ボブ・ディラン(Bob Dylan)の名言集

2014/04/08


ボブ・ディラン

ボブ・ディラン(Bob Dylan, 1941年5月24日)

アメリカ合衆国 アメリカの歌手・詩人・作曲家

本来の本名は、ロバート・アレン・ジマーマン(Robert Allen Zimmerman)だったが、のちに本名もボブ・ディランに改名している。
「ボブ・ディラン」の名前は、詩人のディラン・トーマスから取ったとも、また叔父の名前であるディロンから取ったとも述べている。

アメリカを代表するアーティストの一人として、デビュー以来多大な影響を同時代の人々に与えてきた。
詩人としてはノーベル文学賞にノミネートされるほどであり、20世紀半ば以降の文化において極めて重要な位置を占めているといえる。
ただし、ディラン本人も言っているようにミュージシャンというよりも、アーティストという言葉のほうが的確であると思われる。

  • この広い世界が君の目に光りますように。約束を守って嘘を嫌いますように。流される事なく流れを作りますように。毎日が君のはじまりの日。今日も明日も、新しい君のはじまり。
  • わたしなしで何年も過ごしたんだから、これからもそうするに越したことはない。
  • エルヴィス・プレスリーになろうと思ったことはあるけどね。エルヴィスみたいになれたとは思うけど、預言者になったなんて思わないよ。
  • 私はただの人間さ。
  • 冗談はやめてくれ。世界はぼくなんか必要としていない。何しろ、5フィート10インチ(約178cm)しかない体だからね。
  • 今流行しているものはすべて無視し、忘れるようにした方がいい。
  • 「伝説」の末席にでも加えてもらえるのはありがたいが、実態とはおよそかけ離れているよ。
  • 人は本当は男や女を探し求めているわけじゃなくて、自分の内側に潜(ひそ)んでいるものを目覚めさせてくれる人を探しているんだ。
  • いつかそのうち、おまえの為のあらゆるものが新しくなるだろう。
  • ただじっと座って曲をかいていればいいというものじゃない。ある水準に到達するためには、それだけのことを学ばなくてはならない。
  • 愛情を得るために遠く出かけて、2万、3万、5万という人の前で演奏することを必要とするパフォーマーもいるが、ぼくには必要ない。すぐそばにいる人からたくさんの愛情をもらっているから、それでいいんだ。
  • 人がどう思うかなんて気にしちゃいない。僕にとってのやりがいはいつも、やるってことそのものにある。
  • 時間を止めようと人はいろんなことをする。しかし、そんなことはできない。
  • ボブ・ディランは最初からいたんだ。ずっとね。ぼくが子供のときにもいた。子供が何者なのか親ですら知らないということはあるものさ。
  • ビートルズが「サージェント・ペパーズ」を出した頃・・・。その方向に行こうとは思わなかったよ。音楽はいつもシンプルなものにしたかった。
  • ぼくはもともとロックンロールも好きだったから、無意識のうちに演奏する音楽も二つのスタイルが混じり合ったようなものになっていたね。ほかのフォークシンガーとは違っていた。
  • なにかいいことがあったらそいつをものにしろよ。
  • 金は決してなにかを作る動機にはならない。「これはきっと大ヒットするぞ」なんて考えて作ったことはないね。
  • 今日が大事だ。明日ではない。いったい今の自分は何者なのだ、ということを追求するのだ。
  • 打ちのめされてもがっかりするなよ、要領よくやれば楽しくやれるさ。
  • 客が何を望んでいるか、なんてことを考えながらステージに立つのはやめよう。客が望むのは皆同じではないし、わずかの拍手をもらえる以外には何の価値もない別のものに忠実になっただけさ。
  • ぼくのいるところはいつも静寂だ。
  • 既成の秩序のあらゆるしがらみを断ち切ろうと考えていた。
  • 自分が何を欲しいのか分からないでいると、居たくもないところに行く羽目になった、なんて結末はよくあることだ。
  • ぼくはよそ者だった。ますます疎外感を感じた。違うのに道づれにしようとするんだ。
  • 詩を書くからといって必ず詩人ってわけじゃない。ガソリンスタンドで働いている人の中にも本物の詩人はいるよ。
  • 生きることは悲しいよ。生きることはさわぎだよ。
  • 良いことではないかもしれないね。誰も何も言ってくれないというのは。ときには誰か何か言ってほしいと思うよ。
  • ポピュラーソングは、数ある芸術の中でも唯一、その時代の「気分」のようなものを表現できる。だからこそ人気があるんだよ。
  • いい芸術家になるためには飢える必要はない。愛と深い洞察力と強い見解を持っていればいいんだ。それに堕落しないように努力しなければならない。妥協しないこと、それがよい芸術家に必要なことだ。
  • ずっと、自分と自分の歌は同じものだと思ってきた。でも今はそう思わない。ぼくがいて歌があるんだ。聴く人すべての歌でもあってほしい。
  • ぼくの苦しみを理解できるかい?危険を冒すのは承知かい?それともきみの愛は見かけ倒しなのかい?
  • あなたは、あなたの思考なのです。あなたは、あなたの目標なのです。あなたは、あなたの行動なのです。
  • ぼくは愛情を求めて仕事をすることはない。
  • うまい連中はいたが人を魅了できない。人の頭の中に入れないんだ。
  • 美しい声とメロディー。それが当時のサウンドだ。
  • ああ、ステージに上がっちゃう客もたまにいるけど、そういうのは・・・・さっさとスイッチを切ってるやるよ。頭でも蹴とばしてさ。そうすりゃ、分かってくれる。
  • 未来への希望だって?私は常に恐れを抱きながら未来のことを考えてきたよ。
  • 自分のことを「伝説」だなんて自分で言うわけがない。雑誌の編集者や新聞の記者がぼくをもてあそんでいるだけさ。
  • 生半可に知っているのは危険なことだが、大いなる無知も同じようにまずい。
  • 僕に会ったのことのある人、聴いたことのある人、または見たことのある人でもいい、僕について自分の書きたいように書けばいい。だって分からないよ。その中に、本当に素晴らしいものがある可能性だってあるわけだからね。
  • 「なぜ超現実的な歌を書くのか?」そういう質問こそ現実的ではない。
  • 尊敬する人? 思いつかなくもない。LAのガソリンスタンドで働いてるお年寄りだよ。どういう人って、キャブレターを直してくれた人だよ。
  • 理想の男、理想の女というのは存在しないんだ。
  • 来週に何をしようとしているのかさえわかっていない。ぼくの生活は、歌を書き、レコードを作り、ツアーをやることだ。それだけでほとんどのぼくの時間は終わってしまう。
  • 批評家には確かに人を破滅させ、殺してしまう力がある。でも、僕は彼らが何言うのをじっと座って聞いているなんてゴメンだね。
  • ギターだけで歌をうたって、うまくやってはいたが退屈でたまらなくなった。自分の今の音楽をどう呼べばいいのかはわからない。「フォークロック」とは呼ばないな。
  • ママは工場、靴を履いていない。親父は裏通り、食べ物を探している。僕はキッチンにいて墓石のブルースを抱え込んでいる。
  • ある時からぼくに対して歪んだ見方をする人が出てきた。
  • 6日でできないようなレコードなら作らないよ。
  • 記者「フォークソングをどう定義づけてますか?」 ディラン「大量生産を合法的に具現化したもの」
  • コトバという武器で、わたしは抵抗し、すばやくツバをはく。
  • 真実を書かなくちゃいけない。誤解されるわけにはいかないんだ。
  • どの曲も“グッド・ラック、うまくいくといいね”って終わっていってるよ。
  • 誰もが自分の中に自分だけの真実を持っているなんて嘘だ。神が得意満面の人間を嫌うのは確かだ。厄介な話だが。
  • 罪業を重ね続けずにいられないのだとしたら、どうか堕落した生き方だけはやめておくれ。
  • 何もかもが失われた時にも未来だけはまだ残っている。
  • 『世界一素敵な花嫁よ』胸を張って言えるのは、あなたの娘だから。
  • どういう言葉を使うのか、言葉をどういう風にはたらかせるのか。歌でも詩でも大事なのはそれだ。
  • 「風に吹かれて」がいい曲かどうかわからないけれど、時代に合っていたと思う。あの歌は歌われるためにあった。
  • ぼくがこういうことを言うのは変かもしれないが、華やかな場所に出るのがさほど好きというわけではないんだ。
  • 僕の持っている可能性の50パーセント、時にはもっと少ないパーセントしか生きていないんじゃないかって考える時がある。
  • さまよう人よここに集まれ。君の周囲の水かさが増してきていることを知れ。まもなく骨までずぶぬれになるとわかるだろう。君にとって時間が節約する価値のあるものならば泳ぎ始めた方がいい。さもなきゃ石のように沈んでしまうだろう。時代は変わりつつあるものだから。
  • ほんとの愛を知らないのに大人たちは卑屈になってる。
  • 何もかもが暴騰してる。車のタイヤみたいにパンパンさ。
  • いま、ロックだと思われているものは、ロックの墓石なんだ。それが10億ドル単位のビジネスになっている。こんな話まじめに聞いても無駄だよ。
  • 音楽なんて元々何の価値もないんだから違法DLは問題ないじゃないか?
  • 記者「今までで最も不思議な体験は?」 ディラン「アンタも味わってみるかい?」
  • 偉大なパフォーマーには、共通したものがあった。君が知らないものを私は知っているという目だ。ぼくはそういうパフォーマーになりたかった。
  • もう思い直すなよ、これでいいんだから。
  • 犬は自由でいられるのに 人間はそれさえも出来ない
  • ここで何かが起こっているのに、あんたはそれが何なのかわからない。
  • ああ、今週は1位だったね。でもランキングなんてどんどん変わっていくものだから、あまり気にしていないよ。
  • 最高の演奏はステージ上で生まれる。大切なのは観客に届くことだ。
  • 人々は狂気に取りつかれ、時代はおかしなことになってる。これまでは気にしていたけど、いろんなことが変わってしまった。
  • 神がいつも君を祝福し、護ってくれますように、君の願いがすべてかないますように。
  • あくまで自分がショーをコントロールしなければならない。それができないのなら、ラスベガスかどこかに引っ込んでるほうがましだよ。
  • 成功は失敗と同じ。
  • 「言いたいこと」だって?「電球のように冴えた頭を持て」かな。
  • 誰であれ場違いな場所にいてはいけない。
  • あのころ自分はずいぶん年をとっていた。今はもっと若い。
  • どういうのが良い夫なのかぼくはよくわからない。うまくできることもあれば、できないこともあるよ。
  • ぼくは懐疑的な人間ではない。ただ、他人が信じるよう勧めてくるものの中に、信じられるものが見つからないだけだ。
  • 何もかも運命のひとひねりのせいさ。
  • 映画の中のジェームス・ディーンやマーロン・ブランドを知ることで、過去と縁を切ることができた。
  • 良い教師を雇うと高くつく。悪い教師はもっと高くつく。
  • 世界をどう見るかで、何者であるかが決まる。
  • 苦しむ側につく者が政治的人間とは限らない。
  • いつも、今日と明日のことを一番に考えればいいのさ。
  • 穴の底に落ちてみるのもいいものさ。
  • マスコミはぼくを社会派ソングライターにしようとした。最初からそうじゃないのに。
  • フォークソングは、古い歌を作り変えることができる。ぼくは、それにのっとって曲作りをしているだけだ。決して画期的なことじゃない。
  • 記者「あなたの思想は右寄りですか?左寄りですか?」 ディラン「中央寄り」
  • すべての言葉は、人それぞれ違ったイメージを持つものだ。
  • 今はほとんどの音楽が機械で作られて、どの曲も音が全部同じだ。だが、そういう音楽を気に入っていない若者も大勢いるんだ。
  • ほかの誰かになろうと思ったことなんかない。12歳の時からずっと音楽をやってる。ギターを弾いていられればそれで良かったんだ。
  • 記者「あなたは歌手?詩人?」 ディラン「歌って踊る芸人だと思ってる。」
  • 泳ぎ出したほうがいいよ。そうしないと石のように沈んでしまう。
  • 人間は皆、時間をつぶそうとして、そうしている間に時間が足りなくなる。
  • プロテストシンガー?いや、数学シンガーじゃないかな・・・・。飢えと渇きをテーマに歌うことはあるけどね。
  • 恋やセックス以外にも重要なものがあるんだ。
  • 聴かない人がいても無理に聴かせようとは思わないな。
  • 実際に芸術を作り出すのは、神話の後ろに隠れた、血の通った人間だ。
  • ブーイングは素敵だ。逆に、やさしさが人を殺す場合がある。
  • 目を大きくあけてほしい。チャンスは二度とやってこないのだから。


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