ウォーレン・バフェットの名言集
2014/03/18
ウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffett、1930年8月30日)
アメリカ合衆国 アメリカの著名な株式投資家、経営者、フィランソロピー 慈善家。現在は、世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの会長兼最高経営責任者 CEOを務める
バフェットは1930年にネブラスカ州オマハで証券業を営むハワード・バフェットとレイラ・バフェットとの間に生まれた。バフェットは幼い頃からビジネスを始めていた。例えば祖父からコーラ (飲料) コーラを6本25セントで購入し、それを1本5セントで売ったり、ワシントン・ポストの配達のアルバイト、ゴルフ場のボール拾い、競馬の予想新聞売りなどを行っていた。
- ビジネスでも投資でも問題解決に取り組むより、初めから対象を単純明快なものに 絞った方が通常はるかに高い利益を上げられる
- たとえすばらしい利益が見込まれるとしても、その企業の成長にとって大きな人的問題が存在するような投資案件には参加しない。(大きな人的問題とはレイオフや工場閉鎖を意味する)
- 1ドルのものを40セントで買う哲学を学んだ。
- 私の人生にはたくさんのアイデアが生まれる時期とアイデアに尽きる時期がある。もし良いアイデアがあれば何かをするし、もしなければ一切何もしない。
- 誠実な人物が目の眩むような計画を持ちかけてきたとしても、お粗末なビジネスに大きな資金を追加すれば流砂の上でもがいて終わるだけ
- 全体的なリスクを下げる為には、相互に独立した多くの取引をする。
- 合理性と正直が最大の美徳であり、興奮や自己欺瞞は過ちを犯す大きな原因
- 幅広い分散投資は投資家が何をやっているのか理解していない時にのみ必要だ。
- あなたは株式市場というカジノでたくさんの愚かな人達を相手にしているようなものです。カジノにいる人達はみんな酔っ払っていますよね。でもその場の雰囲気に流されることなく、ペプシを飲むんですよ。
- 市場は完璧ではない。市場があらゆる人にゆとりのある暮らしをあたえてくれるなどと期待してはならない。
- 優れた企業を見分けることが出来れば世の中が動揺していようとも私達の長期的な収益にはなんら影響を受けない
- 偽ダイヤを持つよりも世界最大のブルーダイヤであるホープダイヤモンドの一部を所有する方がはるかに理想的である
- (BRK社の投資先ビジネスワイアー社の手紙より)私たちの事業運営は、信頼関係に基づいており、無駄な出費は一切行っておりません。秘書はいませんし、マネージャー層もいません。しかし、私たちは事業を前進させるための技術革新として、ビッグダラー(大金)を投資しています。
- 企業価値評価とは、そんなに生やさしいものではありません。でも、いくつかの業種に絞ればバリュエーションについてかなりの知識を得ることができる
- 借入をわずか、あるいは全然用いないで高い収益をあげる企業が望ましい。
- (ソロモンCEO候補との面接で)面接をしながら私がほんとうに考えていたのは、遺言を任せる受託者にしたい相手や、娘と結婚してもらいたい相手を決めるときとおなじようなことだ。会長である私に相談すべきことと下で解決すべきことを区別できる人間がほしかった。
- 味方は不可欠。約束は神聖なものだから、あたりまえのことだが、めったなことで誓約などしてはならない。人目を惹く派手な行為でなにかを成就できることはまれである。
- 手っ取り早く金が儲かると思ってバークシャー・ハザウェイ株を買ってほしくはない。まずそんなことにはならない。最初に株を売りはじめたときから、私は人に過度の期待をあたえることを恐れていた。
- 私たちは常に業務(問題)を整理し、生じうるあらゆるキャッシュの必要性に耐えうる流動性を確保しておきます。さらに、その流動性は多くのそして多様なビジネスによって得られる多額のキャッシュによって、絶えずリフレッシュされています。
- (デービス夫妻)ウォーレンの明確でわかりやすい説明のしかたも気に入り、どちらの側についているかを確信できた。勝っても負けても運命をともにしてくれる人だとわかった。
- 成功できたのは、飛び越えられるであろう30cmのハードルを探すことに精を傾けたからであり、 2mのハードルをクリアしたからということではない
- 履歴書を飾り立てるためにつなぎの仕事をやるのは馬鹿げています。それは歳とったときのためにセックスの回数を温存するようなものです。自分の大好きなことをやり、もっとも尊敬している人のところで働きなさい。そうすれば、人生で最高のチャンスを得ることができます。
- ビジネスが良ければ、株価はいずれそれを反映する。
- チャーリーと私は以下の様な条件の下、買収案件を探しています。 a) 私たちが理解できるビジネス内容である。 b) 長期的に順調な経済性を有している。 c)マネジメントが可能かつ信頼出来る。 d)分別のある価格がついている。
- 目につけた企業の年次報告書を読み、次にそのライバル会社の年次報告書を読みます。これが主たる情報源です
- 愛してほしいと思ってる人間のうちどれほどの人間にじっさいに愛してもらってるかどうかが、人生の成功の度合いをほんとうに測る物差しになる。
- 年間リターンを数パーセントポイント増やすために、大規模な人員整理を行う気はありません。
- 仕事は2つのみ 1.投資先を決めること2.運用マネージャーの尻を叩くこと
- (フォレストリバー社の経営者ピートの言葉)クルマの免許を更新するより、バークシャー社にビジネスを売却することの方が簡単だったよ
- (質問)投資の秘訣は?(何を読むのか)(答)決算短信や有価証券報告書をたくさん読んだほうがいいですよ。
- (マンガーの言葉)貴方の人生は”目的を最適化”することに集中するべきである。
- 投資において最も重要なことは、実際に自分がどれだけ知っているかではなく、むしろ自分が知らないことをどれだけそれらしく決め付けるかにある
- 成功へのカギは貧欲なまでに人生においての学ぶことを継続すること
- バフェットはいつも、自分の成功の大部分を運のおかげにする。
- 親に自立心を養うよう育てられた
- 税金を支払わなければならない投資家にとって1回の投資によって一定の収益率で内在的に価値が複利で増加していく方が同じ収益率で何度も投資を繰り返すよりもはるかに大きな投資成果を得られる
- 電話を待ち焦がれる10代の女の子のように、あなたからのご連絡をお待ちしています。"
- 投資に関する成功は毎月の株価の変動ではなく、長期的な成長によって計っている
- 弱気な株式市場は私たちに大きな利益を提供してくれる可能性が高いでしょう
- 目的を達成するにあたって好ましく思う状態は他業種に渡る企業を直接的に所有し それらが現金を生み出し、かつ平均以上の対資本利益を生み出すこと
- リスクは、あなたが何を行っているか知らないことが原因だ。
- 二番手になって真似をするという人生を送るのは簡単だが、一番手が間違ったらだいなしになる。
- 「over time(長期)」と「low-cost producer(低コスト経営)」
- たくさんの間違いをしない限り、人生ではほんの少しのことを正しくやればよい。
- 熱意こそ抜きん出る代価
- 今日誰かが木陰で休むことができるのは、遠い昔、誰かが木を植えてくれたからなのです
- (マンガー)期待を控えめにしたほうが落胆せずにすむ。
- 私たちの最高の財務力を維持するためにはお金に糸目は付けません。私たちが慣習的に保持している200億ドル超の現預金資産は、現在のところ、僅かな利子を得るのみです。 しかし、私たちはぐっすり眠れます。
- バカでも経営できる企業を探しなさい。いずれ、そういう人間が経営者になるのだから
- 買い付け前に両眼を閉じて、いままさに投資しようとしている企業の十年後の姿をじっと思い抜く
- 私は7フィートの柵を越えようとはしない。むしろ自分が越えられる1フィートの柵を探す。
- 友人のひとりがいったように、「バフェットはウィン・ウィンのディールの達人だよ・・・ただし、自分の勝ちにならないことにはぜったいに手を出さない」。
- 素晴らしい企業や傑出した経営者を探し出すのが非常に困難なら何故既に証明済みのものに頼ろうとしないのか
- 木が空に向けて伸びつづけることはない
- 利益が会計上どのように扱われるかは関係なく、それを誰が所有しどのように利用するかが大切
- (質)なにが正しいかを知るには?(答)内なるスコアカードに従いなさい
- あるモノを買わせるには、そのモノの事情に詳しい者たちに奨めればうまくいくはずだ。
- (マンガー)信じがたい悲劇に直面しているとき、ぜったいに、意志の弱さのせいで一つの悲劇を二つ三つに増やしてはならない。
- 精巧な方式や予測に基づいたビジネスの決断は、たいていがダメなもの
- 失敗を認め、成功しても驕らない。望ましいのはそんな人物だ
- 私はブローカーやアナリストに相談したりはしません。物事は自分の頭で考えるべきです。ロールスロイスに乗る人間が地下鉄を使う人間からアドバイスを受けるところは、ウォール街以外にありません。
- 繰延税とフロート(滞留資金)で低コスト、低リスクで借入れることが出来る。※フロートとは保険会社が保険料を徴収してから損害発生によって保険金支払いの必要が 生じるまでの間に保険会社が預かってる非保険者の資金
- バッターボックスに立ち、ピッチャーがあなたにボールを投げる。一日中本当に好きなボールだけを待って、野手が眠りかけた時に踏み込んでヒットを打てばよい。機会損失を除けば何のペナルティーもない。
- 会社のために働いて損害を出すのは理解できます。しかし、会社の評判をすこしでも損ねたら容赦しません。
- 企業は時間経過と共に価値が増大する
- 褒めるときは名指しし、批判するときは分野の不特定多数を批判する
- 保険業者はプレミアムを先払いで受け取り、保険金を後で支払います。このように先にお金を集め後で支払うモデルは、私たちが「フロート」と呼ぶ最終的には他人のところへ行く多額の資金が手元に残ります。そして、その資金が手元にある間に、我々はそれを運用することができます。
- 仕事が好きで、すでにお金があるけれども買収を単なる出口戦略とは考えず、株主を大事にしながら、事業運営を楽しむという、資本主義のお手本のような考え方を持つ企業群の経営者がバークシャー社には集まってくる
- 例えグリーンスパン議長が今後2年間の政府の金融政策を耳元で囁いてくれても、私がすることに一切変わりはない。
- 変化を続ける企業の将来を予測できるのは、簡単なケースに的を絞ってるからである。
- 「(BRKの事業形態は)株主にとってなにかしらの利点があるか? それとも、株主たちはBRKに投資するよりも、この68の事業一つ一つに投資する方が良いのでは?」。この質問は非常に重要であるだけでなく、株主の皆様自身で答えを出して頂く必要があります。
- バークシャーには独特の文化とビジネス・モデルがあって、これは常に強化され続けており、かつサステイナブルなものだ
- 留保することが株価を上げることに繋がるならば留保されるべき。そうでなければ配当にするべき。
- 1.財政的要塞を守る。巨額のキャッシュ、妥当な短期ローン、数々のキャッシュ源の確保。2.傘下企業のビジネス周辺の「濠」を広げ、二重の競合アドバンテージを確立。3.常に新しく多様な収入源を確保し開拓する。4.長年にわたって卓越した利益をもたらした優秀な経営陣の才能を広げ育て上げる。
- 「私たち夫婦が若かった頃、君の最もワイルドな夢に、私が大統領になるというのは含まれていたかい?」「ハニー、私の最もワイルドな夢の中にアナタは居なかったわ」 私たちが財産/災害保険事業に参入した1967年、私の最もワイルドな夢の中に今日の様な状況になることは含まれていませんでした。
- 多くの他社が行う買収とは違い、BRK社の買収には「出口戦略」はありません。私たちは買ったら持ち続けます。私たちには「入口戦略」はあります。「入口戦略」には6つの(厳しい)条件があり、その条件に合い、適正な価格で確実にリターンのある会社でしたら、海外でも国内でも探し続けます。
- 尊敬できる人のもとで働きなさい。
- リスクとは、「資産を保有する時間枠と切り離せないもの」
- 仕事するだけでハッピー ベストを尽くせる仕事に携わる事ができて幸運だ。
- 株は債券よりも利益が大きい。その理由は利益をあげた企業が、その利益を投資にまわせるから。
- 仮に株式を購入した翌日に市場が閉鎖され、その5年間取引が行われない事態になっても、私はいっこうにかまいません
- 株式はインフレに対する最善の防衛策で、ことにコスト上昇を価格に転嫁できる企業が望ましい、とバフェットは説明した。それでも、激しいインフレでは企業価値が蝕まれることがあり、それをバフェットは”巨大な企業サナダムシ”と呼んでいた。
- ”腰をすえて座り一日中読むこと”が賢明さを得る最もよい方法である
- "もし、あなたの会社が私たちの会社と上手くやっていけるとお考えでしたら、いつでも私にお電話を。
- イネビタブルズ 決して世の中から消えてなくならない必然的なもの
- 衝突を嫌うバフェットは、口に出して頼まずとも自分の思いどおりに事を運ぶスキルを磨き上げた。
- 時代遅れになる原則はそもそも原則ではありません。
- 彼らが私達の経営手法に合わせるのでなく、私達が彼らの経営手法に合わせる
- 錬金術は、それが冶金学に代わろうと金融上のものであろうと、最後には必ず失敗します。
- もしスーパースターをグレートな業績を残すために求めるようなビジネスは、グレート・ビジネスだとは言うことができません。
- (ゼブロン・バフェット)取引は几帳面にやること。反りが合わない相手もいるが、そういう相手とはできるだけ取引をしないようにする。信用を大事にすること。それがお金よりも大切だ。商売はほどほどの儲けで満足するように。早く金持ちになろうとしてはいけない。死ぬまで健康第一で暮らしてほしい。
- これまでの勉学を通じて、正式な学校教育にはほとんど関心が無く(学ぶことは好きだったが)なんでも自分ひとりで学べると思っていた。しかし、ハーバードに進めば、威信と将来の人脈というふたつの重要な物事が得られる。
- (インフレ環境に適応した企業について)資本を少し追加投入するだけで事業の実質成長によるよりも しばしばインフレによってもたらされる規模拡大を受け入れる能力を 持っている。
- (マンガーの言葉)勉強(物事を習う)方法を習うべきである。
- その企業が持っていると自分が考える価値より安いこと、そして正直で有能な人々によって経営をされていることがポイントです。
- (1959年のパートナーシップ)市場平均よりも高い利回りを、市場平均に投資するより低いリスクで達成した。
- 資本主義の「破滅の創造」は社会的に見ると非常に良い事にも関わらず、あらかじめ正確な投資を行う事を難しくしてしまいます。作り直し続けなければならない堀は、実はまったく堀など存在しないのと同じ事だと言えます。
- 卓抜したビジネスについては、その株価にかかわらず一切売るつもりがない
- 非常に良い結果をもたらす不確かなものよりも、ほどほど良い確かなものを選ぶ。
- 読みません。床屋に行って『散髪したほうがいいかな』と聞くようなものです(証券会社のレポートについて)
- 2007年、米ドルは他主要通貨に対しさらに弱くなりました。そして、この背景には疑問を挟む余地はありません。なぜなら、アメリカ人は他国で作られたものを輸入購入することを好み、自国生産されたものを買わないからです。
- 売上高が1000万ドルで利益率が15%の会社Aがあり、売上高が1億ドルで利益率が5%の会社Bがあるとします。私なら、Aをとります
- 分厚すぎる札入れを持つことは投資で優れた結果を得るうえでのマイナス
- 投資先から得られる利益は、投資先の利益が議決権が少なく会計上に計上されなくても影響がない。
- 低いことは低いが、それでもそれ相応の確率で、デリバティブは大きな問題を引き起こす。
- 価値は、その資産価値が存在する限りにおいて起こりうる、その現金の流入量と流出量(それは適当な利率で割り引かれる)が どれほどであるかによって決定される
- 自分の頭では理解できないようなテクノロジーが投資の決断に関わってくるような企業には手を出さない。半導体や集積回路について私は、名前も発音できないような昆虫の交尾についてと同じくらい、何も知らない。
- 問題が存在するときには、個人であろうと会社であろうと、いますぐに行動することです。
- 農地やマンションを家族で共同で所有するように無期限で付き合って行こうと考える企業を部分的に所有する
- 時間というのは素晴らしいビジネスには友達であっても、月並みなビジネスにとっては敵
- 恐れは流行に流される人には敵であってもファンダメンタリストにとっては友達
- 世論調査なんて考えることの代わりにはなりません。
- 人生の目的は、愛されたいと思っている人たちから、ひとりでも多く愛されることだ
- (BRKの経済原則について)バークシャーは、何10年間もこれらの原則を固く守っており、私がいなくなったあともずっと、そうし続けるでしょ う。
- 留保利益に関しては、1ドルを長期に留保し続けることによって市場価値で1ドル以上の価値を株主に分配できるかを判断して、それが賢明な選択かどうかを考える
- 経営陣が定着していることが望ましい。私達には補充することができない。
- パートナーである人々とテーブルのおなじ側にいて、みんなが事情を知っているようにしたかった。商売をする人間は、本来、そういうことはしないものだがね
- 市場を通じて傑出した企業の株式を少量調達する方が、交渉によって同社の株式をまるごと調達するよりも容易
- 新しい用語を使って同じことを語っても意味がない
- 始めから、チャーリーと私は、私たちが成し遂げたこと、そして成し遂げられなかったことを測る合理的でしっかりとした基準を持っていると信じていました。そのおかげで、パフォーマンスの矢がどこに刺さったのかを見てから、そこに的を描くという誘惑から逃れることができました。
- ある会社の株を割安で買って、その会社が別の会社を割安で買い、そこがまた別の会社を割安で買う。
- 他人が慎重さを欠いているときほど、自分たちは慎重に事を運ばなければならないということです。
- とても若い頃からビジネスや投資に情熱的に興味を持っていた
- すべてを考える必要はない。アイザック・ニュートンがいっているじゃないか。私はほかの人たちより少し世界を多く見てきたが、それは巨人の肩の上に立っているからだ、と。ほかの人たちの肩の上に立つのはちっとも悪いことじゃない。
- 手持ちの札で最高のゲームをする
- バフェットはミセスBのような経営者が好きだった--脚光を浴びるのを嫌い、蟻のように飽くことなく働く経営者だ--
- 並の会社をバーゲン価格で買うよりも素晴らしい会社を適切な価格で買う方が断然良い。
- 投資に際して、何10分の1%まで計算しなくてはならないようなことはないはず
- どんな場合でもバフェットは間接費をきりつめようとした。
- 取引の詳細は事前に決めておけ。
- 底値で買わなければならない、ということではありません。
- 掌中の一羽のほうが藪のなかの二羽よりもいいときもあれば、その逆のときもある
- 幸福というものは少しずつの進歩によって手に入るものであり、1回きりの成功によってでは決してない。小さな家から始まって、1つずつ部屋を建て増してゆく過程にこそ幸せがあるのであって、宮殿に住むことからではない。
- バークシャー・ハザウェイは、永久運動をつづける真空掃除機みたいなもので、企業や株を吸い込んでは現金を吐き出し、また企業や株を買うという仕組みになっている。
- 我々はオフェンスよりもディフェンスが上手く、それはこれからも続くでしょう。
- 当たり前の話ですが、今日の投資家は昨日の増益から利益を得ることはできません。
- 私たちの保険会社が公開株を買うことで企業を部分的に所有する
- BRKの過去の業績を模倣することは不可能ですが、確かなことは私たちがベストを付くし、皆様をがっかりさせないようにするよう努めていく所存であることだけです。
- 分散投資は富を守る。集中投資は富を築く。
- 投資対象の内在価値を評価し、リスクを予想し、安全マージンを駆使し、全力を注ぎ、自分が理解できる範囲内にとどまり、あとは複利に働いてもらう。
- 私たちにはCEO継承のための準備は十分に出来ています。なぜなら、私たちには3人の素晴らしい次期候補者がいるからです。役員会はもし私が死やその他私自身の能力が無くなってしまった場合に、誰を次期CEOに据えるかを完全に把握しています。
- バイ&ホールドを好む理由は利益が実現されたときに初めて課税が行われるからだ
- バフェットはバークシャー・ハザウェイの株主たちにスワップを持ちかけた。この取引によってバフェットは、現金収入を望む雑多な株主を一掃し、配当よりも成長を望む株主を主力にすることができた。
- どうせ苦労するなら楽しむ方が得。
- 大成功者になるためには、気がふれていると見紛うまでに憑かれたように点数稼ぎに徹することが必要だ
- 繰延税債務とは、国から無利息で調達し自ら返済時期を決められる借入金のようなもの
- ビジネスの世界では、常に、フロントガラスより、バックミラーの方がよく見える。
- 価値以外の理由で買う人々は価値以外の理由で売る可能性が高いと思います。
- 在り来たりな商品を売るビジネスにおいては最も愚かな競合相手よりも目立って賢く立ち回ることは出来ない
- 私は今後も更なるミスを犯すでしょう--ボビー・ベアーのカントリーソングの一節が買収事業に度々起こるミスについて表しています。「私は絶対にブサイクな女とはベッドを共にしないんだ。でも、起きたときにブサイクだったと気がついたことは2、3度あるがね。」
- (マンガーの言葉)この世の物事が貴方にとって不公平であると考えるのは、全く非生産的である。つらい出来事は良いチャンスである。
- (投資原則について)昔、チャーリーは、彼の最も強い野心を打ち出しました。「私の知りたいことは自分がどこで死ぬのかということだけです。そしてそこへは決していかないでしょう」
- 株主のみなさんが、バークシャーのオペレーション、目標、制限、および文化を理解しているのは、重要です。よって、毎年のアニュアルレポートでは、私たちを誘導する経済原則を繰 り返し述べています。
- 投資とは、消費を延期することです。いまお金を出して、あとでもっと大きなお金になって戻ってくるわけです。ほんとうに大事な問題はふたつだけです。ひとつは、どれだけ戻ってくるか、もうひとつは、いつ戻ってくるか
- グループ企業の経営者は既に裕福である為、バークシャーと仕事をしたいと思わせる環境を作るのが私達の役目。もしも立場が逆ならそうしてもらいたいと思う方法で彼らを公平に処遇する必要がある。
- その商品がどんなにおもしろくても、その将来を評価できないビジネスは避けます。
- 時がたつにつれて、アメリカのドルはほかの主要通貨のいくつかと比べて下落する可能性があると私たちは思っています。
- (インフレ環境に適応した企業について)市場占有率や販売量に大きな損失を与えるという恐れなしに 製品需要が単調で設備稼働率が低い場合ですら容易に価格を 上げることができる能力を持っている。
- 今日の投資家は昨日の成長から利益は得られない。
- 給料が一番多くても、打率が2割だったらふさぎ込んでしまいます。逆に給料が一番少なくても4割打てれば、それこそ大喜びするでしょう。大事なのは、自分が好きな事をとびきり上手にやることです。
- 市場予想はぜったいにやらない
- 私は株を買う理由を1ページ書き続けられないなら買わない。間違っているかもしれないが、私はいつも理由を把握している。
- 信頼できるシステムを見つけると、それを壊さないようにした。
- 例え今後10年間市場が閉まっても喜んで持ち続けられる株のみを買いなさい。
- 人の言葉には、その人の物の考え方がにじみ出てくるものです。
- バークシャー社は仕事を会社の最高の知識を持ったバフェット氏に集中した
- 株式を買う理由のもっともバカげているのは、値上がりしてから買うというやつです
- 買収する際に株式発行を選択するのは、それによって得られる価値が相手に与えるものと同程度の場合だけである
- ”能力の範囲”を自分のまわりに描いて、自分が間違いなく専門家だと思う3つの事柄(お金、ビジネス、自分の人生)の範囲にとどまる
- (買収について)興味があるかどうかは通常5分以内で回答できる
- 長期的な財政上の目的は、バークシャーの内在価値の1株あたり平均年間収益率を最大限に高める。企業規模ではなく、1株あたりの成長率で計る。
- 価格は重要だが売却の際の最も決定的な要素ではない
- バークシャー社の年次報告書の意義は、株主の皆様にバークシャー社の本質的(内面的)価値を見積もって頂くための情報を提供するためにあると考えています。
- 自分が理解し、自信が持てる範囲にとどまること。そして精神的な安定性だ。心の平静を保って、自分自身で決断を下さなければならない