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孫子の名言集

公開日: : 最終更新日:2014/04/05 さ~そ, , , , ,


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孫 武(そん ぶ 紀元前535年-?)

中国春秋時代の武将・軍事思想家。字は長卿。兵法書『孫子』の作者で兵家の代表的人物。孫臏の先祖。「孫子」は尊称である。

軍事学の研究において戦略、戦術、情報など幅広い領域で業績を残しており、不戦屈敵の戦略思想、戦闘での防勢主義と短期決戦、そして諜報活動の考察などの成果が挙げられる。孫子が影響を与えた軍事学の研究者にはリデル・ハート、毛沢東などがいる。

『孫子』(そんし)は、中国春秋時代の思想家孫武の作とされる兵法書。後に武経七書の一つに数えられている。古今東西の兵法書のうち最も著名なものの一つである。

『孫子』の成立以前は、戦争の勝敗は天運に左右されるという考え方が強かった。孫武は戦史研究の結果から、戦争には勝った理由、負けた理由があり得ることを分析した。『孫子』の意義はここにある。

著者と目される孫武は、紀元前500年ごろに生きた人物で、当時新興国であった呉に仕え、その勢力拡大に大いに貢献した。そのためその著書は、紀元前5世紀中頃から紀元前4世紀中頃あたりに著されたと考えられている。ただ、単純に著者を孫武として良いのか、それに付随して『孫子』という書物の成立時期はいつかという基本問題において、いまだ諸説ある。これについては後述。

孫武の子孫といわれ、斉に仕えた孫臏も兵法書を著しており、かつては『孫子』の著者は孫臏であるとの説もあった。また『漢書』芸文志・兵権謀家類においては、孫武のものを『呉孫子兵法』82巻・図9巻、孫臏のものを『斉孫子兵法』89巻・図4巻と記し、両書はそれぞれ異なる著作であると見なされている。本記事では、このうち前者について解説する。

  • 自軍の遠くから挑発してくるのは、誘い出そうとしているのである

  • 遠くして戦いを挑む者は人の進むを欲する也

  • 自軍の近くに居ながら平然としている敵は、地形の険しさを頼りにしているからである

  • 軍を停める場所は低地よりも高地、日陰よりも日向である

  • 軍は高きを好みて下きを悪み、陽を貴びて陰を賎しむ

  • 敵が河を渡ってきたら河の中にいる内に攻撃せず、半数を渡らせておいてから攻撃する方が良い

  • 客水を絶りて来たらば、之を水の内に迎うる勿く、半ば済らしめて之を撃つは利也

  • 山地では谷沿いに進み、視界の良い高所に布陣する。高所にいる敵に向かって攻めて行ってはいけない

  • 山を絶ゆれば谷に依り、生を視て高きに処り、隆きに戦いて登ること無かれ

  • 民衆を大切にしすぎる将は苦労が絶えない(『孫子』九変篇)

  • 愛民は煩さる可き也(『孫子』九変篇)

  • 清廉潔白な将は挑発に乗り易い(『孫子』九変篇)

  • 敵が攻撃しないことを期待するのではなく、敵が攻撃できないような状況を作っておくことを頼りにする(『孫子』九変篇)

  • 其の攻めざるを恃むこと無く、吾が攻む可からざる所有るを恃む也(『孫子』九変篇)

  • 智者は、利益と損失の両方を常に考える(『孫子』九変篇)

  • 君主の命令に従ってはいけない場合もある(『孫子』九変篇)

  • 敵を包囲したら逃げ道を必ず開けておき、追いつめた敵を攻撃してはいけない(『孫子』軍争篇)

  • 囲師には必ず闕き、窮寇には追ること勿れ(『孫子』軍争篇)

  • 戦場の近くで遠方の敵を待ち、充実した状態で敵が疲れるのを待ち、良く食って敵が飢えるのを待つ(『孫子』軍争篇)

  • 治を以て乱を待ち、静を以て譁を待つ(『孫子』軍争篇)

  • 戦争が上手な者は、敵の士気が旺盛なときは避け、気が緩んだときに攻撃する(『孫子』軍争篇)

  • 善く兵を用うる者は、其の鋭気を避けて其の惰帰を撃つ(『孫子』軍争篇)

  • 敵軍の士気を下げ、敵将の心を撹乱する(『孫子』軍争篇)

  • 其の疾きこと風の如く、其の徐なること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く、知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆が如し(『孫子』軍争篇)

  • 戦争は敵を欺く事が基本(『孫子』軍争篇)

  • 迂回路を近道に変え、不利を有利に変える(『孫子』軍争篇)

  • 兵に常勢無く、水に常形無し

  • 水は地に因りて流れを制し、兵は敵に因りて勝を制す

  • 軍の動かし方の神髄は、敵に察知させない事である

  • 兵を形すの極は、無形に至る

  • 勝利は作る事ができる

  • 自分は敵の動きを把握し、敵には自分の動きを把握させない

  • 退きて追う可からざる者は、速かにして及ぶ可からざれば也

  • 善く守る者には、敵、其の攻むる所を知らず

  • 敵が進軍しない所に行き、思いもよらない所に進軍する

  • 敵に来させないようにする事ができるのは、害があるように見せるからである

  • 能く敵人をして至るを得ざらしむる者は之を害すれば也

  • 戦上手は、相手を動かして自分は動かされない

  • 先に戦場に到着して敵を待つ場合は余裕を持てるが、遅れて戦場に到着して戦う場合は不利になる

  • 戦い方がうまい者は、全体の勢いを重視し、一人一人の兵の働きに期待しない

  • 善く戦う者は、之を勢に求めて人に責めず

  • 戦いは、正攻法で対峙し、奇計で勝つ

  • 石で卵を割るように攻撃する鍵は、精兵で敵の隙を突くことにある

  • 兵の加うる所、タン[石段]を以て卵に投ずるが如くなる者は、虚実是れ也

  • 全軍が敵の出方にうまく対応して負けない鍵は、奇計と正攻法の使い分けにある

  • 三軍の衆、必らず敵に受けて敗なからしむるべき者は、奇正是れ也

  • 大軍を小勢のように統率して戦わせる鍵は、指揮系統にある

  • 勝利する者は、あらかじめ勝つ体制を整えてから戦い、負ける者は戦ってから勝とうとする

  • 勝兵は必ず勝ちて、而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝ちを求む

  • 昔の戦上手は、自然な勝ち方をした

  • 古えの所謂善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者也

  • 天下の人々が褒めそやす勝ち方も最善の策ではない

  • 戦い勝ちて天下善しと曰うも、善の善なる者に非ざる也

  • 勝つ事は予想できても、実際に行う事は非常に難しい

  • 勝は知る可し、而して為す可からざる

  • 昔の善く戦う者は先ず勝つ可からざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ

  • 小勢なのに強気でいると、敵の餌食になる

  • 最高の戦い方は敵の策謀を見破って討つことである

  • 上兵は謀を伐つ

  • 百戦百勝は善の善なる者に非ざる也。戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者也

  • 戦争は、敵国を保ったまま勝つのが最善の策で、国を潰してしまうのは次善の策である

  • 兵を用うるの法は、国を全うするを上と為し、国を破るは之に次ぐ

  • 戦争の事を良く分かっている将は、国民の生死、国家の安危を握っているのである

  • 兵を知るの将は、生民の司命、国家安危の主也

  • 智将は敵の食料を奪うよう心がける

  • 糧を敵に因る

  • 戦争が上手な者は、兵役を何度も課さず、食料の補給も何度もしない

  • 戦争は、下手なやり方でも早めに切り上げるということはあるが、上手に長期戦をするということはない

  • 兵は拙速を聞くも、未だ巧の久しきを睹ざる也

  • 算多きは勝ち、算少なきは勝たず

  • 曰く、主孰れか有道なる、将孰れか有能なる、天地孰れか得たる、法令孰れか行なわる、兵衆孰れか強き、士卒孰れか練いたる、賞罰孰れか明らかなる

  • 五つの事柄「道」「天」「地」「将」「法」を検討し、後で述べる基準を比較し、優劣を判断する

  • 之を経るに五事を以てし、之を校ぶるに計を以てして、其の状を索む。一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法

  • 戦争は国の重大事であり、国民の生死、国家の存亡がかかっている。よくよく考えないといけない

  • 兵は国の大事にして死生の地、存亡の道也。察せざる可からざる也

  • 全軍の中で間諜は、最も親密で、最も褒美が多く、最も内密の任務が与えられる

  • 三軍の事、間より親しきは莫く、賞は間より厚きは莫く、事は間より密なるは莫し

  • 必ず人を使って敵の情報を探る

  • 爵禄百金を愛みて敵の情を知らざる者は、不仁の至り也。人の将に非ざる也。主の佐に非ざる也。勝の主に非ざる也

  • 主は怒りを以て師を興す可からず、将は慍りを以て戦いを致す可からず(『孫子』火攻篇)

  • 最初は処女の様に振る舞い、敵が隙を見せたら脱兎の様に侵入して防げない様にする

  • 戦争の要点は、敵の意図にあわせて動き、敵の一点を的確に攻撃し、千里の先にいる敵将を殺す事にある

  • 兵を為すの事は、敵の意に順詳し、敵を一向にあわせて、千里に将を殺すに在り

  • 兵は危機的な状況になって初めて雌雄を決する事ができるようになる

  • 衆は害に陥れて然る後に能く勝敗を為す

  • 危険な状況に投げ込んでこそ、存続する事ができる。死地に陥れてこそ生き延びる事ができる

  • 之を亡地に投じて然る後に存し、之を死地に陥れて然る後に生く

  • 軍を動かすときは任務だけを与え、理由を説明してはいけない

  • 之を犯うるに事を以てし、告ぐるに言を以てすること勿かれ

  • 規定外の褒美や命令を使えば、全軍を一人の様に使う事ができる

  • 無法の賞を施し、無政の令を懸け、三軍の衆を犯うること一人を使うが若し

  • 死地では戦う以外に生きる道がない事を全軍に示す

  • 死地には吾れ将に之に示すに活きざるを以てせんとす

  • 敵地に侵入したとき、深く侵入すると味方の団結は強まるが、浅いと弱まる

  • 客たるの道は、深ければ則ち専に、浅ければ則ち散ず

  • 全軍を危険な場所に投げ込むのは将軍の仕事である

  • 兵は将帥に追い立てられるが、どこに行くのかわからない

  • 駆られて往き、駆られて来たるも、之く所を知る莫し

  • 軍を率いて任務を与えるときは、高い所に上らせてから梯子を外す様にする

  • 人に気づかれない様にする

  • 能く士卒の耳目を愚にして、之をして知ること無からしむ

  • 軍を率いる者は、冷静で物静かであり、公平無私でないといけない

  • 軍に将たるのことは、静以て幽、正以て治

  • 戦上手は、手をつないで一人を動かす様に全軍を動かす。そうならざるを得ない様にしているのである

  • 善く兵を用うる者は、手を携りて一人を使うが若し。已むを得ざらしむれば也

  • 兵の気持ちを一つにするのは治め方の問題である。強い者も弱い者も全力を出せるのは、地の利があるからである

  • 勇を斉えて一の若くするは政の道也。剛柔皆得るは地の利也

  • 呉人と越人は互いに憎み合っているが、たまたま同じ船に乗って暴風に遭った場合は、左右の手の様に助け合う

  • 呉人と越人と相悪むも、其の船を同じくして済り風に遇うに当たりては、其の相救うや左右の手の如し

  • 其の首を撃てば則ち尾至り、其の尾を撃てば則ち首至り、其の中を撃てば則ち首尾倶に至る

  • 戦上手の戦い方は、例えば「率然(常山の蛇)」の様なものだ

  • 兵は、逃げ道が無くなれば覚悟し、敵地に深く侵入すると結束し、どうしようもなくなったら必死に戦う

  • 兵士は、どうしようもない状態になれば恐れなくなる

  • 兵士、甚だ陥れば則ち懼れず

  • 先手を取って、敵が大切にしているものを奪えば、敵を思い通りにすることができる

  • 昔の戦上手は、敵の先鋒と後続を分断し、大部隊と小部隊が連携を取れなくし、上官と部下を引き離し、上下の仲を悪くさせ、兵をバラバラにし、兵が集まっても一つになれない様にした

  • 古えの善く兵を用うる者は、能く敵人をして前後相い及ばず、衆寡相恃まず、貴賎相救わず、上下相収めず、卒離れて集まらず、兵合して斉わざらしむ

  • 天を知り地を知れば、勝、乃ち窮まらず

  • 戦争が上手な者は、行動してから迷う事が無く、戦いが始まってから困る事もない

  • 厚遇するだけで使う事ができず、可愛がるだけで命令できず、勝手なことをしていても押さえる事ができなければ、わがままな子供と同じで、役に立たない

  • 厚くして使うこと能わず、愛して令すること能わず、乱れて治むること能わざれば、譬えば驕子の若く、用う可からざる也

  • 兵を可愛い我が子のようなものだと考えて可愛がると、兵と生死を共にする事ができるようになる

  • 卒を視ること愛子の如し、故に之と倶に死す可し

  • 君命を無視して戦闘を始めても名誉を求めず、退却しても罪から逃れようとせず、ひたすら民衆の安全を守り、君主の利益になるようにする将軍は国の宝である

  • 進んで名を求めず、退いて罪を避けず、唯だ人を是れ保ちて而して利、主に合うは、国の宝也

  • 必ず勝てる見込みがあるなら、君主が戦うな、と言っても戦ってよい。勝てる見込みがないなら、君主が必ず戦え、と言っても戦わなくてよい。

  • 戦道必ず勝たば、主は戦う無かれと曰うとも必ず戦いて可なり。戦道勝たずんば、主は必ず戦えと曰うとも戦う無くして可なり

  • 兵から既に信頼されていても罰を与えなければ命令に従わなくなる

  • 卒已に親附せるに而も罰行なわれざれば、則ち用う可からざる也

  • 敵の方から激しく攻め寄せておきながら攻撃も撤退もしない場合、良く観察すべきだ

  • 兵怒りて相い迎え、久しくして合せず、又相去らざるは、必らず謹しみて之を察せよ

  • 頻繁に褒美を出すのは苦しい状況にあるからである

  • 数賞する者は窘しむ也

  • 使者が謙った事を言っているのに守りを固めているのは攻撃する準備をしているからである




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