瀬戸内寂聴の名言


瀬戸内寂聴

瀬戸内 寂聴(せとうち じゃくちょう、1922年(大正11年)5月15日)

日本の小説家、天台宗の尼僧。
旧名は瀬戸内 晴美(せとうち はるみ)。

僧位は僧正。
1997年文化功労者、2006年文化勲章。
学歴は徳島県立高等女学校(現:徳島県立城東高等学校)、東京女子大学国語専攻部卒業。
学位は文学士(東京女子大学)。
徳島県徳島市名誉市民の称号を取得。
京都市名誉市民。
元天台寺住職現名誉住職。
比叡山延暦寺禅光坊住職。
元敦賀短期大学学長。
代表作には『夏の終り』や『花に問え』『場所』など多数。
近年[いつ?]では『源氏物語』に関連する著作が多い。
これまでの著作により多くの文学賞を受賞した

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「念ずれば花開く」という言葉があります。
私は何かをするとき、必ずこれは成功するという、いいイメージを思い描くようにしています。

あなたはたった一つの尊い命をもってこの世に生まれた、大切な存在です。

あなたは苦しんだ分だけ、愛の深い人に育っているのですよ。

あらゆる戦争は悪だと思っています。
戦争にいい戦争なんてありません。
私たち老人は、そのことを語り継がなければなりません。

いろんな経験をしてきたからこそ、あなたの今があるのです。
すべてに感謝しましょう。

おしゃれの女は、掃除が下手と見て、だいたいまちがいない

お子さんに「何のために生きるの?」と聞かれたら、「誰かを幸せにするために生きるのよ」と答えてあげて下さい。

お返しを期待しない、感謝の言葉も求めない。
それが本当の奉仕です。

どんなに好きでも最後は別れるんです。
どちらかが先に死にます。
人に逢うということは必ず別れるということです。
別れるために逢うんです。
だから逢った人が大切なのです。

どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。
そのことを京都では『日にち薬(ひにちぐすり)』と呼びます。
時間こそが心の傷の妙薬なのです。

みんなのために良かれと思ってやっていることを、冷たい目で見る人たちがいます。
そういう人は、"縁なき衆生(しゅじょう)"と思って放っておきましょう。
あなたはあなたで正しいことを、自信を持ってすればいいのです。

もし、人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、どうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。
そういう道を求めて歩くのが、才能に賭(か)ける人の心構えなのです。

もし、人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、どうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。
そういう道を求めて歩くのが、才能に賭ける人の心構えなのです。

愛する者の死と真向きになったとき、人は初めてその人への愛の深さに気づきます。
「私の命と取り替えてください」と祈る時の、その純粋な愛の高まりこそ、この世で最も尊いものでしょう。

愛とは現在にしかないものだ。

愛に見返りはないんです。
初めからないと思ってかからないと駄目です。
本当の愛に打算はありません。
困ったときに損得を忘れ、助け合えるのが愛なのです。

一日に一回は鏡を見る方がいいです。
できればにっこりと笑ってみて下さい。
心にわだかまりがない時は、表情がいきいきしているはずですよ。

一日一日を大切に過ごして下さい。
そして、『今日はいい事がある。
いい事がやってくる』『今日はやりたい事が最後までできるんだ』この事を思って生活してみて下さい。

健康の秘訣(ひけつ)は、言いたいことがあったら口に出して言うことです。
そうすると心のわだかまりがなくなります。

幸福になるためには、人から愛されるのが、いちばんの近道です。

最近、自分の酒を飲む仕草(しぐさ)が父に似ているとふと気づきました。
あの世へいったら、どの縁のあった男よりも一番早く父に逢い、ゆっくり二人で酒を酌(く)み交わしたいと思います。

妻は、やさしくされることを望んでいるだけではない。
やさしい心で理解されることを望んでいる。

子どもと目線を同じにして対等に話をして下さい。
大人は皆、上から物を言い過ぎます。
そして、世の中は生きる価値があると感じてもらえるように、大人が努力しましょう。

私が一人で母を介護した」という人は、それだけお母さんと縁(えん)が深かったということでしょう。

私は、全ての苦労を喜びに変えてからこなします。
それが一番の健康法と美容法です。
ストレスがたまらなくなりますよ。

私は「元気という病気です」とよく言います。
ある講演会の司会者が、「瀬戸内さんの元気という病気が、ますます重症になるようにお祈りします」と挨拶して、会場が爆笑の渦となりました。

私は自分の手で探り当て、自分の頭で考えて、納得したことでないと信じない。

心の風通しを良くしておきましょう。
誰にも悩みを聞いてもらえずうつむいていると病気になります。
信頼できる人に相談して、心をすっとさせましょう。

心を込めて看病してきた人を亡くし、もっと何かしてあげればよかったと悲しみ悔んでも、亡くなった方は喜びません。
メソメソしているあなたを見てハラハラしていることでしょう。
早く元気を取り戻して下さい。

人とつきあうのに秘訣があるとすれば、それはまずこちらが相手を好きになってしまうことではないでしょうか。

人に憎しみを持たないようにすると、必ず綺麗(きれい)になりますよ。
やさしい心と奉仕の精神が美しさと若さを保つ何よりの化粧品なのです。

人は、不幸のときは一を十にも思い、幸福のときは当たり前のようにそれに馴れて、十を一のように思います。

人は所詮(しょせん)一人で生まれ、一人で死んでいく孤独な存在です。
だからこそ、自分がまず自分をいたわり、愛し、かわいがってやらなければ、自分自身が反抗します。

人間として生まれると、他の動物にはない誇りが心に生じるのだと思います。
学校の成績より、他者の苦しみを思いやれる想像力のある人間こそ素晴らしいのです。

人間は生まれた時から一人で生まれ、死ぬ時も一人で死んでゆきます。
孤独は人間の本性なのです。
だからこそ、人は他の人を求め、愛し、肌であたため合いたいのです。

人間は善悪両方を持っています。
それを、自分の勉強や修行によって、善悪の判断をし、悪の誘惑に負けずに善行(ぜんこう)を積んでいくことが人間の道なのです。

人間は万能の神でも仏でもないのですから、人を完全に理解することもできないし、良かれと思ったことで人を傷つけることもあります。
そういう繰り返しの中で、人は何かに許されて生きているのです。

人生とは、出会いと縁と別れです。
出会ってから別れるまでの間に、嬉しいことや悲しいことがあって、それを無事に越えていくことが生きるということなんです。

人生にはいろいろなことがあります。
しかし、悲しいことは忘れ、辛(つら)いことはじっと耐え忍んでいきましょう。
それがこの四苦八苦(しくはっく)の世を生きる唯一の方法ではないかと思います。

世間的に申し分のない夫や妻であっても、相手が欲していなければ、それは悪夫、悪妻です。
そんな時はさっさと別れて、自分の良さを認めてくれる相手を探すことです。

相手が今何を求めているか、何に苦しんでいるかを想像することが思いやりです。
その思いやりが愛なのです。

相手の立場に立ってモノを考えれば、人間は他者のためにどんなことでもできるのです。

相手の立場を想像する力、相手の欲することを与えることが「愛」です。
相手が何を欲しているかを考えて下さい。
相手の身になってしたいことをしてあげればいいのです。

大きな椿の花を咲かせるには、どうすると思いますか?まだ、つぼみが小さいうちに、ひとつだけを残してみな摘んでしまうのです。
そうすれば、大輪の花を咲かせることができるのです。

大好きな人が死んだのに悲しくないと悩む人がいますが、当初は悲しみが大きすぎて死んだと思えないことがあるのです。
その人は、あなたの中に生きているのですから、安心して下さい。

大抵の人間は自分本位です。
特に女性は、自分中心に地球が廻っていると思っていて、思い通りにならない現実に腹を立てて愚痴ばかり言うのです。
思い当たることはありませんか。

誰の中にでも仏さまがいるのだと思って、相手に手を合わすような気持ちで接して下さい。

年を取るということは、人の言うことを聞かないでいいということだと思います。
あとちょっとしか生きないんだからと好きなことをしたらいいんです。
周りを気にして人生を狭く生きることはありません。

悩みから救われるにはどうしたらいいでしょうという質問をよく受けます。
救われる、救われないは、自分の心の問題です。
とらわれない心になれば救われます。

夫婦の間でも、恋人の間でも、親子の間でも、常に心を真向きにして正面から相手をじっと見つめていれば、お互いの不満を口にする前に相手の気持ちがわかるはずです。

別れの辛(つら)さに馴(な)れることは決してありません。
幾度繰り返しても、別れは辛(つら)く苦しいものです。
それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。
それが人間なのです。

夜の熟睡を死んだように眠ると譬(たと)えるのは、適切な表現かもしれません。
人は夜、眠りの中に死んで、朝目を覚ます時は死から甦(よみがえ)るのだと考えられるからです。
「日々これ新たなり」ですね。

与えられた限りある時間に、思い残すことなく人をたっぷり愛しておかなければとしみじみ思います。

恋を得たことのない人は不幸である。
それにもまして、恋を失ったことのない人はもっと不幸である。

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