や駆け引きを重ねており、野球理論・野球技術の発展に貢献している。
前述の「ノムさん」の愛称の他にも、「ノムやん」「ノムはん」「ムース」「和製のベーブ」などと呼ばれることがある。ムースとはロッキー山脈に生息する、普段のっそりしているが非常に敏感で頭がよい「へら鹿」のことであり、日米野球で来日したウィリー・メイズが「のそっとしているがいろいろな動きによく反応している」野村をこう呼んだことから名づけられた。
現妻はタレントの野村沙知代。息子は現・読売ジャイアンツ(以下、巨人)2軍バッテリーコーチの野村克則。前妻の間にも息子が1人いる。継子にはプロ野球エージェントの団野村、ケニー野村がいる。
自著で幾度か「何よりも自分は働く人間」と述懐している通り、幼少の時から老年に差し掛かった現在まで、仕事に対する執着心は非常に強い。野村ほど第一線を退くことなく野球を続け、オフや休日にも講演やテレビ出演、自著本など数え切れないほどの仕事をこなす人物は野球界でも類を見ない。現役時代は捕手という負担の大きいポジションで歴代選手1位の出場数を記録し、プレイングマネージャーまで務めており、監督としての試合出場も通算3000試合の大台に乗せている。
- 自己を過大評価した瞬間から、思考の硬直が始まる
- 組織のトップを走らなくても二番手、三番手でキチンと仕事をしてくれる。そういう人材もまた必要なのです
- 慣れに埋没する恐ろしさは、経験したものでないとわからない
- 人間学のないリーダーに資格なし
- 信頼とは感動の積み重ね
- キャッチャーは「捕手」と書く。言うまでもなく球を捕る「捕」だが、私はもうひとつ、投手を助け、足りないところを補う「補」であると思っている
- チームは”仲良し集団”になってはいけない。弱いチームはそうなりがち
- プロとは当たり前のことを当たり前にできる人間をいう
- 一流とは、より多くの疑問を抱き、失敗からたくさんのことを学び取る能力に優れた人間
- テスト生だろうと、入団してしまえばあとは実力の世界。チャンスがゼロということは絶対にない
- 戦いは、常に変幻自在に。敵を倒すにはまずリーダーを狙え。徹底的に、相手の弱点をつけ
- 使命感とは命を使うことだ
- プロは技術的限界を感じてから、本当の戦いが始まるのだ
- コントロールや駆け引きの前に欠かせないエースの条件。それは闘争心
- オレや野球をやっている。長嶋はゲームをやっている。そんな野球には負けられない
- 上に立つ者に信念がなく、自信も失ってしまえば誰もついてこない
- 弱者でも、方法論次第、考え方次第で強者を倒せる。それが野球だ
- この中で誰が一番偉いと思う? ワシ? 違う、君たちマスコミや。君たちは、ペンで人も殺せる
- 仕事を持つようになって初めて、人生の意味を知る。大人になっていく
- 考え方が行動になって、取り組みになって表れてくる。苦労して、苦労していかないと、自分の哲学はできない
- 努力に即効性はなし、と心得よ
- 手抜きをしないことこそ、一流選手への条件
- 勝敗の結果は神様にゆだねろ。ただ自分の能力を出すことだけに全力を尽くしてくれ。考えるのはワシらの役目や
- 世のため人のために、仕事に励め
- 依頼心が強すぎると、人間の思考力は著しく衰える。思考が止まれば、進歩も止まる
- チームへの愛情を育て、プライドを持たせる
- 弱いから派閥が出来るのか、それとも派閥が出来るから弱いのか。いずれにせよ、派閥が存在するようなチームが強いわけがない
- 他人の目を無条件で信じてはいけない。情報は自分の目で確認しなければならない
- 人間はどん底まで落ちれば、考え方が変わる
- ベンチで笑いを提供する選手には、たとえ試合に出場しなくても、それなりのプラスの点が与えられた。代打で一安打するのと同じぐらいの価値があった
- 我々、なりふりかまわずの世界でしょ。なのに、なりふりかまう奴は嫌い
- 自己の内面へ入り込んでいくことが、新しい自分を構築すること
- 練習で育つ自信は1、2割。自信というのは実戦の中でこそ育つ
- 大勢が横一列に並んでスタートする競争世界で、弱者が人と同じことをやっていては、勝てないのは当たり前
- チームを強くするためには、監督自身が成長、進歩しなければならない
- 「仕事」と「人生」は切っても切り離せない関係にある
- 投手は、「打てるもんなら打ってみろ、絶対抑えてやる」というプラス思考がいい。捕手は危機管理のマイナス思考。プラスとマイナスだから、バッテリーと言われるのだ
- 妬み、ひがみ、劣等感。あいつらのおかげで、こんな性格になった。あいつらには負けねえ
- 指導では”どうや試してみい”と言うことが多い。やらせてみて”どうや?”の繰り返し
- カウント2-3の場面で、ボール球を投げさせて勝負する。それが配球の妙
- アンパイアは、ピッチャーの女房役のキャッチャーにとって、言ってみれば夫の上司みたいなもの
- 人の値打ちは失敗から立ち上がるかどうかで決まる
- どこからも声がかからなくなるまで、ユニホームを着続けることを決意した
- リーダーは、常に選手より一歩先を行ってなくてはならない
- 一番大事なのは、選手との信頼関係であり、監督としての器。器でない人がやると必ず摩擦が起きる。プロ野球の監督も適材適所
- サーカスの曲芸、綱渡りなどをやる人は、それを当たり前のような顔でやっている。まさに超人技。あれこそはプロや
- 打点1も、失点1も価値は同じなのに、守備が軽視されている。勝利打点というものがあるが、勝利守備もあっていい
- 感謝の心が向上心を育み、信頼は絆につながっていく
- コントロールと頭脳は比例する
- 金を失うは小なり、名誉を失うは大なり。勇気を失うはすべてを失うなり
- 未熟な組織には、原点がある。教えられることが多い
- プロセス重視なくして、真のプロは生まれない
- コーチは言葉で説明するもの。現役時代、感性だけでやっていた人は苦労する
- 人生とは生きることが目的であり、野球はその手段
- 組織は化学式と同じ。同じ元素が集まっても有機体とはならない
- 捕手は目配り、気配り、思いやりと危機管理のマイナス思考
- 野球以外の部分で目立とうとするのは、二流の証拠
- ”野村野球”とは準備野球だ
- ”鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス”の家康型は野村、”鳴かせてみよう”という秀吉型が広岡さん、”殺してしまえ”という信長型は星野やな
- 一流打者は一流投手を育て、一流投手も一流打者を育てる
- プロとして恥を知れ。一生懸命、汗をかけ
- 監督の仕事の根本は「チームづくり」「試合づくり」「人づくり」である
- 「失敗」と書いて「せいちょう」と読む
- 子供は純粋で未熟。全部信じてしまうから怖い。だから、間違った指導は絶対にできない
- 極秘事項は、どんな親しい友人にもしゃべってはいけない。自分の口から漏らしたことは、必ず広がる
- 捕手として、チームのこと、投手のことを考えていると、打席に入っても相手の立場で心理が読める
- 考え方を変えれば、生まれ変われる
- 勝負の選択には、二つのことが考えられる。安全策を取るか、奇策を取るか、どちらかだ
- 人間は、どんなときにも手を抜いてはいけないんだ。どこで誰が評価してくれているかわからないぞ
- おまえは何のために生まれて、何のために野球をしているんだ?
- ベテランが若手以上に自らの可能性を探り日々精進する姿は、生きる教科書
- ワシの辞書に満足・妥協・限定はないんや
- 仕事はいくらでもあるけれど、「伊東(旧姓)沙知代」という女は世界に一人しかいない
- 「開き直り」とは、その瞬間に自分の持っているすべてを出しきり、燃焼すること
- 勝負事はカッとした方が負け
- 9つのポジション、9つの打順にはすべて役割がある
- 人生の半分以上が残っているのに、大半の選手がクビになってからあわてるんだよ
- リーダーには権力と権威が必要
- 勝っているときが一番怖い。リードしているときが一番怖い
- 育成とは自信を育てること。自信とは見通しのこと
- 組織はリーダーの力量以上には伸びない
- 感じる人間が勝ちを制する。感じないことは罪であり、鈍感は人間最大の悪
- 「敵に勝つより、もっと大事なことを忘れてはいけない」と言い続けてきた。それは「常に自分をレベルアップすることを忘れるな」ということ
- 時間をどう使うかが、勝負の世界で生き抜く一つの手段になる
- ムードは大事。ムードが良いとチームはうまく機能する。お通夜みたいなベンチでは、勝てるものも勝てない
- 本当は新庄にキャッチャーをさせたかったんや。身体能力に優れた新庄に、配球とは何か、相手がどんなリードをしてくるのかを体験の中で知って欲しかった。新庄は考える習慣に欠けていたから。でも、キャッチャーをやらせると嫌がると思ったから、ピッチャーをやらせたんだよ
- 人間の心理をどう読み、それを勝負に活かすか、これが野球の面白さ
- 一流は無理でも”超二流”にはなれる
- 勝って騒がれるのではなく、負けて一面に載れ
- 優勝というのは強いか、弱いかで決まるんじゃない。優勝するにふさわしいかどうかで決まる
- 1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう
- 黙っていたら分からない。短い言葉でも人を感激させ、感動させることができる。まさに「言葉は力なり」。言葉がなければ、何も伝わらない
- 伸び悩んでいる者には、変わる勇気を持たせる
- 若いときに学んだ経験や学習はあとになってじわじわと、効果を表す。逆にその苦労をしなかった選手、考えなかった選手はベテランになってからも同じ過ちを繰り返す
- 古田が入って来たとき、「いいチームに来たな」って言ったんや。巨人みたいなチームではいい捕手は育たない
- お前、クビになって悔しかっただろう。じゃあ見返してみろ。心が変われば人生は変わる
- 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
- 戦いには、気機(指揮官と兵士の闘志)、地機(天地の利)、事機(組織としてのまとまり)、力機(戦力)の四つがある。そのなかで最も重視されるのは、気機である
- 仕事をする上で必要な三つの能力がある。「問題分析能力」「人間関係能力」、そして最後のひとつが「未来想像能力」である
- 大きな舞台になればなるほど、勝負は技術だけにとどまらない。人間そのものの対決になる
- 頭を使って、見ろ、考えろ、備えろ
- 選手を育てるのは「責任感を持たせる」こと。並の選手が「責任感」を持って、初めて主力選手の仲間入りができる。さらに「自覚」が一流選手に押し上げるエネルギーとなる。その底辺にあるのが「信頼感」。
- 野球は確率のスポーツ。数ある選択肢の中から、状況に応じて成功する可能性が最も高いものを選ばなければならない
- 最終的な責任は、自分にある
- 野球は人生そのものだ
- ベンチでのささやきやつぶやきは”イズム”を浸透させる
- できないなら、できる範囲で一生懸命やりなさい、とは考えない。できないなら、できるまで練習しなさい。プロなんだから当たり前ではないか
- ボロボロになっても続ける。ある意味、桑田は野村流と言える
- 指導とは「叱る」「褒める」のテクニック
- 感性は執念と向上心から湧き出る
- 捕手の役割で最も大事なことは、「敵を知る前に己を知る」
- 勝つことへの執着心こそ、チーム愛の原点
- 「再生工場」と言われるのは、選手たちの痛みを知っているから
- 良い仕事をするには、「己を知ること」が大切。そのうえで、さらに相手を圧倒する何かを考えることが大事
- 日本のコーチは親切過ぎる。教えたがる。自分の存在感を押し付けている。コーチは”手助け屋”でいい
- 「何をすべきなのか」を愚直なまでに追求することが、自己を高める
- 私にとって、王と長嶋は現役時代からエネルギー源にしていた
- オーナー、生意気なことを言うようですが、”人間3人の友を持て”と言うじゃないですか。原理原則を教えてくれる人、師と仰ぐ人、直言してくれる人。オーナーには直言してくれる人がいないんじゃないですか。みんなオーナーが気持ち良くなる話しかしてこないでしょう。人間偉くなるとそうなるものです
- 監督業というのは、「気付かせ屋」
- あと一歩の努力。みんな並の努力はする。あと一歩やるか、あと一回、あと一時間やるかどうかが勝負
- うまくいっているときは、周りに人がたくさん集まる。だが、一番大切なのは、どん底のとき、誰がそばにいてくれたかや
- 褒めたり優しく接することだけが愛情ではない。直言をしてやったり、厳しく接したり、叱ったりということも立派な愛情である
- 信用を得るには時間がかかるのに、信用を失うのは瞬時だ
- あきらめが役に立つのは、新しくやり直すときだけ。だから簡単にあきらめるな
- 人間、やる気があれば変われる。変わることで進歩し、人生をつくっていくことができる。進歩とは変わること
- 死に物狂いで練習すればなんとかなる
- 誰にも頼ることはできない。自分の頭で考えていくしかないんだ
- 2-3というカウントは面白い。打者は2-2まではボール球を打たないように気をつけるのに、2-3になるとストライクが来ると思い込む。選球眼のタガが緩む。ボールの誘い球につい乗ってしまう
- どんな仕事にせよ、信念を持って続けていれば、必ず陽が当たるときが来る
- ワシが監督でなくなったら、ワシのこと、何て呼ぶんや? 監督を辞めると、急に年賀状が減るものなんや
- 人格、品格を問われる年齢がある
- 一流と二流の違いは何かと言えば、私は頭脳と感覚の違いだと思うのです
- 引退後を生きるために、今日を生きるべきだ。とりあえず、本を読むことから始めてみろ
- 野球理念や理論だけは誰にも負けないという自負がある
- 人生を生き抜く上でなくてはならないエンジンとは、理想、情熱、信念
- 信頼というのは、自分を大事にするところからスタートする。どれだけ自分を愛しているか、と同義語のような気がする
- 貴い知識・本質はいつの世でも、本来、単純明快である
- 苦労人からしか、名言は出ない
- 育ててもらうのではなく”自分で育つんだ!”という強い気持ちが大切
- やっぱり、負け犬根性が染み付いた選手には苦労するな
- 組織を伸ばす手段は「問題意識」と「現状改革」
- 野村引く野球は、何も残らない
- 本音を吐くと50歳まで現役をやりたかった
- 「やるだけのことはやった」というのは、限界を超えたあと、どれだけやったかということではないでしょうか
- 指示はいかに、簡素化するかが大事
- 惜しいですね。キャッチャーは年期が入れば入るほど味の出てくるポジション。ボールがセカンドに届くうちはやめちゃいかん
- 人間的成長無くして、技術の進歩なし
- 試合前から勝負は始まっている。先発オーダーからの読み合いも必要だ
- バントにはインフィールドフライがないんだから
- 先入観は罪、偏見は悪 初めの勝ちは、嘘の勝ち
- 石の上にも3年、風雪5年。4年は中途半端だった。
- どの球団も誰しもそうだろうと思うけど、いいスタートダッシュていうのはみんなで願うもの。人間ですから気分に左右されるから。
- (茶髪に対して)そんなもので目立つんじゃなくて野球で目立て。パフォーマンスなんかで目立つのもいいけどホンモノになるよう努力すべき。長嶋さんやイチローは天才にもかかわらず努力している。それがホンモノだ。。
- ダルビッシュはエライな。鉄平に死球を当てて、痛くて顔を上げなかったら、目が合うまで待って謝ってた。あまり見かけない光景だぞ。意外に礼儀正しいんだな
- 一流になる人と、一流近くまでいきながら二流で終わる人の差はどこにあるのか。私は、「俺は俺」という強烈な自我の有無だと思う。
- 解説のしようがない試合やったな。感想?複雑な気持ち。外から見てるから分からないけど、少し覇気がないように感じる。もっと元気だせ!と言いたい
- 体力・気力を問題にしているようならプロ野球はやめなければならない。精神論ではやれない。
- その場面で何が必要かを考え、枝葉を捨ててその事に集中してかかるという事なんやな
- 今の選手はちょっと痛いとすぐに試合に出ようとしない。俺はスタメンを譲りたくなかったから骨折しても出た
- 財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり
- 一流の条件で、貪欲だということ。
- 仕事がないと泣きそうな顔をしていた。俺は情にもろいからな。最大の欠点や。会わなきゃよかった
- リーダーの力量以上に組織は強くならない。まず監督がレベルアップしていかないと。
- 王や長嶋がヒマワリなら、オレはひっそりと日本海に咲く月見草
- ここまでくると力の差はない。メンタルな部分の差だ。日ごろの教育の大事さをしみじみ思う
- どんなささいなことでも毎日のチームミーティングは欠かさない
- ボヤキは永遠。勝ってはボヤキ、負けてはボヤキ。気持ち良く帰られる日はいつの日ぞ
- バッティングは謙虚な人がレギュラーをとる。ホームランは麻薬。自分は600本打ったからそれがわかる。自分を見失わないようにしなければいけない
- どいつも、こいつもメジャーに行きおって。みんな行ったら日本の野球はどうなるんや? メジャーに行った選手は帰ってきても、2年ぐらい復帰できないとか、そういう規則を作らないと。韓国はそういう規則があるんか?
- セリフが言えないわ。そう考えるとガッツ石松って大したもんだな。完璧に役者じゃん。うまいよなぁ
- 水谷豊は今の方がシブいな。若いときは全然やろ。でも歌は俺といい勝負だな。えっ、紅白出てんの? そりゃ先越されたな
- 人生の最大の敵、それは「鈍感」である
- 女房は揚げ物などの和風料理などできないんですよ。ただ女房が作る料理はうまいですよ
- 考えが変われば意識が変わる。意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる。
- 誉められて悪い気はしないのが人間だけど、叱られて伸びないとダメだ。叱られても説得力があると納得できる。
- 人生という字をどう読むか?人として生まれる、人として生きる、人を生かす、人を生む…。それが人生なんです
- 結果主義の世界だと皆がいうけど、プロセスが大事で、原理原則に則ってやるのが野球で、野球には「理」がある。
- 戦いに勝つは易し、勝ちを守るは難し
- 岩隈がスレッジと勝負したいって言ったから。常識は歩かしですよ。まあ、行かしてくれって言うんで、そこはしょうがない。選手優先だから
- 好きでなければだめ。好きこそものの上手なれ。
- マスコミにどうやって取り上げてもらうかも監督の大事な仕事だからな。そういうことも考えないと
- やはりピッチャーが0点におさえることが大事。10点とっても11点とられたらオシマイ。
- 人間何を残すかで評価されるけど、人を残すのが一番。少しは野球界に貢献できたかなという心境だ
- 四球もあれば内野安打もあるし、プッシュバントもある。そういう姿勢がムードをつくる。そういう野球がやりたかった。できなかった
- ビッグゲームに負けることで得られるものもある。足りないものも分かるし、負けた方が真剣に反省する
- 継続は力なり。つなげていかなければいけないものもあるやろ
- 晴れ晴れした気持ちはないな。ああしとけば良かった、こうしとけば良かったというのはいっぱいある。自分の力のなさ。怠けたツケだな
- 若いときに流さなかった汗は、年をとったときの涙となる。
- ハングリー精神は今は求められない。時代に合わない。
- 前後裁断
- 人間3人の友をもて。原理原則を教えてくれる人。師と仰ぐ人。直言してくれる人。
- タイムリー欠乏症はずっと続いてる。ボヤキを止めてくれる人は見あたらんな
- 私がプロ野球の世界で元気に存在できたのも、丹後で培ったエネルギーがあったからこそ。心の中には、いつでも丹後、峰山、網野があります
- ボヤきたくないけど、ボヤきたくなる。悔いの残る負け方だから、いつも。
- 来季優勝できなかったら他の人に(監督を)お願いする。仙台で胴上げしましょう
- 試合前にミーティングもしないなんて信じられない。オレには考えられない
- なんと言っていいのか…日本の選手がメジャーで活躍するのはいいことだが…。ただ、野茂(英雄)本人の移籍方法に問題がある
- まあ後の祭り。すべてオレの責任だ
- 我々は挑戦者。前年敗退した悔しさをバネにセ・リーグで勝ち上がってきた。なんとしても雪辱しよう
- 対戦相手の西武が茶髪だろうが何だろうが絶対負けられない
- コンピューターがどんなに発達しようとしても、仕事の中心は人間だ。ならばそこには「縁」と「情」が生じる。それに気づき、大事にした者がレースの最終覇者となるのだと思う。